* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
不思議なものでして、この人々は、他者から疎まれること、嫌気されること、呆れられること、これらのことをあえてして、結果は他者からますます遠ざけられることになる。そして結果として、他者の評価を失い、拒絶されて孤独感を深め、自分を疎外した他者を恨むようになる。
加えて何故かいつも挑発的なのだ、表情も態度も。自分がココにいるんだぞ、自分は立派なのだぞ、自分はこうして生きているんだぞ、とつねに自己主張していないと、消え入りそうな脆弱な自我構造を有している。ある種の「声」を聴いている節もあるし、つねに自分の内的世界で自作自演の空回りをしている。内部表現が歪んでいるために、勝手な思い込みで他者と関わる。これでこじれる。
もっとも困ることは自分のしていることの異常性に気がついていないか、指摘されても決して認めないこと。かくして何度も何度も同じ問題を繰り返す。これを強迫反復と言う。そしてニッポンキリスト教には実にこの種の人々が多い。別の施設に紹介したいが、薬が効かないので、臨床医も人格障害は逃げることが多い。自己を病んでいる人―あまりにも現代的な人々ではある。
1週間ほど前に女子高生が学校のトイレで赤ちゃんを産み落とした事件がありましたが、また今回、18歳の女子高校生が産んだばかりの嬰児を殴り殺したとのこと。どうなっているのだ、ニッポンは・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070611-00000148-jij-soci