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雑感

午後またまた映画。ニコラス・ケイジの『ロード・オブ・ウォー』。闇の武器商人の実話に基づく物語。結局彼らを利用して武器を途上国に売りつけているのは、アメリカ、フランス、イギリス、ロシア、そして中国の国連常任理事国。表の顔と裏の顔の乖離がすごいわけ。

で、これはニッポンキリスト教界も同じ。このギョウカイ、ビョウキの人々が群れている。表と裏の乖離はこの世以上のものがあろう。私もこの数年、ありがたくも様々な"すばらしい"評判と言うか、数々の"名誉勲章"をいただいた。この世からよりも、むしろニッポンキリスト教界の人々から絡まれるようだ。が、なぜか満足があるのだ。

それは主の御手の中に守られている証拠。病んだ世界で好評判を得ることが何を意味するかは自明のこと。自分自身に対するイロイロな告発に対しては争う必要がない。それは告発者自身の心の有様を露わにするだけだから。議論も同じ。相手の病理性を露わにすればよい。ただし真理に対する挑戦に対しては御言葉を語ることで対応する、が、相手が認めなければ、それは相手の責任なので、それ以上折伏する必要はない。こちらの姿勢として和解の可能性に対してはつねに開いておく。

そして淡々と主を楽しみつつ、寝ている時でさえも主と共に生きること。これで十分。後は「ハードコア」でも書いたとおり、淡々と御言葉を語り、淡々と種を撒くこと。「そうこうしているうちに種は育ち、刈り取りの時期を迎える」。その日に焦点をおいて生きること。こんなシンプルな生き方ができたら、これは大いなる祝福と恵みであろう。

2005年ともあと1日でさよなら。今年新たに出会った皆さん、また以前からずっと知っている方々、主の配剤で関わることができましたことを感謝し、それぞれの上に主の不思議な大いなる御手があるように祈ります。

with every blessing!

Commented by 若松君子 Eメール 2006年01月02日(月)17:02

「告発に対しては争う必要がない。真理に対する挑戦に対しては御言葉を語ることで対応。その後は相手の責任。和解の可能性はつねに開いておく」。今の私に必要な知恵の言葉です。感謝します。
冬休みの残りの時、ゆっくり過ごせますように。