* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
最近の若い娘さんは包丁の持ち方も知らず、下手をするとハサミで野菜を刻む輩もおるようです。親の顔が見てみたい・・・と、少々憤慨しておりましたら、うちの長女の話。「あのね、パパ。今日J大学病院の実習で栄養教室の先生に缶詰を開けといて、っていわれたの。でもあたし、缶切りどうやって持ったらいいか分からなくて、開けられなかった。先生が呆れたよ。ははは・・・」。いましたね、キョウビの育て方を間違った親が、ここに・・・(^^;A
Commented by 悩める外科医 2006年02月28日(火)10:15 私には中一の娘が与えられていますが、現在反抗期で困っています.
2学期の期末試験は名前から解答まで;答案全部を平仮名で書いて、科目によっては0点を貰ってきました.
担任の先生に反感を持っており(先生はダブルスタンダードで裁くと言っています)、また、特に母親(my wife)に対して、暴言を吐くので、父親として黙って聞いている事が出来なくて、つい、激しい言葉で叱責したり、場合によっては拳骨で頭を叩いたり、平手で頬を叩いたりする事もあります.
そうかと思うと、座っている私の膝の上に座って来たりと、アンビバレンツな態度をとるので、どう対処して良いのか戸惑います.
私は男兄弟で生まれ育ったので、女性は妻しか知りません.反抗期は自我が発達する大切な時期である事は認識しておりますが、どうしたらこの時期を乗り越えて、ルーク先生のような父娘関係が築けるのでしょうか?お薦めの書籍等がありましたら是非ご紹介下さいませ.
ご多忙中恐れ入りますが、宜しくお願い致します.
うちの子も中学時代は髪の毛を金髪にして、礼拝に出席して(ミッションだったので)、学校から文書で指導されたこともありますよ^^私は「学校の先生との付き合いは適当にかわせ」と言っておきましたが。彼女たちはそれぞれにどこに真実があるかを判断しているわけで、あまりイロイロと押し付けはしませんで、一緒に温泉やキャンプで遊ぶことを心がけたくらいですね。ただ私に逆らうときは平手で張りましたが。ニッポンキリスト教界のいわゆるCSなんてものはご遠慮でした。大学もミッションですが、それぞれにバイトや部活などに忙しく打ち込んでいます。
Commented by 悩める外科医 2006年03月01日(水)06:27 おはようございます.
ルーク先生ご教示ありがとうございます.
>「学校の先生との付き合いは適当にかわせ」
>彼女たちはそれぞれにどこに真実があるかを判断している
>あまりイロイロと押し付けはしません
>一緒に温泉やキャンプで遊ぶことを心がけたくらい
大変参考になりました.私は、短気な外科医で、横ビンタを張ったり、病院でも、お怒りを爆発させたりと、柔和なクリスチャン像からは程遠い存在ですから、子どもに暴力を振るった後は、暫らく自己嫌悪に陥り、しかし、箴言の「鞭を控えてはならない」のみ言葉に立って、自己正当化をしたりと、少々気持ちが揺れ動いておりましたが、先生のアドバイスに励まされて、一歩退いた位置から、娘を「真実を捜し求めている存在」として、少し客観的に見つめてみようと思います.
昨夜は、3学期の期末試験が終わった娘と一緒に、近所のスーパーまで、娘のヘアスプレーや意味不明の物を購入しに出かけることが出来ました.道すがら、『学校の先生との付き合いは適当にかわせ』とアドバイスすることが出来ました.本当にありがとうございました.これからも宜しくお願い致します.
