再臨とは


イエスは紀元前4年ごろに誕生され、紀元30年ごろに十字架刑を受け、その3日後に復活され、40日の間弟子たちの間に現れて神の国について教えた後、天に引き上げられました。この神格の第二位であられた神の言(ロゴス)である神の子が肉体を取られて人類の歴史に介入された事件を受肉と呼びます。現在イエスは天の御座において父の右に座しておられますが、この方は再びこの地上に復活の肉体において降りてこられることが聖書の中で予言されております。この2回目のイエスの到来を再臨と言います。

再臨の目的は第一に「キリストの花嫁」と呼ばれる信徒たちを天に迎えるためです。彼らは地上においてなした業にしたがって、キリストから報酬を受けます。第二に人類の罪がその極地に達してまさに滅亡のふちにある状態に収拾をつけるためです。そしてイエスを拒否して救いを拒んだ人々をその罪の故に裁くためです。

1回目の来臨のときは彼はあくまでもしもべの様で来られ、私たちの罪のために十字架につけられたという、人間的にみれば惨めな生涯を送られたわけですが、再臨の際はあくまでもとして来られます。現在の地上はサタンが支配権を握り、人類はその罪とサタンの誘惑によって翻弄されており、そこには神の統治が見られないかのような状況を呈しておりますが、再臨の際はサタンは穴に閉じ込めれて、キリストがこの地上においてその統治を開始されます。このキリストによる統治期間を「至福千年期」あるいは「千年王国」と言われます。

実は再臨の時期については聖書学者の間でも様々な見解があります。いわゆる「千年王国前再臨説」と「千年王国後再臨説」であり、前者の中にも「大艱難前再臨説」と「大艱難後再臨説」です。本ページでは「千年王国前再臨説」を取っております。この場合、最後の7年間がいつかまた開始され(→「終末とは?」)、その後半の3年半を「大艱難」と呼んでおりますが、キリストの再臨はこの時期の前か、後かが問題となるのですが、実は聖書をよく調べてみますと、キリストの再臨には2段回あることが分かります。第1段回はいわば御忍びで来られ、キリストの体であり、キリストの花嫁である教会を引き上げて空中でご自身とお会いになった後、第2段回に彼らと共に公の形で地上に来られるのです(→詳細はこちらを参照)。

この教会が引き上げられることを「携挙」と言いますが、この時期についても特定はされておりません。聖書では「いつキリストが戻ってこられても良いように備えをせよ」と警告されております。とにかくある時に、一時にかあるいは順々にかは不明ですが、クリスチャンたちがこの地上から姿を消すことが起こります。そして彼らは空中で愛する君であるイエスと面会するのです。次にキリストは誰にも見える形で再臨されオリーブ山に足を置かれます。その時期についてはイエスご自身も「人の子も知らず、ただ父だけがご存知である」と言われますから、私たちには分かりません。ただいろいろな形で終末特有の前兆現象が起きてきます。

現在においても「自分が再臨のキリストである」と称する人々が次から次へと出現して、様々な事件を引き起こしておりますが、これらも終わりの時代の一つの特徴です。イエスご自身も「私の名を名乗ってくる偽キリストには注意せよ」と警告されました。旧約時代から予言されていたキリストはある時確かに来られました。その方を神の子キリストと認めることができた人々は幸いでした。さらにキリストはもう一度来られることも予言されています。その再臨のキリストを認めることができる人々はさらに幸いです。現在聖霊によって霊的に私たちのうちに臨在されるキリストと実際に物理的に顔と顔を合わせて見える事ができるのです!その瞬間を考えただけで興奮を覚えます。
(C)唐沢治


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