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Time誌の記事より

ウォーターゲート事件の情報源であったディープスロート氏の正体が、本人自らのカミングアウトによって明らかになった。元FBI副長官のフェルト氏。

Timeによれば、今回のカミングアウトにはお金の問題なども絡んでいるらしいが、そもそも彼の動機が低いものであったのか(フーバー長官の後釜につけなかったことによる)、アメリカの正義を守るべくした高貴なものだったのかが問われている。確かに私たちはいずれ主の前で個々の動機を問われる事になる。主は動機を見る方である。

ちなみに当時のFBI長官のフーバーは徹底した情報収集(盗聴など)によって敵をひとりひとり潰していた。あのキング牧師も愛人の存在を暴かれている。また当時のニクソンもほとんどパラノイド状態で、被害妄想を強く持っていたようだ。実際側近は核のボタンを押すことを恐れていた。

かくして絶大なる権力を持つ者はしばしばこのパラノイドに取りつかれる。古のサウルも同じ。この意味ではキムさんと何も変わりがない。妄想を持つ者が国を治めるとは、実にコワイ。はたしてブッシュは大丈夫だろうか?

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EUの憲法批准が危うい。レフトビハインド系の終末論によれば、ヨーロッパの統合体から666が出現し、中東問題をきれいに解決するはずなのだが。しかし7年の中間で契約を破棄し、第3神殿に神として立つ・・・。

レフトビハインドのラヘイも統一教会からの経済的援助を受けているらしいし、果たしてこのシナリオは真理なのか、妄想なのか。キリスト教界にはパラノイド患者の妄想がかなりあることはすでに明らか。御言葉に照らしつつ、よくよく内なる油と語り合う必要を改めて覚えている。