* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
大学では一応私も個室をもらっています。今日の午後のひとコマ。
コン!コン!
ノックの音で出てみると、目がちょっと焦点を結んでいない学生が、「あのね〜、隣の先生はどこ?」と一言。
小生(内心、知るかよ〜、なんだこいつと思いつつ):「私には分かりませんよ。」
学生(ぼお〜としつつ):「だって先生は隣の先生でしょ。どうして知らないんですか?」
小生(内心、これはちょいとヤバイぞ・・・):「あのね、隣でも部屋には壁があるでしょ。だからね、わからないの。」
よく見るとドアに足を入れている。新聞の勧誘だろ、これは。押し出すようにしてドアを閉めて、これで引き下がったと思ったら、またしばらくして、
コン!コン!
学生:「あの〜、ぼく3限か4限に授業があるんだけど、時間が分からないの。何時からはじまるの・・・?」
小生(まずいよコレは、と思いつつ):「あのね、君の時間割は自分で決めるんでしょ。教務課で聞いてね。」
学生:「あ〜、そうなんですかあ〜〜」(幽霊のように去りました)
またしばらくして、ワイワイガヤガヤと学生が廊下を通ったかと思うと、
コン!コン!
小生、「何だよ、またかよ」と思いつつドアを開けると、誰もいない。ちょっと先を見ると女子学生がえらく明るい声で、「すんません〜。間違えちゃったあ〜」。
おいおい、ピンポンダッシュじゃないんだよ。何で人の顔見ないうちに間違えたって分かるの。名札で気がついたのなら、ノックする前によく見ろよ、と。
まあ、こんな調子であります、新年度の開始は・・・。
はあ〜(sigh)
キョウビの大学1年生は、ピッカピッカの小学13年生。
ps.でもね、学生ばかりも責められない。大学の先生にも手鏡を使ってしまう御仁もいますしね。あの有名な先生が・・・と。同業者としてちょっとショックでした。