Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.05.22

時代を聖書で見るM

ここで黙示録、否、啓示録の原点に帰ってみましょう。これから起こる事件や現象に心を奪われることのないように。このシリーズの最初に述べたように、啓示録は「イエス・キリストの啓示」です。イエスがどなたで、何をなされ、何をなして下さるのか。このことを啓示しているのです。4章に戻ります。ここにはまず開かれた門が天にあります。私たちに対して天の門は開かれているのです。ベテル(神の家)でヤコブが見た幻、天からはしごが地に立てかけてあるのです。私たちはヨハネと同様にここを昇り天の開かれた門に入ります。この箇所を携挙とする人々もいますが、私はこれはヨハネの個人的経験と見ます。私たちが見つめるべきは自分ではなく、開かれた天の門です。そのとき霊に満たされるでしょう。そこで玉座に座しているお方を見るのです。碧玉の色は緑、いのちの象徴;赤メノウは赤色、贖いの象徴;緑玉も緑で生命の象徴です。ここに虹があり、それは契約の象徴です。24の長老たちの座があり、白い衣を着、金の冠をかぶった24人の長老が座しています。玉座の前には7つの灯火、霊があります。その前には水晶のようなガラスの海になっていました。ここで見る事ができるのは、神の7つの霊が、24人の長老たち(御使いたちの)と共に、これから起こるべき事象をすべて支配しており、贖いから開始されたその御業を最後まで完成させることを象徴しています。私たちの人生はこの玉座からすべて支配されているのであり、あらゆる状況はすべてこの神のご計画が成し遂げられるために配剤されているのです。啓示録のもろもろの現象を見るとき、この方の御座から、この方の視点で、すべてが完成されていることを十分に知る必要があります。そこからすべて現在を逆算するのです。そのときキリストにある私たちのいのちも、嗣業も、勝利も、栄光も、すべてはすでに成就されていることを知るでしょう。ただ感謝して受け取るだけです。


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=真の賛美と礼拝への招き=

@私たちが見るべきもの:玉座に座すその方

A天の門は開かれている:霊に満たされること→玉座が見える(創世記28:12;エゼキエル1:1;使徒7:55;);私たちには天の至聖所に至る道が開かれ(ヘブル10:20)、まことの門がおられ(ヨハネ10:9)、まことの大祭司がおられる(ヘブル3:1)

B碧玉(透明でみどり=いのちの象徴=神の栄光、21:11)、赤メノウ(赤色=贖い=子羊の血)→旧約の大祭司の胸当ては赤メノウから始まり、碧玉で終わる(出エジプト28:17-20)

Cエメラルド(緑玉)の虹(緑は生命の象徴、虹はノア契約;創世記9:9-16)

D24人の長老たちの座:24=2×12(永遠の統治の完成;マタイ19:28)

Eガラスの海(15:2):火による裁き→ガラスのように透明

F4つの生き物:ライオン、若い雄牛、人間、鷲(cf.エゼキエル1:10)→這う物(蛇の象徴)と海の物(死の象徴、20:13)が排除されている;贖われた全被造物の象徴またキリストの4面(王、犠牲、人、上げられた者)

G賛美と礼拝の光景:長老たちは自分の冠を投げ出し「あなたこそ・・・!」→今の私たちの賛美と礼拝はこの天の光景の前味わい

H真の礼拝は神の裁きと主権に服することから!