* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
BBSに紹介した神主兼予備校講師はYゼミをスキャンダルで首になったのですね。そのスキャンダルについてはライバル講師が怪文書を流すなどしたわけですが、本人は事実無根であるとしています。で、彼は、真偽はどうであれ、潔くYゼミの人気講師を退いたわけです。年収3-4千万はあったでしょう。その後心配してもいたのですが、見事にサバイバルしています。著書も17冊。実に面白い。
私はいろいろなギョーカイの人たちと付き合っています。そのスペクトルは博士・学者・弁護士・医師・公認会計士・政治家から、ホームレスのオッチャンまで。で、付き合っていてつまらない人たちが、サラリーマンに学校の教師です。サラリーマンには自分を押し殺している独特の窒息寸前の雰囲気があって、ソツがない人ほど、「本人」に触れることができない。公立学校の教員もつまらない。言うことがワンパタン。発想は貧弱。理屈は垂れるが、教科の実力もない。これは生徒がすぐに見抜く(彼らは塾や予備校で目が肥えている)。
で、彼らは度々鬱病になったりする。鬱病になる人たちはたいてい自分の心を偽っている。本当の自分を抑圧したり、逃げたりしているわけ。表向きは自分を責めているわけですが、本心は違う。この乖離、あるいは自己欺瞞が彼らの病理の本質なのだ。
大学の先生は分野によって面白い。発想が飛んでいる人も多い。ライフスタイルもはみ出していると言うか、だいたいGパンとポロシャツで仕事に行く人もそう多くはない。マスコミ関係から転進した人たちは世のウラを実によく知っていて、部外秘情報などいただける。
予備校講師はキャラがアブナイ人たちが多いが、一部の大学教員などよりはるかに教養があるし、実力もあり、面白い。が、世を儚んでいると言うか、斜に構えている人たちが多い。ちょうど私とニッポンキリスト教の関係みたいに。体制にはまることを頑なに拒絶しているわけ。時にその破天荒ぶりで身を潰す者も出るが、とにかくユニークである。分野の違う彼らから受ける刺激は大きい。
そして最も面白いのがホームレスのオッチャンたち。これは実に人生の機微に触れる。笑いあり、涙あり、喜劇あり、悲劇あり・・・。これは「徒然」の方をご参照下さい。東大から文学博士号を"取得"する裸足のオッチャンなどもいますから・・・(もちろん妄○系ですが・・・)
さあて、そこで最もつまらない人種はと言うと、実はクリスチャンたち。それも模範的なニッポンキリスト教徒ほど味わいに欠ける。その中でも献金で当たり前に食べておいらっしゃる霊性の高い立派な牧師先生様たちの貧困さは言わずもがな、なのだ。表がキレイなほど、どうも胡散臭さを醸していることに本人は気がついていない。私は一度タケシを招いたらイイと思っているのだが。
面白い人(注意:10分毎に笑いを取る説教をするセンセイのことではない!)の周りには自然と面白い人が集まるもの。前に紹介した八ヶ岳の柳生さんのコミュニティのように自然な交わりが生じる。教会、と言うより、エクレシアの本質は私たちの交わり(コイノニア)なのだ。
1ヨハネ1:3―
私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。
医薬部外品ならぬ、ニッポンキリスト教規格外クリスチャンになりませんか?そもそも、イエスこそ最高に面白い規格外存在なのだ!
ワタクシの鬱病も7年越しです。クスリも極量(料&質)でようやく良いコンディションです。
「本心は違う。この乖離、あるいは自己欺瞞が彼らの病理の本質なのだ。」ワタクシの病態はどんなでしょう?一度たましいの試験開腹が必要ですね。