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キリストと共に
イエス・キリストとキリスト者の関係を考えてみましょう。イエス・キリストとは、あなたにとってどのような関係にある御方ですか？各々のもつイエス・キリストに対する思いによって様々な答えが出るでしょう。ある方にとっては導いてくださる方、あるかたにとっては教会の頭など。この思いはキリスト者としての歩みによって変化してくるかもしれません。
イエス・キリストを婚約者としてみて見ましょう。私たちにとってイエス･キリストは親の決めた婚約者であり、恋人でもあります。雅歌はそのイエス・キリストとキリスト者の関係を表現していると言えるでしょう。登場する若者はおとめに完全にひかれ、おとめを求め続けます。何故なら外見が美しいから！ダビデもバテシバの美しさに魅かれ、罪を犯しました。では、私たちは婚約者に愛されるの？外見に自身のある方もいらっしゃるとは思いますが。答は
YESです。私たちがキリストを着ている限り。キリストと共に歩むとき、キリストにとどまらず、キリストを脱ぎかけるときもあるでしょう。この歩みにおける心の変化を、雅歌のおとめに読み取れます。最初は「愛する方は私のもの」と考えていたおとめは、最後には、「私は愛する方のもの」と変化しています。自分のものから、キリストのものへと見方が変化したのです。これこそキリストを着ていく過程そのものでしょう。外見を整えてくださるのはキリストです。私達がおこなうのは、キリストのものになっているという思いに、どまることです。
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