* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
日経のスクープがエライことになってきた。私も同紙の記事を真に受けたのだが、昨日書いたように、何かの意図・思惑があることは間違いなさそうだ。そして最も重要なことは、日本を動かしているのはいまだに大御心であること!
かつて2・26事件において東北の貧困層出身者を中心とし、堕落した政治を変えるためにクーデターによって昭和維新を起こそうとした若い兵士たちは、天皇のご信任をいだけると期待するも、当の天皇の逆鱗に触れて降伏した。かくて正義を決定したのは大御心だった。これがその後のWW2に至る軍部の性質を決定的にした。
これと同じダイナミズムが現代でも働いている。今回の事件を裏読みすれば、あえて捏造記事を書かせ、右傾化した人々を大御心によって左へ誘導しようとしたかに見せたが、実は何のことはない捏造だとなり、むしろ安心して右傾化が固まることを意図したのかも知れない。実際こう言っている人もいる。
こういったケースで情報源のクレジットを落とす策略は、たとえばケネディ暗殺の真相を探っていた地方検事ギャリソンの例がある(後にオリバー・ストーンによって映画化された)。彼のクレジットはボロクソにされた。
昨日のメッセージでも語ったが、この世の霊は偽りの霊。悪魔の中には真理はなく、彼が偽りを語るときはその本性にふさわしく語っているのだ、とあるとおりだ。しかしますます先が錯綜してきたことは確かだ。
この件については、あの朝日新聞が早々に手を引いちゃいましたからね。こんな美味しいネタに、なんで食いつかないのかなぁ、何かおかしい、と思いました。
はじめから(あのメモの前後が判明してから?)撒き餌だと分かってたんでしょうかね?
一方でこんな見解もありますね:
・メモは本モノ
http://hyouron.blog23.fc2.com/blog-entry-88.html
いずれにしろ、これは何かの思惑があります。永田偽メール事件とは深さが違うような・・・。