* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
下呂温泉から白川郷へ向かう途中高山を通った時のこと。実にスゴイ金キラ金の建物が目に入った。一目神社風、しかし屋根の上の赤い玉がなんとも?「なんじゃあれは?」と、好奇心がくすぐられて寄ってみることにした。
で、これが崇教真光の総本山だった。よく駅頭などで「あなたの病気の癒しと幸福をお祈りします」と言いながら、手をかざす人たちだ。恐る恐る中に入ると制服を着た警備員(案内人)の同じような雰囲気の若者がやけにニコニコとしかも丁重に迎えてくれた。
ご記帳をして、大ホールに案内された。いやあ、これがすごい。毎月祭りがあって、全世界から1万人が集まり、主なる神を讃えるのだとか。すると奇跡が起こり、病気は癒され、不幸な家庭が回復される・・・。「うん?どこぞでも聞いているぞ?何とかヒン様もいたよな」と思いつつ、パンフをもらって読んでみて、またビックリ。
ここでは天地創造の主神を礼拝し、偶像はない。罪にまみれた世をエデンの園へと回復するのだとか。それが「神の御経綸(ご計画)」であり、霊と心と体の回復を目指している。そのためには罪を清める「火の洗礼」を受け、御み霊を受けること(これが「霊の洗礼(バプテスマ)」)。さらにすべてを神中心にし、人の思いを神の御心と合わせることが大切。すると癒しの業や清めの業をなすことができるようになるとか。あれあれ、どこかで聴いたことが・・・?というわけでして、ここにも言霊で動かされる100万の人々がいた。
それにしてもこの総本山の建物にはダビデのマーク(イスラエルの国旗のマーク)から、卍マークから、菊のご紋までがベタベタ。さらに鐘塔はキリスト教会風。しかしこれだけの建物が建てられるわけで、スゴイことです。長女が「ともだちみたい〜」と叫んでおりましたが、彼女たちの間で人気になっている漫画『20世紀少年』の世界がそのまんま展開しておりました。(キリスト教界だってこう見えるかも?)
僕も高山へ行った時、このキラキラ&色んな宗教のマークに満ちた建物を眺めて「なんじゃあれは?」と思いましたが、、、Lukeさんは入られましたか。
パンフに書かれてある事ビックリですね。
霊と心と体の回復とか、すべてを神中心にとか、、、いのちは別として、そこいらのキリスト教会以上にいいお話が聞けそう。
「真光」には二系統あるようですよ。初代岡田光玉師の死後、二代目を巡って分裂したようです。
高山本山が「崇教真光」、二代目は岡田恵珠師。
伊豆本山が「世界真光文明教団」、二代目は関口榮師。サイトは
http://www.mahikari.or.jp/index.html。
元々は伊豆のMOA美術館などをやっている「世界救世教」です。まあ、いずれにしろ立派なモノです。
あ、これはご教授感謝です。ほんとですね。実は高山の巫女さんに「駅頭で手をかざす人たちですよね」と聞いたら、「違います」と不快な顔をしたのです。別系統なんですかね?