* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
このサイトはチャペルのPC内に建ててあるApacheサーヴァーから配信しています。レンタルでは容量が限られており、かつ高く、かつメンテがやりにくいわけ。で、私はチャペルの2台のPCを自宅からリモートで制御しているのです。さらにVPN(Vertual Private Network)によってファイル共有をはかろうとしてきたのですが、ようやく成功。大したことではないですが、けっこうウレシイ。
VPNには方式がイロイロあるわけですが、筑波大1年の登氏が(若干18歳で!)開発したSoftEtherを導入した。彼はこの作品で一躍ネット界の有名人となり、会社を興して幅広く活躍している。これはプロキシ・サーバーやファイヤ・ウォールに穴を開ける裏業的手法で、PC同士、PCとLAN、あるいはLAN同士を自由に結合できる。
仕組みはかなり複雑であるが、要するにすべてのパケットをEthernetフレームでカプセル化し、さらに暗号化して通してやる技術。喩えると苦い薬に砂糖を塗るようなもの。これで自由にLANなどに入り込める(よってアブナイから、使い方が重要!)。使うためにはネットワークの知識が必要であるが、この便利なソフトがなんとタダ!
例えばこんな場面で使える。会社や学校などのLAN内から外部のネットにつなげる場合、そのアクセスログがすべて残るし、中にはある種のサイトにつなげない設定にもなっている。大学会社から証券会社のサイトにつなげて株を売買するなんてことはかなりのリスクがあるのだ。ところがSofEetherで穴をあけると、大学会社のサーバー管理者には接続先が見えなくなる。これで安心してどんなサイトでも見ることができるわけ。
また大学のLANからは自宅のPCをリモートで制御できないが(プロキシのため)、SoftEtherで穴をあけるとこれが可能となる。何と便利な!そこで私の書斎のPCとチャペルのPCをこれでつなぐと、この二つはほぼ同じPCとして扱えるというわけ。かくして地球上のどこからでもこれらを自由に制御できる。また工夫次第ではネットを介してアブナイ面白い使い方がイロイロ可能。しばらく遊べそうだ勉強できそうだ^^
というわけで、今日はちょっとオタク・ネタでした。