* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
長男が受験準備をしていて、生物で進化論を学んでいる。いろいろ質問をしてくるので、進化論を説明しつつ、同時にそのボロも指摘しているが、さらに同時に似非科学的クリスチャンたちの「創造科学」などもトンデモだから、と予防注射を打っている。こんなものが蔓延るので世のまともなサイエンティストは聖書に先入観を持ってしまうのだ。せめて木村の中立説を確率微分方程式を解いて説明できる位になってから進化論を論駁してほしいと思うのだが。どの分野でも狂信・盲信ほどタチの悪いものはない。
ベニー・ヒンにせよ、「創造科学」にせよ、キリスト教界から何の良いものが出るであろうか。何も出ないのだ、キリスト以外は(いや、これすらも危ういか!?)。出ると思っていることが病気のルーツ。閉鎖社会の共同幻想である。このギョウカイが真に絶望に至るとき、まことのリバイバル(←これ、あまり使いたくない)信仰覚醒が起こるのだろう。それまでブッ飛ばされつつ、床を転がされつつ、金を搾り取られつつ、目一杯「リバイバル音頭」を踊らされるだろう。ご苦労様なことと率直に感じている。
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それにしても『20世紀少年』は面白い。わが少年時代の場面が彷彿として、何とも言えない郷愁がある。と、同時に、"ともだち"による愛と平和の世界は、みんなニコニコ、清く・正しく・美しく、どうも○○学会や何とか真理教より、ニッポンキリスト教とダブってしまう。クリスチャン天皇をいただいたキリスト教国家ニッポン。相当に気味の悪い世界だ。
>ブッ飛ばされつつ、床を転がされつつ、金を搾り取られつつ、目一杯「リバイバル音頭」を踊らされる
笑いましたが、やや情けなさが、、、
ヒン様は来年は東京だとか、、、。
>に至るとき、まことのリバイバル(←これ、あまり使いたくない)
ワロタ