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高校入試と内申書

思い起こすに、私の高校受験は悲惨なものでした。中学時代は担任と反りが合わず(何しろ体育と社会の教師でしたから)、内申書などはボロボロ。地方の二流高で、その300人中150番が1年の成績。何もやる気がありませんでしたね。

しかしある事(神の配剤としか言えません)を契機にガゼン燃えたわけです。学歴偏重社会は気に食わなかったのですが、東大をけなすにも外部者がやると「アイツは東大崩れだから」と相手にされないので、中に入って思う存分やってやろうと考えたわけです。

それと東大はとにかく試験の一発勝負で行けるわけ。中学・高校時代にどんなに与太っていようと、その時にできた者は入る。これで人生がすべてブランド・ニュー!ピッカピッカの東大生。この爽快さが魅力でしたね。かくして中学時代の気に食わない担任を下に見下すことができたわけです。

うちの息子も私に似ており、気に入らない教師とはけっこうガチンコして、今回、内申書は少々ボロボロでしたが、内申書によらない試験成績だけで受けることにして、一発でクリアできたわけです。

いやあ、内申書などが一生付きまとったらうっとおしいことはなはだしい。私はこの入試制度はPCのリセットスイッチと同じだと思っております。そうイエス様の十字架も神の前での内申書をすべてリセットしていただけるわけですが。