* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
午後、英国から滞在中のPennyさんを乗せて、東京ツアーでした。テーマは"The New and The Old of Japan"。
まずは靖国神社から始めて、ここには日本の霊性のルーツ(要塞)であり、A級戦犯の東条英樹が祭られており、アジア外交の問題の拠点だと解説し、東大本郷キャンパスへ。私もしばらく振りでしたが、私の学んだ講義棟が消えて、新しいビルになっておりました。やや寂しいか。赤門、三四郎池、そして安田講堂を観てもらって、一路お台場周辺の新しい臨海開発地帯へ。
フジテレビの球体の中で東京の夜景を見ながら、中華料理。やたら愛想のいいマスターで、頼んでもいない杏仁豆腐やコーヒーをタダで振舞ってくれた。さらに六本木ヒルズもと欲張ったのですが、タイムアウトで、またの機会にと。
ちなみにロンドンは高層ビルの建設は制限されており東京のような高いビルはないのです。街並みもレンガ造りですから、簡単に建て直しできないから古くて、道も狭い。おまけに排気ガスもスゴイ。それに高いビルに住むのはロンドンでは低所得者層なのだ。対する東京は実に整然としてきれいで、高所得者ほど高い所に住みたがる。この価値観の違いは面白い。しかし先の大戦で完全に廃墟と化したことを話すと、現在の様を見て、アンビリーボヴォと言っておりました。
一応目的は果たせたかなと・・・。
英国の霊的状況も伺いましたが、はっきり言って、あまり日本と変わらない。"キリスト教"なる宗教と形式主義で、多くのクリスチャンたちが霊的に窒息しているのです。確かに英国聖公会でも、同性愛の牧師とか認めているほどに、セキュラー化しているわけです。
日曜日ごとに教会に通う、いわゆる"キリスト教徒"の数が増えることがリバイバルであるなどとは決して言えないのです。リバイバルとはいのちに目覚めることであって、別にいわゆる教会に通うかどうかとは関係ありません。通って欲しいのは牧師側でして、彼らの懐具合と関係するからですね。ノーウィッチでは、先にも書きましたが、主日礼拝やサービス自体をしていません!これはニッポンキリスト教ではまずセンセイたちから猛反発を受けることでしょうね(苦笑)。問題は動機ですね^^
いいですねぇ〜。遠く日本を離れていると、日本のちょっとした地名を聞いただけでノスタルジックな気持になります。特に三四郎池。漱石の世界。そしてほろ苦い自分自身のデートの想い出。あ〜、早く日本に帰りたい。
Commented by kenji 2007年06月07日(木)12:03皆さんの教会会計は大丈夫?
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