* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
大学は木曜日まで休みなので、ちょっとゆっくりできています。でもね、イロイロとやることがあります。一番気が重いのが帳簿付け。私は、教会の会計はもちろんですが、家計もこの10年ほどは複式簿記で記帳しています。家計簿は主婦の仕事と言うのが一般的ですが、収入と支出だけの記帳では不十分なのです。
お金の動きにはストックとフローがありまして、前者は貸借対照表(B/S)で、後者は損益計算書(P/L)で把握できます。これをキチンとつけますと、自分の資産と借金のバランスも、収入と支出のバランスも正確に把握できるのです。そして何よりもあらゆる必要を満たして下さる主の真実を知ることができます。不正の金でも友人を作れと主は言われますが、金に振り回されるのでなく、金を管理すること。これは神のエコノミーの一部です。
昔ドンブリ勘定でやっていた時代はお金については何となく不安がありましたが、簿記で自分の真実を把握できるようになってからは、漠然とした不安は解消しました。不安とか恐れは対象を明確に見抜いていないときに起こります。まずはその対象の真実を正確に把握すること。すると何をどうすべきか、明確な対応法も見えてきます。
ちなみに日本国の財政はつい数年前まで家計簿と同じで、フローしか把握していなかったのですね。国の貸借対照表ができたのはついこの数年のこと。一般会計80兆、特別会計200兆(これが曲者!)の日本の財政はまさにドンブリ勘定です。かくしてわれわれの年金原資もグリーンピアとかで消えているわけ。このドンブリ勘定を改めないで、増税の足音がヒタヒタと・・・。東大法学部出た連中には庶民感覚はありませんからね。東大こそ諸悪の根源なのだ!
(私は東大に対して文句を言いたかったので、東大に入りました。今人気の『ドラゴン桜』最終回の桜木健二の台詞はなかなかよかった・・・)