Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2009.09.13

エクレシアとは(2)

今日のニッポンキリスト教では牧師が信徒から搾取し、信徒は牧師を憎み、告発し、なじり、また裁判にすら訴えるといった悲惨な現状が展開しています。彼らは自分が正義であり、相手は悪、よって互いに何でもなし得るのです。キリスト教の歴史の中で魔女裁判や異端審問において何がなされたかはよく知っているはずです。最も深い被害を受けているのは、実は神ご自身です。神の名が汚され、貶められ、世とサタンの笑いものとされているのです。しかしそれはキリスト教会の歴史に過ぎず、エクレシアはそれとは別の次元に永遠に存在しています。私たちも目を開いていただき、自分が何者であり、エクレシアとは何であり、神が何をなしてくださり、また下さっており、そして将来においてなして下さるのか、十分に御言葉に基づいて知る必要があります。エクレシアは神の家、家族の集う場、キリストの充満、そして真理の柱、キリストの花嫁、キリストのいのちの共有体。それは具体的に私たちが生きることにおいて、互いの交わり・関係性の中で、キリストを中心にして共有されるものです。セレブレーションのように大勢で集まること場面でも、二、三人が集まる時も、原則は同じです。それは方法や手順の問題ではなく、キリストの名の中に集まるかどうか。これがすべてです。キリストの名はキリストご自身であり、キリストは御霊にあって私たちの中におられ、また互いの交わりにおいて臨在される方。今後、ニッポンキリスト教は互いに食い潰し合って自己崩壊に至るでしょう。しかしエクレシアは永遠であり、キリストが守り、育て、いつくしみとあわれみの存在としてあり続けるでしょう。


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=エクレシアとは(2)=


聖書:1テモテ3:15;エペソ5:27

@神の家、真理の柱:家とは家族の集うところであり、真理が柱。
  ・家族とはいのちの共有体
  ・真理とはキリストご自身であり、神がキリストにあって成就された霊的事実
  ・家族におけるキリストご自身とその幸いな事実の分かち合いが私たちのコイノニア(交わり)

Aキリストの花嫁:しみもしわもその類の一切ない花嫁として整えられる(創世記2:23)
  →いずれキリストに迎えていただけるという希望にあって生きる者(cf.黙示録21章)

●暗証聖句●

1テモテ3:15 行くのが遅れる場合、神の家でどのように生活すべきかを知ってもらいたいのです。神の家とは、真理の柱であり土台である生ける神の教会です。

エペソ5:27 しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。

5:31-32 「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」 この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。