* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
ほとんど使わないケイタイが不調のため、カミさんと横浜駅地下プロムナードをブラブラしながら、ヨドバシカメラで機種変更した。普段大学では自分の研究室にこもっているし(だいたいキャンパスで鶯が鳴くし、たまにタヌキもでるのだ。数年後に都心に移転するが・・・)、世の空気にはあまり触れていないので、人混みを歩くことはかなりの刺激である。東京に出てきた時、雑踏の中で酔ってしまったが、最近もそんな感じ。要するに「御上りさん」状態。
で、店員がケイタイのいろいろなサービスについてアレコレ説明してくれるのだが、サッパリ分からない。「○○をお付けしますか?」、小生「えーと、それ何なの?」。で、説明が延々となされるが、結局は分からないので、「いや、要りません」といった感じ。
要は電話とメールができればよろしい。メールもほとんど受信だけ(変なスジのメールがやたらと多い)。送信はあのちっちゃなキーをチャカチャカできないので、「分かった」、「了解」程度。それにしばしばケイタイを忘れてどこかに置き忘れる、自宅の電話をかけて呼び出し音で見つける次第。便利なんだか、不便なんだか、分厚いマニュアルは見るものもうっとおしい。(要するに歳だよ、と息子に言われている)
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長女が友人と観光気分で秋葉原を探索してきたらしい。秋葉は昔は電気のオタクで、私もアンプなどを作るためにわざわざ上京しては部品を買ったもの。ところが現在の秋葉系と言われる人種はいわゆる萌え系ヲタクばかりで、腰までGパンを上げてベルトを高い位置で占め、ナップザックを背負ったロリ系のキモイおじさんたちの天国らしい。
そう、メイド喫茶の本拠地なわけ。何とディズニーランドのようにキモイおじさんたちが行列をなしているとのこと。中にはひとりでフィギュアに向かってブツブツしゃべりかけたり、嬉々としてメイドギャルとプリクラを撮る御仁もいるらしい。
いつからこんなになってしまったのか、このニッポンと言う国は。引きこもりやニートがその余った妄想的リピドーを発散する倒錯した世界が現在の秋葉原。いやキリスト教界も実はあまり変わりない。困ったものだ・・・。
ついでに、買い物リストを忘れないように手のひらに書いておいたのですが、見事に手のひらを見るのを忘れて、あすもう一度・・・。(かなり進んでいるかな?)