Kingdom Fellowship Church
Message Outlines
2002.12.22
聖書真理シリーズ
クリスマスの真の意味はキリストの受肉にあります。神のロゴスが人となったこと、これは人の思いを超える神の奥義です。しかもメシアの到来はすでに旧約聖書の中に預言されています。旧約聖書のシステム自体がキリストを意味しており、例えば暦などもすべて霊的な意味を持っています。キリストはこの暦に合わせて地上に来られ、また暦に合わせて十字架につかれ、復活した後、暦に合わせてご自分を初穂として父に捧げ、暦に合わせて聖霊を注いで下さったのです。ユダヤ歴を見ることにより、神のご計画の緻密さを知ることができますし、聖書の御言葉の確実さによって信仰が励まされます。今やキリストは死と復活により栄光を失っていた人間性を回復し、しかも人間性を着たままで昇天されることにより、人間性を栄光化されたのです。その栄光化されたキリストはいのちを与える霊として私たちの内に御霊によって誕生してくださり、霊的なイエスのご人格、言葉、わざを証しして下さるのです。まことのクリスマスは私たちのうちにいますキリストが実体化されることであり、その方が形を取り、キリストを初穂・長子とする神の子が出現することです。 |
1. メシアの到来と死の預言
@ ダニエル書9章の70週の預言:7+62=69週=69×7=483年
360日/年より483年=483×360=173880日。閏年を調節し、エルサレム再建令がアル
タシャスタ王によって出されたBC445年3月14日から数えるとAD32年4月6日となり、この
日にイエスはロバに乗ってエルサレムに入ったと推測される(詳細はこちら)。
A 最後の1週=7年が残る→荒らす憎むべき者の出現(ダニエル9:27a、マタイ24:15、黙
示録13章:42ヶ月間=3年半)
B 神のストップウォッチが停止している=教会時代
2. イエスの誕生日
@ 旧約は実体であるキリストの影(コロサイ2:17)→暦の意味
A ユダヤ歴→別紙参照
B イエスの死はニサンの月の過ぎ越しの祭り=3-4月
C イエスは33年半地上に生きた→誕生は9-10月
D 聖書の根拠
( i ) ルカ1:5→ザカリヤは第8組(アビヤの組:1歴代誌24:10)。各組は1週間奉仕。よ
ってニサンの月(3月中旬開始)から数えて8週目(2ヶ月)だから5月中旬-6月頃。
エリサベツはヨハネをこの頃身篭った。
( ii ) ルカ1:36→エリサベツの妊娠6ヶ月にマリアも受胎する。これは12月頃。ハヌーカ
(光)の祭りに重なる。イエスは光として世に来た(ヨハネ1:9)。
( iii ) 結論:以上よりマリアの出産予定日は10月頃である。仮庵の祭りと重なる。イエ
スはロゴスが幕屋(仮庵)を張った存在(ヨハネ1:14)。
3. 霊的実際
@ イエスは霊的に、御霊によって、いのちを与える霊として、私たちの内に“受胎”した
A 神の御旨:キリストが内にできること(ガラテヤ4:19)=神の子の出現(ローマ8章、参
照:黙示録12:5) |