* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
■また今晩、サリン事件で活躍した医師や、完全犯罪を暴いた医師のドキュメンタリがあった。トリカブト殺人事件のことが取り上げられていたが、ここでも鍵は「何かおかしい」というカンであった。このカンによって30ccの血液を採取したことが決定打となった。
■またイラクの混乱もレポートされていた。失業者数が7割、警察への攻撃や米兵への攻撃がますますひどくなっている。すでに戦争終結宣言をしてからの方が、戦争中よりも米兵の死亡者数が多くなるという有様。
■米国原理主義者の価値観の中心にはイスラエルがある。彼らにとってイスラエルの利益にかなうことは善であり、損なうことは悪である。この時点ですでにある種の聖書預言解釈システムの刷り込みによるヴァーチャル化が進行しており、彼らにはイラクの現状は見えなくなる。その感受性もどこかフツウとはずれ、その発言も一種のヒステリ症状を呈する。そして本人はそのことに気がつかない。つまり自分は絶対に正しいとなる。病識の欠如は深刻な心の病の兆候である。
■カルト化している兆候である。よって対話は決して成立しない。自分と意見の合わない相手をこき下ろすだけになる。例えばイスラエル主義者による次の論考などを読まれてどのような印象をもたられるでしょうか?
「イラク攻撃を支持する声明文」
http://members.jcom.home.ne.jp/i-kawag/index.html/wariniraq.htm
自由と民主主義を守るべしということらしいが、仮に言っていることは正しいとしても、私はある種の違和感を覚える。もしこのような主張を持った人々が政治権力についたとしたら、彼らに任せるどころか、少々こわい。
■神は御自身の聖に逆らって、ブッシュなどを建てることはなさらない。ブッシュが純粋なクリスチャンであると考えているならば大きな誤りである。彼は「スカル&ボーンズ」というオカルト組織のメンバーでもあることはすでによく知られている。オサマ・ビンラディンとの裏の関係も、彼らの石油ビジネスの歴史を調べれば分かる。
■「思い込み」を英語でspeculationというが、ダビデは詩篇において、「自分をspeculationの罪から守ってください」と祈っている。この祈りが今こそ必要であろう。