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私も逮捕されるか・・・

偽造建築事件で、不正に気づいて告発したイーホームズの藤田社長が架空増資の容疑を認めたとのこと。要するに会社設立や増資の際、他から金を借りてきて、それを資本金に繰り入れた形を取った後、すぐにその金を返済する経理操作のことだ。「見せ金」とも言う。

実は何を隠そう、私も有限会社のオーナーなのだが、設立の際は実質的にはこの手法を使ったのだ。親から借りるなどして手当てするのだ。つまりこの手法はよく使われる手法なのだ。下でも言ったが、実質大赤字のアメリカなどはまさにこの手法でやっているではないか。

今回彼が告発したから、明るみに出たのだが、しばしば告発者は自らが傷を受けるもの。雪印の牛肉の不正輸入を告発した倉庫会社の社長は今極貧の状態にある。果たしてこの容疑で彼を逮捕して、彼がそれを認めて、今回の偽造事件の本質的な解決になり得るのか。もともとは国が持っていた審査権を、いわゆる規制解放の方針にのっとって、民間に下ろす際に制度上の不備があったわけであろう。リバータリアニズムの主張する国家機能は最小にして、個人(民間)レベルですべてを処理することの無理が露呈したわけだ。

どうも今回も官僚がきわめて責任を回避する術に長けていることだけが証明されるような予感がする。それはメンドーなことに首を突っ込むことを避ける「見ざる・聞かざる・言わざる」を助長するだけとなろう。

Commented by kg 2006年04月30日(日)22:40

様々な世の動き、神様からの知恵をいただいて、よく理解したいものです。キリストの者は世の者ではないけれども、主がまだ世に置いておられるのだから。
ルークさんの年初めの勧め、“ステップフォワード”に励まされて、一歩踏み出す決心をし、努めています。それは、「人の言葉に惑わされない。主と主の御言葉にのみ信頼する。人の思いを先取りしてへつらわない。思いを自分のうちに向けるのではなく、外に向ける。等」です。私は、非常に内省的で、自分でもかなり病んでいたと思っております。
神様の深い真理のすべてを知ることは、イエス様のもとに行くときに可能になるのだと信じます。私たちには、主の真理の異なる側面が知らされており、クリスチャンが違いを認め合い、互いに学ぼうとするならば、さらに開かれる真理があると思います。ニッポンキリスト教の仲の悪さは、自分の聖書理解を、神様が聖書を通して語ろうとしておられることの上においているからではないでしょうか。
徒然に書きました。