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精神病理学から診たキリスト教

ダ・ヴィンチ・コードにも自分の体を鞭で打って主の痛みを知るカトリックの修行僧が登場していた。かなりコワイ雰囲気で、これだけ見ると、信仰者はみなビョウキに見えてしまうが、確かに立派なビョウキである。肉体を痛めつけなくとも、自分で自分を精神的に痛めつけるビョウキはニッポンキリスト教ではかなり多い。聖くなろうとして「聖化」の追求などに入れ込むご苦労様な方々がいらっしゃる。あるいは「神の声」を聞いたと証する実は妄想を持った方々とか。前者は強迫神経症。後者は妄想性人格障害あるいは分裂病質障害あたり。それと境界性や自己愛性、さらには虚言性や解離性などの障害がきわめて多い。多分この映画の原作者の周りの「クリスチャン」たちはこういった種類の人々が多かったのだろう。下のドイツの方と同じ。確かにこのギョウカイ、人間の病理サンプルには事欠かないのだ(汗)

これらは、独り善がりの礼拝、偽りの謙遜、体の苦行を伴っていて、知恵のあることのように見えますが、実は何の価値もなく、肉の欲望を満足させるだけなのです。

Commented by ICHIRO 2006年05月22日(月)11:05

カトリックがえらく反発しているようです。
カトリック信者10億人でSonyの不買運動だそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060518-00000089-kyodo-bus_all

昨日テレビでジャン・レノのクリムゾンリバーをやってましたが、
あれにはフランスのモンタナス派の陰謀が出てきます。
どうもフランス系のキリスト教は気味が悪いですね。
、、、あ、私も怒られるかな、、、汗

Commented by Luke 2006年05月23日(火)13:03

その団体オプス・デイの公式サイトが日本にもありました。
http://www.opusdei.jp/