新たな歩み

主イエスキリストは弟子達の任命の前と、復活されてから弟子達に大宣教命令を告げる前に、山に登って来るように指示されました。弟子たちはそれに応え、新たな活動が開始されました。そして最近の祈りや兄弟達のメッセージを通して、主は私たちにその山に登るように呼び掛けられていることを感じます。その主への呼びかけに応えるのは、一人ひとりです。この場合、ペテロのように無邪気に応えて登って行きたいのですが、それができず重たい気分になっている自分を見つけます。主の地上での目的は、御自分の栄光を現されることであり、それ以上でも以下でもありません。そのための器を求めておられます。その器となるための歩みは、“自分”中心ではなく、“神”中心の歩みでり、常に出っ張りたい“自分”を抑え、主の御名のみを現すことにかかっています。 ペテロは山に登り弟子に任命されましたが、相変わらず自分中心の信仰でした。そのため主イエスキリストを三度否定するという試練に遇わされ、自分の意志ではないところにつれて行かれるまでに変えられます（ヨハネ21:18）。主イエスキリストは決して弟子たちを見捨てません。主の栄光を現す器となるために、弟子たちを試練によって変えるのです。山に登る決意をされた方は、主の栄光が現れるまで耐える必要があります。その栄光を見るのは、この上もない祝福です。！