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原点2

今日も(そして明日も)入試業務。再度電車で都内某予備校へ。で、帰りにまた原点を確認すべく、渋谷で下りて、井の頭線にて東大駒場前で下りる。

そう、ここは東大教養学部キャンパス。駅から下りるとたちまちあの時代がフラッシュバックする。若いエネルギーを持て余し、注ぐ対象もよく分からず、とにかく空回りしていた。

よく講義をサボって、悪友たちと渋谷センター街(今はコワイが、昔はのどかだった)をブラブラ。当時はインベーダーゲーム全盛で、喫茶店で無為な時間と金をつぶしたものだった。

中村雅俊の「俺たちの旅」そのまま。汚いジーンズと、ボサボサの髪で(当時は豊かで、パーマをかけていた)、馬鹿なことをしながら、フラフラ・ブラブラ。・・・当時の親父の姿も思い起される。

 * * *

それにしても面接の返答が何でこれほどにパタン化されているのか。マニュアル本まで共通のようだ。たまに、バスケをやっていた生徒に、私の娘もバスケで国体に出たことを話すと、「マジっすか!?」と言って、「あ、すんません・・・」。私たちはこんな自然な会話をしてくれるとホッとするのだが。

Commented by salt 2005年02月02日(水)20:28

気の効いたことは書けませんが、原点の話、感じるところがあります。

イエスさまのたとえ話は、天の知恵というより、地上での学習から生まれたんじゃないかという気がしています。

ナザレでの当たり前の人としての日常の経験と観察が原点だと思うのです。

Commented by Luke 2005年02月02日(水)21:09

なるほど、私もイエスの隠された30年の日常性がポイントだと思っています。