Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.02.27

時代を聖書で見るJ

神はいのちと木と善悪を知る木をエデンの園で置かれました。もちろんアダムとエバがいのちを取るためです。しかし善悪の木の道に落ちた人を救うために、神はアブラハムを召し、女の種の約束を与えました。それはキリストですが、その前に、イスラエルを取り扱うためにモーセによって律法を与えました。律法は神への従順か反逆かの道を提示しています。人は自ら従順の道は歩めませんが、キリストが歩んでくださり、キリストが得たもの、さらにキリストご自身のいのちが私たちに吹き込まれました。かくしていのちの木へと回復された人々がエクレシアです。現在、神は地上世界をイスラエル中心に、霊的世界をエクレシア中心に動かしておられます。それは車の両輪であって、私たちエクレシアは自己中心になって閉じ籠っていてはなりません。イスラエルと共に神の経綸に与る必要があるのです。今の中東の混乱は今後の「ヤコブの苦難(大艱難)」への序章です。「イスラエルの平和のために祈れ」とあるとおり、今こそ本質的選びにあるエクレシアは、経綸的選びにあるイスラエルのために祈る必要があります。彼らを通して御言葉とメシアが地上にもたらされたのです。かくして神の選びにあるイスラエルとエクレシアに対する、神に拒絶された者から嫉妬・妬みによる攻撃は増し加わるでしょう。なぜなら神の敵サタンは自らの運命を知って、最後のあがきに出ているのです。目先の混乱はすでに終わった事実です。そこから現在を逆算するのです。すると森羅万象はただ神の御子へと収斂していくことが分かるでしょう。イスラエルもエクレシアも御子へもたらされることこそが神のご計画の核心なのです。


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終わりの兆候

@マタイ24章の徴を2011年に起きた事件と比較


A終末の霊的ダイナミクス:選ばれた者と拒絶された者の相克により嫉妬・妬み→殺人
   ・カインとアベルの相克→イシマエルとイサク→エサウとヤコブ→サウルとダビデ
    →ヨハネとイエス→兄と弟→籾と籾殻→山羊と羊
   ・嘲る者たちが出現(2ペテロ3:4)、教会の廃教(1テモテ4:1;2テサロニケ2:3)


Bイスラエルとエクレシア:経綸的選びと本質的選び(ローマ10章)
 ・世界の動きはイスラエル中心
 ・霊的世界の動きはエクレシア中心


C究極的には御子に収斂(ヘブル1章)


参考:イスラエルの歴史

・1897年:シオニストが最初の会議
・1917年:英国アレンビーがエルサレムを征服
・1947年:国連がイスラエル建国を認知(1948年発効)
・1967年:6日戦争、奇跡的勝利(ヨベルの年
・1997年:アダム創造BC4004年より6000年(アッシャー&ライトフットによる)
・2017年:2011年より7年目(2011年は86月の条件を満たす)


数字の意味:
・20:贖い(2歴代誌4:1)
・50:ヨベル(レビ25:10)&ペンテコステ(レビ23章)
・70:人の生涯(詩篇)、7×10
・100:ヨベル2回分
・120:モーセの寿命&箱船建造期間(cf.創世記6章)
・6000=120×50


神の算術?:
・1897+ 20=1917       ・1947+20=1967
・1897+ 50=1947       ・1947+50=1997
・1897+ 70=1967       ・1947+70=2017
・1897+100=1997       ・1967+50=2017
・1897+120=2017