Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2008.02.17
バビロンへと捕囚にされたダニエルたちはバビロンの教育を受け、バビロンの名前を得ました。ネブカデネザルのバビロン化教育策です。彼らは王の権威を認め、かつ服しつつも、バビロンの食物や酒で自分を汚す事を注意深く避けました。ここに知恵が必要です。私たちはバビロンの寄留者ですが、いつも対決するわけではありません。普通はこの日本国家の主権に服し、天皇に敬意を示す事は何ら問題ありません。が、信仰の良心は守る必要があります。かくして彼らはバビロンの知識においても秀でて、王にとっても有用な人物となりました。が、バビロンの挑発によって偶像を礼拝する強要を受けたときには明確に誰が真の神で、誰に従うべきか、彼らは議論する事もなく、証ししたのです。自分の体のいのちをかけて、主に頼りました。そして主こそがまことの主権者であることを証明したのです。私たちも現在はこういった対決の場面はないかもしれませんが、小さなことにおいて、世のものに頼るのか、主ご自身に頼るのか、絶えず問われるのです。この時の私たちの選択こそが信仰です。私たちは世に生きていますが、世のものではなく、真のアイデンティティは神の子、真の国籍は天にあります。この意味で神のキングダムの市民であることを絶えず思い起こし、世に対して知恵を持って関わり、主を信頼し、主の備えと守りに寄り頼みましょう。バビロンで鍛えられることは、いずれ神の国のために用いられる準備でもあるのです。
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■ダニエル1−3章
@神殿と祭具のバビロン(シヌアル)への移送(1:2)→世に捕囚とされる Aバビロン化教育の有様(1:3-5)→言語=アラミック、数学、天文学、歴史、科学、魔術などの教育と改名(1:7) ・ダニエル(神はわが裁き)→ベルタシャツァル(ベル神よ、彼の命を守りたまえ)注:ベル=マルドゥク神(バビロンの神) ・ハナンヤ(主は恵みを示す)→シャドラク(アク神の命の下で)注:アクは月の神 ・ミシャエル(誰が主のようであるか)→メシャク(誰がアク神のようであるか) ・アザルヤ(主は助ける)→アベド・ネゴ(ネゴのしもべ)注:ネゴ/ネボは読み書きの神 B彼らの生き方(8-16節):バビロンの汚れから自分を守る;バビロンの学問に進む(1章17-21節) C思慮深い行動(2:14)→主に守りを祈り求める;まことの神はどなたか(2:20-23) D世の人々の挑戦(3:8)に対する証しとコンフロンテーション(3:17-18) E国家と教会(エクレシア)の関わり:主権の違い(ヨハネ17:15-16;18:36);私たちは直接にキリストの頭首権に服することができる(詩篇133編)→世での生き方(ピリピ2:15;1テモテ3:9)
■暗証聖句
ダニエル3:16 このお定めにつきまして、お答えする必要はございません。 3:17 わたしたちのお仕えする神は、その燃え盛る炉や王様の手からわたしたちを救うことができますし、必ず救ってくださいます。 3:18 そうでなくとも、御承知ください。わたしたちは王様の神々に仕えることも、お建てになった金の像を拝むことも、決していたしません。検索 清い [新共同] 新約
Tテモテ3:9 清い良心の中に信仰の秘められた真理を持っている人でなければなりません。
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