* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
木曜日の日記はいつも金曜日になるのは、仕事から帰るのが9:30で、食事をして、「白い巨塔」を見て、風呂に入って、それから書くため。
さて、選挙も近くなり、KFCの入っているビル(といっても小さいものだが)に民主党の選挙事務所があるため、人の出入りが激しくなってきた。私も民主党には一度任せてみたいと思っているが、今度はどうであろうか?特に高速道路の無料化を3年でやるというのはどうも?である。また田中知事を国務大臣と兼任とは、ちょっと?である。第一、国造りのビジョンがない。
管さんは正義漢であり、口も立つし、見栄えもいい。が、ちょっと先走っている感じがしている。少々上滑りではないだろうか?以前私は日本のこれからのキーワードが、「ポピュリズム」と「民族主義」であることを述べたが、自民党はまさにこの路線でいくようだが、民主党も同じニオイ。どうも器が小粒であり、私は中曽根さんみたいな人にもう一度と思ってもいる。
日本は形がない国家である。米国が人工的にアメリカ主義にはめて国家を形成しているのに対し、日本はその中心が奪われている。ホンネは天皇を据えたいところだが、今のところそれはできない。かつて三島由紀夫が「このままだと20世紀の終わりに空疎な経済大国が極東にできる」と予言したが、まさにそのとおりになっている。
三島にはすべてが見えていた。私にも見えている。下手をするとこの世に自分の居場所がなくなる感じもしている。彼と違うのは、三島には天皇しかなかったが、私には主イエスがいてくださる。そこで私はかろうじて生きていられる。