家族というものは、実に不思議な存在で本気で私を怒らせることが出来ます。
私自身は教育者や、カウンセラーでもないのですから自分なりの経験だけ書かせて頂きます。
自分の子供といえど、「人の心は深い井戸のようだ」の通り知り尽くすことは出来ませんね私は。時々自分自身でも自分が不安になるときもあります。
怒った後など自分が恐かったです。自分が何をしでかすか不安な時もありました。
とにかく子供の理解できない行動は何かしらのサインにはちがいないんですね。
私の妻に暴言を吐いてる子供を見るとほっておくことが実に難しいのですが、実はパターンがあり、この時(たとえば朝学校へ行くとき機嫌が悪いのは実は母親と全く関係の無い事で不安に感じていることを単に母にぶつけているだけ)はこうだとか。よく見ることです。
親にしてみれば、こんなにしてやっているのにおまえは何だと思いたくなりがちでしょうが。
相手は体こそ大きくなっても、子供で向こうも「どうか私を育ててください」とお願いした訳でもないのですから、
むしろ育てさせていただいていると思って冷静になること、感情をぶつけ合うことはあっても1年に一度以上はないでしょう。
なにせ今の年代の娘にとっては「おやじ」とはこの世の有りとあらゆるモノの嫌なモノの総称なのですから、覚悟して取りかかるべきでしょうね。
家出も覚悟しておかれることも必要かも知れませんね。
わかっていても、しょうがないときもあります。
理屈や言葉でいくら説明しても無理なときがあります。
親としては女の子なので性的な事に流れるとおろおろしがちですが、常に「たとえ何があっても私たちはあなたを愛している」と送り続ける事が大切ですね。
子供達の理解できない行動によって親にさせて頂いている、また、父なる方のすごさが少し見えてきます。
奥様と良くコミニュケーションを取ってこんな時は君がひどくなっていても横目でみてるからね!とか、十分時間をとってください。
(横レス失礼します。)
悩める外科医 さん、初めまして。(いちおう、内科医です。)こちらも、高2と中3の娘がいますので、お気持ちお察しします。
私も、以前、子育てで悩んだ時がありました。そして、あるとき、ハッと気付きました。
「子育てをする上で、最も大切なことは、イエスの言われた『全ての行ないの第一のいましめ』である『(親自身がまず)心をつくし、精神をつくして、神を愛する事』ではないだろうか。
そして、さらに、親自身が、最近よく耳にするゴスペルのように、自分が神に愛されるために生まれた事を感謝しつつ生きることではないだろうか」・・と。
(それ以来、子育ての大切な基礎を得たようで、今のところは、変に迷う事がほとんどなくなりました。)
今回、ルーク先生が「彼女たちはそれぞれにどこに真実があるかを判断しているわけで」とおっしゃっていますが、私は、子供が「自分の親が、神を心をつくして愛するような、真実な信仰を持っているかどうか」をよく見ているように思えるのです。
そして、子供は、「それ」を見て、育っていくように思います。
(いわゆる、親の背中を見て育つ、という事ですが・・。)
・・・ひとこと、自戒の気持ちと共に、書かせて頂きました。ご参考までに・・。
(追伸:「病院でも、お怒りを爆発させたりと、柔和なクリスチャン像からは程遠い存在ですから」・・・これをお聞きして、(自分だけではなかったと?)何か安心しました。^^)
tzTonさま、Skyさま、アドバイスありがとうございます.Skyさまは、青い空のHP;新潟の先生でしょうか?先輩方のアドバイス、本当に励まされます.妻とともに毎日のように娘のことで話あっていますし、妻は私以上に悩んで、母教会の牧師夫人に長距離電話をかけて相談しています.
娘は、今朝も、自分が目覚ましで起床出来なかった事を棚に上げて、「時間が無い、ノートが見つからない、時間割をしていない、間に合わない・・・」と、妻に当り散らしていましたが、私が声と手を上げる気配を漂わせたら、妻は目配せで私を制止しました.今朝6:55に入院患者のSterbenがあり、早々に出勤しましたので、その後は知りませんが・・・今病院のPCから書き込みをしています・・・時々epigastralgiaがあり、アルロイドGのお世話になっている始末です.
詩篇86篇11節:
主よ。あなたの道を私に教えてください。私はあなたの真理のうちを歩みます。私の心を一つにしてください。御名を恐れるように。
箴言3章6節:
あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
子育てにおいても、み言葉に従って歩みたいと願う愚かな父親です.
PS.自分だけではなかったと…ホッとしました.(笑