最近の日記

交わりを楽しむ

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福島の山から下りてきたS兄弟とJohnと3人で新横浜で交わる。彼らは初対面であるが、共にウォッチマン・ニーに深い影響を受けており、信仰の面について、教会観についてきわめて近いものを持っていることに私は気づいていた。そこで今日彼らを引き合わせたわけ。(本音を言いますと、私は、今のKFCのあり方にも少々疑問を持っているのです。)

案の定、話はすぐに確信に触れることができ、親密な交わりができた。話の中心は内に生きるキリスト。ただキリストだけで満足すること。すべてをひとつひとつ引っぺがしていって、最後に内にいますキリストを見出すこと−これこそ大いなる神の奥義にして祝福。外側のものは何もない(正確には心を置かない)ほうが良い。

で、5月の連休中に福島の山荘に泊まる計画ができた。またじっくりと主を語り合える機会が与えられ感謝。

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私も影響を受けて、定年まであと16年あるが、実家のある長野の八ヶ岳の麓辺りにログハウスを作ろうという願いが起こされた。この辺には柳生博や、さだまさしや、喜多郎などのタレントもログハウスを持っている。

ひとつの夢を持てた感じ。S兄弟いわく、完成品を得ることで満足するのではなく、計画から大工仕事をすること自体を主と共に楽しむことが大切。私も黒板五郎になるぞ・・・。

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N兄弟のことについても交わるが、ある意味で私たちにできることは尽くした感じがするとの結果になった。後は祈りによってとりなすのみで、彼と彼のご家族を真実な主の御手にお委ねしたい。

その後・・・

N兄とはまた連絡が途絶えている。こちらのアプローチを避けている感じ。心の奥にジリジリする部分を覚える。

桜@三ッ池公園

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風さそう 花よりもなお われはまた
       春の名残をいかにとかせん
          −浅野内匠の守辞世の句

N兄弟、春の名残がまだまだあるのだ。

サタンの運命

彼は自分の終わりが近いことを知っているのであろう。目一杯の策を弄している。このような時こそ彼に自分の敗北を思い起させるべきであろう。

 Satan, you are defeated foe!

北の国から@福島(2)

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               薪の暖炉(炎がいいです)

彼とは本当に裸の交わりをすることができる。互いのプライベートも問題も罪の問題も、ある意味で共有することができる。私も完全に素になって、ここ数年間の互いの歩みを分かち合った。そして互いの家庭のことなども祈り合い、御言葉をシェアすることもできた。彼もそれなりの重荷を負っている。が、主に明け渡す時、それは重くない。

ここ数年の間に、交わりも深く持てるようになっている。彼の追及のテーマは、死に与ること。深い死の感覚の中を歩む時に、復活のいのちを経験できる。私たちの信仰は逆説:死ねば生きる、失えば得る。キリストと共なる死にあずかり、互いに死を共有すること。現代の教界は生かそうとするミニストリーがほとんどである。死を説くミニストリーはほとんどない。

2コリント4:10-12
いつでもイエスの死をこの身に帯びていますが、それは、イエスのいのちが私たちの身において明らかに示されるためです。

私たち生きている者は、イエスのために絶えず死に渡されていますが、それは、イエスのいのちが私たちの死ぬべき肉体において明らかに示されるためなのです。

こうして、死は私たちのうちに働き、いのちはあなたがたのうちに働くのです。

北の国から@福島(1)

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                15年の労作(感動!)

私の20年以上に渡る信仰の兄貴であるS兄弟は、15年前から福島の都路村の山の中に、完全に手造りで家をコツコツと建てている。今回3月は雪に覆われていたために、大学の隙間を狙って1泊してきた。

ほとんど黒板五郎の世界であるが、彼はこの山の中で(ほんとに静寂そのものです)、主と深い交わりを持っている。山のてっぺんであるため、星もきれいであり、空気もさわやか。

夜は手造りのシチューをごちそうになり、近くの村経営の風呂で汗を流す。彼とは例のガンのN兄弟に働きかけており、今回も人生と主についての交わりと共に、N兄弟のことを深く祈ることができた。

人の生とは結局何か。何を主の元に持っていけるのか。会堂をいくつも建てたところで、その業を主の前で誇ってもまったくの無意味。主の元に持っていけるのは、地上の生活において、どれだけ主と交わることができたか、これがすべてである。聖霊派で業を追及する人には、マタイ7:21-23と、1ヨハネ2:27-28を比べて欲しい:

あなたがたのばあいは、キリストから受けた塗り油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、――その教えは真理であって偽りではありません。――また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。

そこで、子どもたちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、キリストが現われるとき、私たちが信頼を持ち、その来臨のときに、御前で恥じ入るということのないためです。

内住のキリスト

新横浜でJohnとまたゆっくりと交わる。彼が最近発見して少しショックを受けたことは、<内住のキリスト>を知らない"クリスチャン"が多いこと。彼は単なる知識を伝達することを懸念してblogを一時閉鎖した。

内にいますキリストを知れば、アメリカ産の油注ぎの器や次から次へと吹き込んでくる最新の"教え"などを追いかける必要もない。"青い鳥"はどこにいますのか?しかしチルチルミチル症候群のクリスチャンがかなり多い。

あなたがたは、はたして信仰があるかどうか、自分を反省し、自分を吟味するがよい。それとも、イエス・キリストがあなたがたのうちにおられることを、悟らないのか。もし悟らなければ、あなたがたは、にせものとして見捨てられる。−Uコリント13:5

