マリア・マグダレン ■姉妹はバイブル・カレッジ・テープの聴講生の方です。「Dr.ルークの日々のココロ」2004年7月20日をお読みになって、ご自分も2回の中絶経験を経て、真の主イエスの赦しを知った証しを送って下さいました。多く赦された者は、より多く愛するとあるとおりです。 >>偽りから 7月20日のルークさんの日記・・・、恐ろしい・・・。中絶という殺人行為。堕胎の真実写真は本当に衝撃でした。実は、私も、2度も中絶をした過去をもっています。本当に・・・愚かすぎる自分・・・犯した事の重大さに押しつぶされそうな罪責感・・・。 こんな私に、主はあまりにも大きな赦しをくださいました。 罪責感に押し潰れそうな日々をおくる中で、勤め帰りの駅で、アンケートをとる人に誘われるまま「ビデオセンター」と言うところへ・・・。そこでは、聖書を参考にしながらビデオで学ぶ(統一教会の入り口)でした。わたしは聖書を食い入るように読んだのですが、御言葉について質問しても 「あぁ、これはただの参考書だから」といわれるばかり・・・。 そんなある日、「偉い先生がお見えになりますから、相談なさってはいかかですか?」と言われ、わらをもつかむ思いでついて行ったのです。 優しそうに見える先生は、話が進むにつれ印鑑をさしだし、これを毎日心を込めて押す事で供養になると・・・・。あっさりと購入しました。毎日毎日決められた用紙に印鑑を押す日々・・・。 そんな中で、もっと素晴らしい方に合わせてあげます。といわれ、またすごすごと・・・。ずいぶんと広い部屋に飾られた、いかにも高価そうに見える壷や塔・・。何人かの人が、入れ替わり私のところに。 これらの壷は欲しいからと言って誰にでもお分けする事はできないのです。と言いながら、その壷を買ったことで病だった母が治ったとか・・・。 わたしは自分のしてきたことや、また、母が私の幼いときから、重度の統合失調症であること・・泣きながら打ち明けると、「この壷には、このような不幸をすべて取り去る力があるというのです。でも、あなたにこの壷を渡す事ができるのかわからないので、お祈りしてきます」と。 私の中では、もし買うことができなかったらどうしよう・・・。頭の中はそんな思いしか浮かんででこなくなっていました。しばらく待たされて・・・「よかったですね〜お許しがでました。でもこの壷を購入して一ヶ月は誰にもわからないところに隠しておかねばなりません。壷の力が薄れてしまうのです。」お金があまりなかった私は、ローンで購入。未成年なのに、保護者のサインもなしにローンを組めたのも変な話だったのですが・・・。 >>真理との出会い 私は洋服ダンスのなかにわからないように隠したつもりでした。ところが、3日もしないうちに父に見つかってしまったのです。「どうしよう・・・」。壷の力が・・・そんなことしか頭になく、早速、「先生にあわせてください!」と訴えましたが、「忙しい」と言う理由であってもくれません・・・。わたしは途方に暮れてしまいました。 付き合っていた彼に、初めてこのことを打ち明けました。壷も彼の手によって返品、当然ビデオセンターに行くことすら禁じられてしまったのです。私の心の状態は、前にも増して、悲惨なものとなっていました。 「もう死んでしまいたい」 「どうしたらいい?」 「何を信じればいい?これから・・・」 そんな自問する日々・・そんなとき、「あぁっ、、教会にいってみよう。そこにいってだめなら・・・・」と思いました。 わたしは、以前通ったことのある日曜学校の教会に行き、「すみませ〜ん!!パンフレットくださーい!」と。仕事帰りの電車の中で、読んだトラクト。イエス・キリストを救い主として信じるなら、罪赦される・・・。「え!?信じるだけでいいの???」 「信じます!!!!」・・・わたしは涙でぐちゃぐちゃでした・・・。そのときです・・・・たしかな主の御声が・・・「あなたの罪はゆるされた」・・・電車に乗っている事すら忘れ、わんわんと泣いていました。あんなに苦しかった罪責感からも解放された瞬間でした。 >>1枚の絵を通して 私の家にはある絵があります。その絵は、「地上のごみは天の宝」という絵です。救われて何年かたったある日、主が与えてくださいました。 その絵には 「私の父、私の母が私を見捨てるときは、主が取り上げてくださる」(詩篇27:10) のみことばに基づいて、産婦人科の横で天使がまさにゴミ箱から中絶された胎児の魂を回収しています。 天使は、それぞれかけがえのない赤ちゃんの魂を黄色い毛布で包み、イエス様のもとへと連れて行くのです。イエス様のところに連れてこられた赤ちゃんは、イエス様の御手に抱かれ、一人一人名前が付けられていくのです。地上で生まれてこなかった赤ちゃんの魂は、ごみとして扱われましたが、天では神の栄光につつまれるのです。 一方、産婦人科から出てくる若い女性のために、天から涙のように雨がふっています。中絶された子供のためだけではなく、後に涙を流すであろう、お母さん、お父さんのために、必ずやってくる裁きのために・・・。 この絵を通し、中絶された子どもの魂に、主がどんな事をしてくださったのかを知り、深い慰めを得たのです。 こんな愚かなものに、考えられないほどの哀れみをくださった主を、マクダラのマリヤのようにひれ伏すばかりです。同じ傷を持つ方のところにつかわしてください・・・、とのお祈りも主は聞いてくださって感謝で溢れます。 栄光在主 |