Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2010.05.02

ただ恵みに頼る

私たちにが救われたのはただ恵みによりました。恵みとは受けるに値しない者が何かを無代価で得ることです。私たちの何にもよらず、ただ神の一方的ないさおしにより、私たちは義とされ、永遠のいのちを得て、神の子とされました。私たちが何も誇るところがないのです。罪の増し加わるところには恵みも増し加わりました。私たちの弱さの中に神の恵みは働きます。つまり神の恵みと人の何かは互いに背反なのです。もし私たちが自分の義に頼るのであれば、神の義は働きません。もし私たちが自分の義を放棄するのであれば、神の義は恵みによって働きます。神はすべてのことを神の知恵と方法とによって成就することを願われるのです。私たちの何かが一切介在しないとき、神の業はなされます。これが私たちの救いの瞬間でした。そして私たちの歩みもまた私たちの何かに一切よらないのです。すべては神から発し、神の中で、神のために成就されます。神は恵みを通して私たちのうちと外で働かれ、ご自身の義を証し、ご自身の知恵を示され、ご自身が何者であるかを証明されるのです。私たちはそのための媒体に過ぎないのであって、私たちという存在は、自分自身ではその存在自体を維持することもできません。ただ神の恵みが働く場として、神の力が現れる手段として、神によって用いていただくだけです。したがって私たちが自分の弱さを覚えるほどに、神の恵みが働く機会となるのです。ただこの一方的な恵みに頼りましょう。


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御言葉:ローマ3:24;5:15-21;6:14;2コリント12:9


 @恵みによって義とされる(ローマ3:24)
 
 A神の恵みは豊かに注がれる(同5:15)
 
 B恵みによって無罪とされる(同5:16)
 
 C恵みによって生き、また支配する(同5:17)
 
 D罪が増し加わると恵みも増す(同5:20)
 
 E恵みは義によって支配し、永遠のいのちをもたらす(同5:21)
 
 F私たちの弱さに働く恵み(2コリント12:9)