個別表示

鈴木大拙没後40年

アップロードファイル 55KB

松ヶ岡文庫編。河出書房新社刊。大拙と交友関係にあった人たちの寄稿文と大拙自身による自伝的文章。それに彼の妻であったビアトリス夫人との書簡(ラブレター)が収録されている。淡々として清々なる生き方。二面性が見えてしまう牧師たちの脂ぎった様とは対照的。彼の禅は一言で言えば、「AはAにしてAにあらず」。すなわち即非の論理。聖路加の日野原氏とも交友があった。大拙はイレウスで同院にて冥福した。昭和41年7月12日、享年95歳。

Commented by たこみ。 2006年07月13日(木)13:52

恥ずかしながら、Lukeさんのブログで初めて鈴木大拙という方を知りました。
もっと詳しく知りたいと思いWikipediaを見ていたら、おもしろい記事がありましたので、転載します。

 鈴木が没した時、ニュースを読み上げるアナウンサ ーが原稿に禅と書いてあるのを蝉と読み違えて「蝉 の研究で有名な鈴木大拙さんが亡くなりました」と 読み上げたことは、全国に当時大きな反響を呼ん  だ。


ワタシのアンテナってば、彼の偉業よりもこんな小ネタばっかり拾っちゃうんですよね…(´〜`;)

Commented by Luke 2006年07月13日(木)20:32

そうですね、大衆が知らないからこそ、彼の「純」と「朴」が生きるわけです。大拙が愛した句です:

 ふと見れば
     なずな花咲く
          かきねかな
                  芭蕉

(蛇足ですが、お名前は「たこみ」さんではなく、「たみこ」さんでしょうか?)

Commented by たこみ。 2006年07月14日(金)08:42

蛇足への蛇足ですが、"たこみ"はワタシのフルネームを単純に縮めたものです(^m^ )。大学の寮にいた時には、こう呼ばれてました。今年4月の最後の日曜日にKFCにお邪魔した"たこ"のつく名字の者です(*^^*)
自己紹介が遅れ失礼致しました。次回はぜひバイブル・カレッジの方でお会いしたいと思います。
(最後の蛇足ですが、一昨日TVに"権蛇(ゴンジャ)"さんという名字の方が出ていてその響きがショッキングでした。"蛇"つながりであしからず…)

Commented by Luke 2006年07月14日(金)13:48

あ、これは失礼しました。覚えております。よろしくどうぞ^^