* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
「週刊文春12/23号」に、小泉氏が川口補佐官を米政府に遣わして、北に対する経済制裁をしない(!)口実を作る工作をしていたことが暴露されている。これにはブッシュも驚き、小泉氏に対する疑問を呈したようだ。個人的にもブッシュに「したくない」ともらしている。
要するに小泉氏は拉致問題に終止符を打ち、北との国交回復を目論んでおり、そのお墨付きを米政府に依頼したのだ(なんと姑息な)。裏がいろいろあるようだが、小泉氏の本心は拉致被害者と共にはない。
対して、安倍氏は北に対する制裁措置を首相にも進言し、かなり強硬な態度を貫いている。そのため事務所にも脅迫の電話や手紙が殺到しているようだ。しかし彼は「私の口をふさぐことはできない」と同誌のインタビューに明確に答えている。
この国のトップが国民を守れない、否、守りたくないわけ。数日前に小泉氏の深慮か、弱腰か、すぐにわかると書いたが、どうも後者のようだ。去勢された国家の去勢された首相。私的には安倍さんに十分身辺警護をした上で、その活躍に期待したい。