* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
例のタバコの件、その後、再び憤懣やるかたない様子であの教員がわが部屋に押しかけてきた。実は事務が気を利かせてくれて、私を別の部屋へ移動してくれたのだが、それを追っかけてきた！？ドアをノックするのだが、外で何かブツブツと言っている。よほど私の「仕掛け」にイライラしているのだろう。多分タバコ吹かしてもリラックスするどころではないでしょう（苦笑）。
ドアを開けてみると、彼いわく、「タバコを吸っていけないのは学生だけだ。教員は自分の部屋なんだからいいんだよ。事務に確認した」とか目を吊り上げているので、「じゃあ、事務に行って確認しましょうか？」と、彼と共に事務へ。結果は、「すべて禁煙です！」、チャンチャン。この人、どう見ても「公」と「私」が倒錯している。大学を自宅と勘違いしているのだろう。
ところがブツブツ、ネチネチと粘着モードに変わり、「名誉毀損だ！」とか言い出す始末。おいおい、名誉毀損の意味を知っているのかいと突っ込みたくなったが、「これはビョウキだわ」と判断し、そのままスルー。ほんと、今日、こういった病んだ人間が多い。まさかクリスチャン・トゥデイのように弁護士から内容証明を送ってくることはないと思うが、ストーカー的には十分なり得る。拳銃は持っていないだろうから、刺されないように、背後に注意を払うゴルゴ13モードで行こう。
と・・・これが昨今ではジョークにならないのだ。また何とも酷い事件が。電車の中でレイプ事件発生。21歳の女性が脅されて被害にあったが、同乗の客は誰も助けなかったと・・・（→記事）。まことに卑劣な、まさに今日的な事件だ。
私も経験的に言えるが、こういった電車などの「公」にしてある程度の密度が高い空間に置かれると、ある種の感覚遮断モードをとって、自分の作業（読書や音楽鑑賞など）に没頭するのが人間の心理だ。さらに昨今では公衆の場で、抱擁の上、ディープキスをするカップルもいる。こういったことを勘案すると、今回の乗客がソレに介入するのは実に難しかったとは考えられる。
多分、今回の乗客で二人の動きに気づいた者たちも、ヤクザ系の男女のもつれ話だろうと、自分が介入しないことの理由づけをしたことだろう。一方で２ちゃんねるのような匿名空間では他人事にズカズカと入り込み、罵詈雑言誹謗中傷何でもありの連中が増えている。これと今回の事件は無関係ではない。つまり「公」のあり方が病んでいるのだ。私自身女子高生が電車内で化粧をする場面にはかなり慣れてしまった。また男女が公の場でジャレル場面も何度も見ている。
今回の事件は、このような「公」と「私」が倒錯した風潮で起きた悲惨な事件だ。「公」の盲点を突かれたと言うべきか。願わくは、被害者が一言、「助けてぇ！」と、何とか声を上げられなかったものだろうか。これがあれば、たとえ感覚遮断をして、勝手な理由付けをして介入を避けていた乗客も何らかのアクションを起せたのではないだろうか。感覚遮断を覚ますには、何らかのトリガーが必要なのだ。おそらくは恐怖ですくんでしまったのだろう。まさに「人目もはばからず」とは倒錯の病理を的確に表現している。この女性のために祈りたい。
追記：あ、そう言えば、クリスチャン・トゥデイの高柳泉社長も紙面で正々堂々と反論を行わず、Sola Gratiaとか匿名で、山谷さんを精神異常とか、社会から逸脱しているとか書いていましたね（高柳氏のBlog）。ところがその匿名Blogの予告どおりにCTの代理人弁護士から内容証明が送られてきたと・・・。普通は誹謗中傷する側が匿名で、被害を受ける側は実名であるのですが。山谷さんは実名で、高柳氏が匿名と・・・？ここでも倒錯が起きているわけ。ほんとニッポンキリスト教もカナリ倒錯ですよ。
JR西日本ですか。。。。
さもありなん。
Lukeさんも何と申しましょうか。ご苦労さまでございます。
それにしてもこの事件、来るところまで来てしまった感じ。
乗客たちもこのことを一生引きずるでしょうね。
このニュースを見て、本当にやりきれない気持ちになったのと同時に何か釈然としないものがありました。
それで、分かった事は、マスコミは車内にいた乗客に本当に気づいていて黙っていたのかということを誰一人聞いていなかったようです。所轄署も確認していないようです。
とすると、犯人は巧妙に乗客はヤクザものの痴話げんかだと感じさせるようにしていたかもしれない。
ヒョットするとマスコミのミスリード可能性も無きにしも有らず。
私はそう思いたいです。
掲示板の名指しの中傷でついに管理人が書類送検です。ひろゆき氏もそろそろではないでしょうか？
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/comp/webboard/