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Dr.Lukeの大腸鏡検査体験記

ついにその当日。腹はもう完全に空っぽ。朝9時から開始。お尻に穴の開いたパンツをはいて、ベッドに横たわり、点滴を受ける。やがて医師が点滴に鎮静剤か、麻酔薬を少々入れると、軽く頭がボーっとしてきた。「始めますよ」の声で、グニュっとファイバースコープが入ってくる。

目の前にモニターがあって、我が腸の中が良く見えている。「今、直腸通過。・・・はい、ここがS字結腸です。」このあたりで痛みが出たので、それを告げると、医師は「曲がりが強いですね」と言いつつ、ぐいぐいとカメラを揺すぶる。腸管をまっすぐにするためだが、「おいおい、腹の中をかき回すなよ」と思いつつ耐えていると、やがてそこを通過して、下向結腸に入る。

画面はきれいな粘膜を映している。「これが我が大腸壁かあ〜」と感心しながら眺めている。で、カメラは横行結腸を通過し、上向結腸にたどり着き、ついに小腸からの出口にたどり着く。医師が「ここが虫垂への入り口です」と教えてくれた。

「では、これからファイバーを戻しつつ、診ていきます」というわけで、ずるずると引き出しかかった。途中大腸壁の皺を伸ばすために空気を入れて風船のように膨らめて、中を洗浄しながら丹念に観察していく。私も目を凝らして見ているが、きれいなものだ。・・・で、ついに直腸まで戻り、スポッと抜いてお仕舞い。

この間約20分程度。「きれいですね、何もありません」とのドクターの声を聞いて、やれやれと・・・。かくしてクリアなものでした。

帰りに美味いものをたらふく食べてやろうと思っていたのですが、腹が空気で脹れていて、食べ物が入る余地がなく、そのまま帰宅し、空気の抜けるのを待って、カミさんと和食の新鮮な刺身料理を食べてきた次第。

いやあ、美味い物をおいしく食べられることの幸せを感じました。やんわりとした日差しの中をぶらぶらと三ッ池公園の満開からやや散り始めた桜を眺めつつ、主はもうしばらく生きる時間を下さったことに感謝した次第。竜介さんは50歳目前で逝ってしまいましたが、私はあす無事に50歳を迎えることができそうです(ただ、わが兄弟のことが思い浮かびました・・・)。以上、Dr.Lukeの大腸検査体験記でありました。

なお大腸がんについてはこちらをどうぞ。

Commented by はちこ URL2006年04月04日(火)20:37

良かったですね!
私の方も無事に終わり、結果は全てノーマルでした。
私は鎮静剤で寝ている間に全て終わってしまい、前の晩から絶食だった以外は楽なものでしたが、大腸の方が前日の処理が辛そう…

明日はお誕生日なのですね。おめでとうございます!! 50歳。ヨベルの年ですネ。主がルークさんの人生を通してさらに大いなる御業を見せてくださいますように! 奥様にもよろしくお伝えください。(^^)

Commented by Luke 2006年04月04日(火)23:16

あ、はちこさん、ありとうございます。
Blog拝見しました。お互いにもう少し生きていられるかな?
これからもよろしくどうぞ^^

Commented by ひろこ 2006年04月06日(木)14:29

 昨日はお誕生日おめでとうございました。50歳とはお若くていいですね。健康診断も異常なく、ばりばり働けてこの世でも、霊の世界でも、主とともにご活躍ください。
 ちょと待てよ。早くログハウス作ってひきこもりたいのかな?