Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2009.01.18


心の置き所

心の置き所。信仰の対象。現代においてはこれがますます問われます。多くの人々が目に見える人や教えや実行などに信仰をおいていますが、これが次々に覆されているのです。私たちが失望する時は幸いです。その時こそ、自分が何を信じ、何に委ねていたかが分かるのです。私たちが委ねる対象を何度も何度も探っていただき、また自分でも問いましょう。現代は先の見えない、不安と恐れ、そして偽りの時代です。この時代を生きる私たちにとって、唯一の羅針盤は、御言葉です。この御言葉こそが私たちの足のともし火であり、私たちの人生を確固たるものにするのです。不安は自分のコントロールが効かなくなる時に生じる情緒的反応であり、恐怖は自分に危害を加える対象に対する情緒的反応です。特に前者は心の置き所が間違っている時に生じます。私たちには様々の事態をコントロールする能力はありませんが、それができるお方を持っているのです。この方は最善の御心を私たちに対して持っておられます。この方がコントロールして下さっていることに頼るのです。恐怖については特に日本人の場合は人を恐れることが多いのですが、鼻で息をする者は私たちに対して何もなし得ません。サタンですら、神の許しの範囲でしか事を成し得ないのです。偽りについてはすべての人を偽りとしても神を真実とせよとあるとおりです。不安と恐れと偽りに対抗する道はただイエスご自身にあります。イエスは「神はわが救い」と言う意味であり、平安と安息と真実なるお方です。現代におけるまことの精神安定剤であり、まことの錨であり、まことのナビゲーションシステムであるのです。なぜなら主は私たちの前を歩み、また後ろを守って下さるお方だからです。 


<<週報メッセージアウトライン>>
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=心の置き所=


聖書:詩篇62編

@救いのルーツ=神ご自身;イエス=「神はわが救い」の意味
A現代は−
 ・不安の時代=自己制御できないことに対する反応(箴言12:25)
 ・恐怖の時代=特定の対象に対する反応(例:最近の犯罪)
 ・偽りの時代=口先で祝福し、腹の底で呪う(cf.2テモテ3:2-3;ローマ3:3-4)
B神こそが真実にして、救いと栄えの源であり、この方に頼る時、動揺しない
C神のみ前に心を注ぎ出す(例:ハンナ)
D人の子の虚しさと欺瞞性(イザヤ2:22;1ペテロ3:14;ローマ3:10-11)
Eパワー信仰:私たちは弱さを誇り(2コリント11:30;12:5,9,10)、神を誇る(1コリント1:31)
 →力に対する誘惑は自分で自分を守ること、しかし主ご自身が前と後ろを守ってくださる(イザヤ52:12)


●暗証聖句●

わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。
神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは決して動揺しない。
わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。
神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。
わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。
民よ、どのような時にも神に信頼し/御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。

「見よ、わたしはシオンに、/つまずきの石、妨げの岩を置く。これを信じる者は、失望することがない」と書いてあるとおりです。

すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。