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香の話

私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。

と言う聖句はお馴染みであるが、私たちは無意識のうちにある種の香(物理的にしろ霊的にしろ)を放っている。香と言うと富良野のラベンダーなどをイメージするが、臭いと言うとやや不快な気分がする。家や車なども特有の臭いを放つが、そこにいる本人には分からない。

で、今、中年男性の間で食べると薔薇の香りが体から発散するガムが大流行とか?ギャルから「オジサンは臭〜い」と言われるところの加齢臭対策だそうだ。実際私も大学のエレベーターで年配の先生が出た後に入ると「うっ」と来るもの。逆に気にし過ぎて、病的になると、神経症の一種で自己臭恐怖症があるが、この人たちは外出もままならなくなる。

私はと言うと、面白いことに脇の下の匂いがなぜか甘いのだ!どうも芳香族系の酸が分泌されるようで、なんとシャツが融けてしまう!?講義をして汗をかくとプーンといい香りがしてくるわけ(自分の体臭をいい匂いと感じるのもアブナイかな?)。それでも一応グランドマリン系のコロンはつけている。若い連中を相手にしているので、「くさ〜い」とは言われたくないという中年男の気持ちはよっく分かる。

・・・はたして地上におられた時のイエスの放つ匂いはどうだったのでしょうか?

Commented by ICHIRO 2006年08月28日(月)17:23

エイリアンみたいですね(笑

Commented by Luke 2006年08月28日(月)21:23

ですね^^

実は臭覚神経は大脳辺縁系あたりに入り込んでいるので、ひじょうに深い情緒と関係するのです。視覚は表層的ですが、臭覚は人格の根幹と関わるのですね。匂いで幼かりし頃の記憶がヴィヴィッドに蘇るのはそのためです。

Commented by emi 2006年08月28日(月)22:15

Happy Anniversary! (^^V

Commented by Luke 2006年08月28日(月)22:57

Ah! It is today! I've forgotten. You have made it come up in my mind. But I don't feel it is so long past 'cause we are still fresh:-) Your today's essay is just fit to my concern. Those who are not drived by the spirit of ages, i.e. the spirit of fake, are blessed. Thanks a lot!

(a voice of truth: on matter of these cases it is easier to write in English than in Japanese.)