* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
ウイットネス・リーの教えとローカルチャーチに関する面白い議論がコチラで展開しています。
いわく
・人は神と混ざって神になるのか?
・人の体にはサタンが住むのか?
・ブレンドされた兄弟たちは秘密組織か?
・タイタス・チューはなぜ検疫されたか?
などなど、他では議論にすらならないような論点が目白押しです。
特にこのページにはドイツの指導者であったJohn Soやリーの片腕で「回復訳」を訳したJohn Ingallsらの証言がアップされています。さらに米国での訴訟の動向なども。ぜひこれらの英語のリソースから情報を得て下さい。彼らの発表にはしばしばウソがあります。私の元にも山ほどの資料があるのですが、翻訳しているものはごく一部です。できるだけ公開しますが、何分時間と体力が追いつきませんですので。
・The Best of The Bereans
フラー神学校などが彼らにお墨付きを与えたとのとことですから(これには裏がありますが)、今後大手を振ってニッポンキリスト教界にも入り込んで来るでしょう。「あなたは神のVIP」と言ったご機嫌取りのメッセージしかできない商売牧師たちはおそらく太刀打ちできないでしょう。
でもね、ちょっと考えて下さい。あなたが東京で伝道し、集会を始めるとします。しかし聖書は「一行政区にひとつの教会」しか認めていないのです(彼らの主張)。するとあなたは自動的に「東京に在る教会」に出向き、彼らからのお墨付きを得てようやく正統な集会あるいは教会を開始できるのです。それは「東京に在る教会」の分家(彼らの言い方)として。しかし23区が独立したら、教会も23に分かれるのです。「渋谷に在る教会」、「目黒に在る教会」・・・と。
かくしてあなたはウイットネス・リーだけに神が与えた終わりの時代の"啓示"に従って、人の体にはサタンが住み、神と人が混ざって人は神になる〜、とリーの『ライフスタディ』や『聖書の結晶シリーズ』などをオウム返しのように祈り読みしつつ教会建造のために正常な教会生活、つまり神-人(God-man)の生活を送ることになるのです。ここでしか正常な霊的生活は成り立たないからです。かくしてカルバリーチャペルのワーシップは若者を堕落させるから回復の詩歌のみを歌い、自分の意見を持っても言ってもならず、ひたすらリーの教えに「アーメン」を唱えつつ、神の回復の御業の最前線を歩むわけですね。たとえ、リーの息子が姉妹たちを性的に陵辱していても、それを放置しつつ。
こうしてついには分裂したバビロンの娘だった諸教会(彼らの言い方)の統一が成就し、ひとりの使徒のカバリングの下、ひとつの教え、ひとつの心、ひとつの実行により、ひとつの教会を建造していくわけです。その"福音"は「あなたはイエス・キリストをあなたの救い主として受け入れますか?」、「はい」。で、次に出るのが「あなたはウイットネス・リーを現代の唯一の使徒・預言者として認め、彼の見たビジョンこそが神の御旨であることを認め、リーの見た啓示に服しますか?」。その裏には、「リーに逆らうことは神への反逆であり、呪われて裁きを受けますよ」と。
さて、あなたはどう答えますか?
また二つほど資料を紹介しましょう。サイトにまとめるまではココにアップしておきます。今資料のpdf化を進めているのですが、なにしろ膨大なのと、怠け者なので、ちょびちょびと・・・。
ひとつはリーの息子の淫行現場を目撃した兄弟が長老をしているローズミード教会に対してリーが陰で干渉し、その長老を追い出す工作を行った結果、そこは混乱のあげく、最初にリーから離脱した事件の契機となった集会の記録。
ひとつは問題を憂慮するオレンジ・カウンティの兄弟姉妹によるリーへの公開質問状。もちろんこれはリーによって無視された。先に紹介したBerean Ministriesの掲示板を見ると、依然として当時の問題が尾を引いていることが分かる。そのひとつの実が先のタイタス・チューの検疫である。
日本の「地方教会(召会)」では、英語が読めない人々に対してはこれらの情報は遮断されるか、歪曲されてアナウンスされる。
・ローズミード教会の集会の記録(http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Rosemead.pdf)
・ウイットネス・リーへの公開書簡(http://www.kingdomfellowship.com/Announce/Open_Q1.pdf)
しかしこのサイト(http://www.afaithfulword.org/)を見ていると、実に面白い。タイタス・チューについては「検疫」と自ら使っているが、その理由を読んでいると、タイタスらの方がごく当たり前のことを主張していると思うのだが・・・。
また音声ファイル(日本語:この声の兄弟はよく知っているのだ・・・)で検疫のための糾弾集会の模様をアップしているが、こんな気味の悪い集会のライブをアップしてしまうとは・・・。どうも彼らは閉鎖空間の中で、周りがどう感じるか、どう理解するかについてのセンスが相当に食い違ってきているようだ。とにかく自分たちの正当性とひとりの使徒とひとつの教えを主張するのみ。かなり重症化していると思える。
この普通とは異なる「違和感」がCTとLCに共通して感知されるわけ。さてさて、CTと少佐の会談はいかなるものとなりますか^^
面白いです。60人以上の福音主義の学者たちがローカルチャーチに対して公開書簡を送り、ウイットネス・リーの偽りの教えを捨て去り、裁判などの脅しをやめよとアピールしていますね。→http://www.religionnewsblog.com/17062/open-letter-to-local-church