* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
女子学生がふたり私の部屋を訪れて、恋愛に関する相談を・・・。まあ、シリアスではなく、笑いの連続でしたが、こんな次第:
A子「あたしカレシと付き合ってるんだけど、トキメキがないの。センセイ、これって変ですかぁ?」
小生「いや、君は割りと冷静に客観的に周囲を見るタイプじゃないの?」
B子「そうよ、A子はいっつもしらけてんじゃん!」
A子「でも、あたし、幼稚だってカレシから言われるけど」
小生「あのね、君たちの年代は女性の方がオトナなんだよ。多分、その彼の方がまだ子供なんだな」
A子「そうそう、だって、単純だし、すぐやらせろって言うしぃ。その割りに元カノのことをぐずぐずと考えているしぃ。男って、何だか女々しいんだよ」
B子「そうそう、女々しい」
小生「そうだね、女は現実的な部分があるけど、男は頭の中で空回りする傾向があるからね、特に恋愛では。それにけっこう引きずるから」
A子「センセイもそんなんですか?」
小生「そうだね、だって25の時に別れた女性の事、頭の片隅に今でもあるしね」
B子「ええ、やだあ。そんなのキモイぃ」
A子「センセイもやらせろって、せまったんだすかぁ?」
小生(おいおいと思いつつ)、「まあね、僕も男だし、若かったから。でも恋愛は互いの心の機微に触れつつ、お互いの心が綾なされて築きあげられるんだよ。若いとね、すぐやらせろってなるけど・・・」
両者「ふーん、そうなんだ。でも男ってガキっぽい」
小生「そのとおり、男は基本的にマザコンひきずってるからね」
A子「ええ、あたしのカレシもそうかなぁ。やだあ〜、マザコンなんて。キモイぃ〜。じゃあ、あたしが調教しちゃおうかなぁ」
小生(おいおいと思いつつ)「まあ、男と女の違いはどうしようもないね」
B子「あたしは恋愛ってメンドぉ。だってエネルギーいるもん」
小生「そのとおりだよ、押せば引く、引けば押すの駆け引きがあるし、エネルギーは要るね」
A子「でもあたし、あんまり燃えないんだけどぉ。てゆうか、ときめかない。これでいいんですかぁ」
小生「まあ、若いうちは燃えて突っ走って、互いにボロボロに傷ついてもいいけど。君はかなり現実的なんだよ」
A子「あたしさぁ、ホントはタメじゃくてぇ、10歳とか20歳とかの年上が理想なんだぁ。だって、包容力があって、あたしのこと何でも包んでくれそうだし。理想だなぁ」
B子「A子はファザコン?」
A子「ううん、だってあたしおとうさんは嫌い。あたしのこと束縛するし、やたらと干渉するし」
小生「それは君のこと、愛してるからでしょ」
A子「やだぁ、こんな愛された方。自由がほしいぃ」
小生「なるほど。まあ、ほんとの愛は相手に自由を与えるけどね」
A子「ほらぁ、やっぱし」
B子「あたし恋愛なんていいよ。メンドウだもん。でも25までには結婚したい」
A子「そうよね、あたしは23でしたい。でもヒデキ(仮名)、大丈夫かなぁ。あ、あたしのカレシ、ヒデキっていうの。センセイどう思う?」
小生「僕はヒデキのこと知らないし。何とも言えないけどさぁ、ただ結婚と恋愛はまた違うし。結婚は熟して自然になるのがイイと思うよ。だから今のうちに燃える恋もして、傷ついて、心を耕したらいいんだよ。矢沢知ってる?彼のCMあるでしょ。心は一度や二度痛い目に会った方がイイって、その方が心が強くなるって・・・」
両者「あ、知ってる!」
小生「だから、そうやって人間はイロイロな事を吸収して、成長するんだから。まあ、傷ついてもイイよ、若いうちは」
A子「あ、そうなんだぁ。安心したぁ。それにあたし、オトナだって言われてウレシイぃ」
・・・てな会話が続くわけでして。いやあ、最近は傷ついている女の子も多いのですが、男よりは現実的な女の子も多いのであります。しかしこの会話をヒデキ君が聞いたら、どう思うのでありましょうか?
ルークさんの若さの秘訣、ちょっと分かったかも知れません。
Commented by DJ Jerry Eメール 2007年10月12日(金)20:40Dr Lukeの話、面白すぎ。いいなあ〜。大学の先生。僕も大学で教えたくなりました(^_^)/~