永遠の中での礼拝

救いがもたらされるときの霊的課程と事実は厳格なまでに水・血・油と順序正しく個々
人に及んでいるのを‘使徒の働き’は伝えています。そしてこれら一連の動きに天に挙
げられたイエスが遣わされた聖霊が関わっています。しかしその働きは決してワンパターンではなく、オリジナリティーです。-- まさに伝道者の証のとおり、「神のなさることはすべての時がかなって美しい」  です。--そしてそのオリジナリティーのなかに主イエスの花嫁を得ようとするひたむきさ、繊細さといった性格の一面が伝わってくるのです。
今回、ピリポによるサマリヤでの宣教の様子を取り上げたいと思います。本来救いを受けるにあたって、水と血がしっかりもたらされていれば何も問題なく、自動的に油（聖霊）を受けられるはずなのに魔術師シモンの場合、問題が露呈します。その問題はシモン特有のものではなく、現代の信仰者にも潜んでいるように思われます。そのことは礼拝にも影響を及ぼしています。そのことをともに考え交わりましょう。しかし結論は、私たちは既に永遠の中で自由を満喫しつつ礼拝に望んでいるのです。