Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.03.13

義の太陽

このところ寒い日が続いていますが、寒い夜が明け太陽の光を浴びる時、光の温かさを実感します。旧約聖書最後に登場するマラキは、主の再臨を義の太陽でたとえ、敵にとっては焼き尽くす火であるとともに、キリスト者にとっては癒しであることを記しています。まさに神の義は敵にとってはさばきですが、キリスト者にとっては太陽の光と同じく癒しであり救いです。その義の光によって私たちの罪が解放され、いのちが流れ、心と体が癒されます。また私達キリスト者はいのちの力で大祭司となられたキリストにつく者達であり、いのちによって統治される者達です。神の義のキーワードは、このいのちにあります。そして主は、人の知恵や技術の全く及ばないところでいのちを成長させます。今日はこの神の義と人の義の違いを、いくつかのたとえでみてみます。重要なことは頭で主を理解し、主に近づこうとするのではなく、アブラハムのように一人ひとりに与えられたいのちの感覚を大切にし、主に信頼することです。イエスの預言されたこと(マタイ24章)が夜明け前に向かって次々と起こっていくでしょう。そして益々様々なうわさが流れ、あざける者達がいろいろなことを流布するでしょう。「神はどこにいるのか?」と。ますます主との交わりを深くし、与えられたいのちを燃やし続けることが重要となってきました。
 


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1.義の太陽 マラキ4:1-4

2. 義について

2-1 義とは

    旧約 ツェデク(tsedaqah)、新約 ディカイオスネー(δικαιοσυνην)。

    神の要求:ミカ6:8

    @ 十字架によって義とされた。2コリント5:21、ローマ3:25-26

    A 信仰によって義とされる。創世記15:5-6、ローマ3:28

2-2 人の義との違い

人の義: イザヤ64:6

神による義: @ 罪からの解放、A 神との和解、B いのちの流れ、C 必要の満たし。D 公平、公正

な裁き。マタイ6:33

3. 神の義と人の義の違いをたとえでみる。

3-1 種まきのたとえ マルコ4:26-29

3-2 タラントとミナのたとえ マタイ25:14-30、ルカ19:11-27

3-3 ブドウ園の労働者 マタイ20:1-16

3-4 不正な管理人 ルカ16:1

結論

再臨の時に義の光がさし、敵を焼き尽くす。我々にとっては癒し。

神の義のキーワードは、罪の解放といのちの流れ。キリスト者はいのちの力による大祭司(ヘブル7:16)に

つく者であり、いのちによって統治される者(ローマ5:17)。

詩篇

119:142あなたの義は、永遠の義、あなたのみおしえは、まことです。

119:143苦難と窮乏とが私に襲いかかっています。しかしあなたの仰せは、私の喜びです。

119:144あなたのさとしは、とこしえに義です。私に悟りを与えて、私を生かしてください。