* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
ホームルーム的クラスで学生と今後の世界情勢について語り合った。と言っても、なかなか会話にならないわけで苦労するわけ。そこでコンピューターゲームのロール・プレイング・ゲーム(RPG)をヒントに、学生に好みのキャラを演じてもらう。ある者は金さん、ある者はブッシュさん、ある者は安倍さん、ある者はプーチンさん・・・と。そして次の一手をどうするか考えてもらい、発表してもらった。こうするとある程度実感を持ってもらえるようだ。
で、結果は・・・。金さんを演じたA君の次の一手、「ぼくは核弾頭つきのミサイル打っちゃいます」。私:「おいおい、それじゃあ、世界は終わるよ」。学生:「だってその時はその時で、何をしても無駄だから、しかたないっすよっ!それにイロイロ考えるの、めんどうだし・・・」。
・・・というわけで、世界は一瞬にして終わりました(汗)。彼らは駆け引きやネゴシエーションを知らないのだ。白か黒か、きわめて単純な世界に生きているようです。シアワセと言えばシアワセなんでしょうね^^
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それにしてもまたまた不気味な事件が(→記事)。うつ病の妻が家族3人の頭にキャンプ用テントを固定する金属杭を何本も打ち込んで殺したとか!?これはかなりコワイ・・・ぞ。3人の頭にどうやって杭を打つのか???それに、私は一応精神病理を学んでおりますが、何故に杭を頭に打ち込むわけ・・・と、しばしうつむいて考え込んでしまった事件であります。精神保健学の講義のネタには事欠かないのだが・・・。
この事件は多分オカルトの影響があるでしょうね。ずっと以前にミュージシャンの夫を妻が殺し、肉体は邪悪だから生き返らないようにと、遺体を解体して肉を削いで儀式を行っていた事件がありました。これとある種の同じ臭いを感じます。