* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
午前中に書いた記事を読まれた方から、神社で柏手を打たないで下さいね、とメールをいただいた(^^)
まあ、私は元々サイエンスがすべてで、信仰なるものとはほとんど関係なかった人ですから、神社も墓も新宿の高層ビル群も同じなんですね。
ただ面白いのは神社と幕屋の構造が似ているとか、山伏とユダヤ人の習俗や服装が似ていると。この辺はロマンがありますね。
私の理解からすると、イスラエルの選びは経綸的なもの、エクレシアの選びは本質的なものですから、前者にはあまり重きを置いていないのです。もちろん神は経綸的に世界をイスラエルを中心に動かしていますが、本質はエクレシアにあります。
ただラビ・トケイヤーの本などでも、皇室とユダヤの関係について触れているくらいですから、かなり関心はありますね。神社での柏手は打つことはないと思いますが・・・・^^
経綸的世俗国家イスラエルが、本質的エクレシアよりも重要になってしまうのが、今のキリスト教界におけるメシアニックムーブメントの「主客転倒」「倒錯」と言えるでしょうか。アメリカのメシアニック・コングリゲーションではユダヤ教シナゴーグに「先祖帰り」してしまう人も出て来ているようです。(キリストという本質を忘れるとこうなりますよね。)
それは別として、日本の国家形成における「経綸的意味付け」に興味があるところです。左翼のような「天皇制ハンターイ」でもなく、右翼のような「天皇陛下バンザーイ」でもない、科学的な分析が待たれるところです。