プライドと命の天秤

わが友人はどうも私たちとだけでなく、ドクターとも良い人間関係を作れていないようだ。ドクターに対して何か挑発的な姿勢を見せている。そのためドクターも警戒して、踏み込んだ治療をすることを避けて、お茶を濁している感じがある。

彼はかつてかなりの資産家の御曹司であって、昔からプライドが高かった。何かにつけ、私が下りる場面が過去に何度も繰り返された。しかし、兄弟よ、プライドを守ろうとすることは、今回の場合、命取りになりかねない。自らの弱さに直面し、その真実を受け入れることができれば、主は道を開いてくださる。

まだ希望の炎は費えていないのだ。立ち返って欲しい。主の憐れみのタッチを受けて欲しい。

またしばらく凍結します

21-23日までお袋と家族で北海道に行って来ました。今回は流氷は残念ながら観られませんでした。

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友人の状況が少しクリティカルになりつつありますので、ここをまたしばらく凍結いたします。

その後の経過

お祈りいただいている友人のその後ですが、私たちの執拗な説得により、ようやくK大学病院泌尿器科を受診し、膀胱鏡での検査の結果、やはり腫瘍がありました。良性か悪性かは22日に告げられるようです。すでに尿管が閉塞しており、片方の腎臓は尿で水浸し(水腎症)になっています。

ところが彼の信奉する東洋医学の"医者"はK大学の所見に反対し、「帯状疱疹が内攻化したもの」とかいうおかしな"診断"をし、"治療"と称して高価な特殊な水を飲ませるようです。ふたつの診断の間で揺れている彼が正しい判断と処置を選び取ることができるようにお祈りいただけると感謝です。

次女の卒業式

6年は早いものです。S女学校には家内、長女、次女と歴代お世話になりました。学院長のH野先生が逝去されたことは残念なことです。

所有権は誰に?

BBSでも触れたが、私の体が自分のものであったら、かなり酷使してもいいかもしれない。私は25歳で人生に絶望した時、ふと思った、「そうだ、この体は僕のものではなく、将来の妻のものであり、子供たちのものだ・・・」と。すると他人のものだから大事にして、節制しなくてはと感じ、それまで1日20本、5年間吸っていたタバコを止めた。そして26歳で救われた。今考えると、この想いは天からものだったかも知れない。現在この体は聖霊の宮であり、主の血によって買い取られたものである。

ちなみに私の父はチェインスモーカーで、1日60本、50年以上にわたりタバコを吸った。「墓に入ってからタバコをもらってもしょうがないわい」と屁理屈をこねつつ・・・。こういった理屈は家族にとってはきわめて冷たいことに気がつかないのだ。で、ついに"Worse Than Death(死よりも残酷)"と言われるCOPD(肺気腫)で、呼吸困難のあげく逝った。CTで見ると、彼の肺はほとんどヘチマ状態だった。肺胞が崩れて互いにくっついて、スポンジ状態から、ヘチマ状態になるのだ。

自分のものであると考えると勝手気ままに陥る。しかし尊い子羊の血の値段で買われたこと、他人の所有であることを意識するならば、大事にするだろう。神のため、また家族のために自分の主義主張を下ろし、医師に体を預けて治療することもできる。N兄弟よ、ここが分かって欲しい。この体で神の栄光を現すことができたら幸いである。

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私の肺が換気機能が悪く、1秒率(1秒でどれだけ排気できるかの指標)が63%(正常は70%以上)しかなく、加えてこの時期は花粉症で呼吸が困難になることをメッセージで話したら、癒しの賜物があるY姉妹が重荷を感じてくださって、今日背中に手を当てて祈ってくださった。何だか不思議にも、胸腔内が暖かくなって、呼吸が楽になった感じ。感謝です。

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60-70年代の学生運動と、90年代のオウム真理教と、最近のホリエモンと、どこか似ていると感じるのだが。いずれも理屈は通っていても人の心の機微を置き忘れて、一種のヴァーチャルリアリティ的無機質な様を呈している。団塊の世代がホリエモンを支持しているのもうなずける。自分たちの学生時代を思い出しているだろう。で、結局、会社って誰のもの?

1日ドッグ検診

花粉症でグズグズしながらも、毎年恒例のドッグに行って来た。胸部と胃のX線、腹部エコー、心電、肺の換気機能、血液など、脳以外の全身を検査。自覚症状は肺の換気機能の低下と高中性脂肪、そして脂肪肝。これは毎年のこと。前立腺も指診とPSAを計る。昨年までとは健康に対する姿勢が変わったことを覚える。

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90歳以上が100万突破!驚きますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000211-yom-soci

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ホリエモン氏は、何故か一言一言が神経に引っかかる物言いで、自ら事をややこしくしている感じ。挑発的な霊を感じる。株式資産評価で世界一を目指すとのこと。どこからそのようなエネルギーが出て来るのだろう?私も株式投資はしているが、せいぜい温泉に行くためのこずかい稼ぎ。普通の暮らしができれば十分であるが。

シェアすることの幸い

クリスチャンの交わりの本質は何か?ある種の神学理論や聖書解釈や○○派の信条を共有することか?Absolutely NO!クリスチャンの交わりはいのちをシェアすること。キリストを交換すること。その中で日常の生活の喜びや悲しみ、さらには「生きること」そのものをシェアすることができる。そしてついには「死」をもシャアできるのだ。

逆に一番つらいことは、お互いの間でシェアするものがなくなること。あるいは一人ひとりが自分の世界に閉じ篭り、互いのタッチがなくなること。私の苦しみの根本にはこのことがあるようだ。