Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.02.24

時を見る目D


ダニエルの3人の友人はネブカデネザルのチャレンジを受けて、偶像を拝することを明確に拒否しました。そのため普段着のままで縛られて7倍に燃える火の中に入れられましたが、人の子がそこに伴われ、彼らは縄が焼かれ、むしろ自由に振舞うことができました。こうして一切の害を受けることがなかったのです。私たちの出会う火の試練も私たちの信仰を洗練するものであり、その火で焼かれる事はむしろ私たちを縛っていた縄目を焼き尽くし、私たちが自由を得る機会となるのです。むしろ私たちを束縛したネブカデネザルの部下たちが焼かれてしまうのです。主は私たちがこの世で生きるとき、何らの害も受けることないと約束され、私たちを守ってくださいます。私たちの試練は耐えられないものではなく、むしろ耐えられるように逃れる道も備えられるのです。かくして私たちの信仰が火で焼かれるほどに、すなわち十字架の死と復活の原則に従って歩むほどに、私たちは主の前で確信を持つことが出来ます。これによって来るべきキリストの裁き座をクリアすることができるのです。今の時代に無駄なものが焼かれてしまう事。これは幸いな経験です。しかも主は私たちに無理な要求はされません。私たちの弱い部分には必ず十分な恵みが伴いますし、私たちの霊的歩みの原則は、それぞれ達し得たところに従って歩めばよいのです。


<<週報メッセージアウトライン>>
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=火で試される=


■ダニエル3章
@試みを受ける3人(3:12-20)
Aネブカデネザルの真の相手=まことの神(15節)→彼は主を挑発し、主に挑んだ
B3人の信仰の証し(16-18節)
C焼き尽くす炎:ネブカデネザルの部下たちと3人を縛っていた縄を焼く(22,25節)→火の試みは逆に私たちを束縛から解放する(1ペテロ1:7;4:12-14)
D3人を守る4人目の者(25節):天使あるいは受肉前の人の子→人の子の祈りによって私たちは守られる(ヨハネ17:15;1ヨハネ5:11);主の約束(ルカ21:18)
E試みの性質(21節):普段着のまま→日常の生活において(1コリント10:13)
F王の認知=主を認める(26節)→主を褒める(28節)
G王による3人の処遇(29-30節):世での地位や処遇は信仰の結果として与えられる
H私たちの受ける査定(1コリント3:10-15;2コリント5:10)→キリストの座=ベマ;永遠の滅びへの裁きではない(白い御座の裁き)、報酬を受けるための査定(ローマ2:6;1コリント3:14)
I神の原則:私たちに何かを要求される時は恵みも伴う、各自の達しえたところに従って歩めばよい(ピリピ3:16)


■暗証聖句
ダニエル3:25 だが、わたしには四人の者が火の中を自由に歩いているのが見える。そして何の害も受けていない。それに四人目の者は神の子のような姿をしている。


1コリント3:13 おのおのの仕事は明るみに出されます。かの日にそれは明らかにされるのです。なぜなら、かの日が火と共に現れ、そのはおのおのの仕事がどんなものであるかを吟味するからです。。

2コリント10:13 あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

1ペテロ4:12-13 愛する人たち、あなたがたを試みるために身にふりかかる火のような試練を、何か思いがけないことが生じたかのように、驚き怪しんではなりません。むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。

ピリピ3: 16 いずれにせよ、わたしたちは到達したところに基づいて進むべきです。