Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.03.17
真理の実践シリーズ
私たちが問題を抱えるとき、多くの場合、不安定な感情によります。安定な感情とは、何も感じないことでなく、自由に喜・怒・哀・楽を覚え、それを表現することができる感情です。感情は神が与えたものであり、怒ること、落ち込むことなどは罪ではありません。取り繕う必要はありません。多くの問題となる感情は、霊から独立した魂の中で、真理あるいは真実にそぐわない形で展開する肉的感情です。その感情によって振り回されるならば、事態をややこしくします。また自分の感情を自分で拒絶してしまう場合もあります。まず自分の感情を受け入れ、かつそれを自由に表して良いのです。大切な点は、魂が霊から独立することなく、霊に服することです。それは御霊に服することと同じです。この時、御霊の感情が私たちの霊に反映され、さらに私たちの魂の感情に反映されます。イエスは霊で感知した状況に対して、自由に喜び、怒り、嘆き、悲しみ、また楽しんだのです。彼の感情は自由にアップダウンしましたが、決してそれに飲み込まれることはなく、しかも神の感情の反映であったのです。私たちの感情が耕され、霊に服し、御霊の感情が反映されるようになるとき、神の霊は私たちの感情を通して、自由に解放されます。このとき互いの交わりにおいて、互いの感情に触れると、それはただちに神の霊に触れることができるようになるのです。"その人"に触れるのでなく、人をとおして流れる神の霊に触れるのです。こうして互いにキリストのいのちを交換し、これが私たちをひとつの体として結びつけるのです(こちらも参照)。 |
1. 感情の本質:心(内に展開する霊と魂の状態)の反映
・魂の人:環境→思い→記憶データベース→評価→感情→意志→行為
・霊と感情の関係:ローマ8:15、2テモテ1:7、箴言15:13
2. クリスチャンの問題の原因
・ 霊から独立した魂(ex.ペテロの発言と行為)
・ 恐れ・不安などは弱い霊の反映
・ 感情に振り回される→感情は必ずしも真理の反映ではない
3. 感情を適切に取り扱う
・ 感情(喜・怒・哀・楽)はあってよい、むしろ豊かにあるべき
ex.イエスは何度も泣いた、泣く者と共に泣き、笑う者と共に笑う(ローマ12:15)
・ 霊に服した感情→イエスの感情は霊の反映であった(マルコ2:8、8:12、ヨハネ11:
33、13:21)
・ 感情は霊の状態と一致するべき→神の感情は御霊によって、御霊の感情は私たちの
霊を通して表現される(1テサ5:19、エペソ4:30)
・ 感情が十分に耕される必要がある→内なるいのちの霊の解放のため→互いの感情
に触れるとき、神の霊に触れるようになる
4. 霊的ビタミン群
(25)もがきのクリスチャン生活にはビタミンY−“自分自身を神にささげる[Yeild] がよい”
(ローマ6:13).クリスチャン生活とは奮闘努力ではなく、安らかな明け渡した生き方で
す。
(26)怠惰と覇気の喪失にはビタミンZ―“良いわざに熱心 [Zealous]”(テトス2:14).主に
対する熱意と愛に満たされるならば,あなたの霊を積極性で燃やすでしょう.
熱心でありなさい!霊において燃えなさい!
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