最近の日記

イラク人質殺害

懸念した通りの展開です。「自分探しの旅」のあまりにも大きな代償です。ニッポンの離人症的(現実感を喪失し、生きている実感やみずみずしい感受性を喪失する病)状況の中で、自分を見失う若者が(ばかりではないが)多い。心の病気は生きることの病理である。

イスラエルに滞在した後、Tシャツと短パンでイラク内を放浪する神経はあまりにも・・・。イスラムでは肌の露出は厳禁。私がイスラエルに行った時には、ガイドの指示で空港でパスポートに入国のスタンプをあえて押してもらいませんでした。近隣の国に入るときにリスクが生じるからです。

生きることは「考える」ことではなく、ただ生きることである。

 よく見れば、なずな花咲く、垣根かな(芭蕉)

神の立てた格別な器のなした事

神の立てたブッシュがなした事をぜひ客観的に評価してみましょう。で、ブッシュがフセインを排除したのはイスラエルの安全と利益のためであるとのたまう牧師先生たちは、ぜひこの事実から目をそむけないでいただきたい。

1.イラク人死者推計100,000人。米兵死者1,000以上。

2.副大統領のチェイニーが最高責任者をしていた石油関連企業ハリバートーンがイラク関連の仕事の不正受注をめぐりFBIの捜査が入る。

3.フセインの情報を意図的に歪曲したことをCIAが認める。
http://tanakanews.com/e1015CIA.htm

4.フロリダの投票の不正またも?
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/10/post_9.html

おまけに・・・
5.ブッシュのCMの画像で捏造発覚のオソマツ。

これらが神に栄光・・・!?

http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing53.html

ソロスよ、お前もか!?

130億ドルのヘッジファンドを動かす投資家のジョージ・ソロスまでもが反ブッシュ発言をしている:「イラク侵略は失敗だった。ブッシュ再選阻止しか米国がこの泥沼から抜け出す道はない」と。

今回の選挙を自分の「生涯で最も重要」として、2,500万ドルの私財を投じて反ブッシュ活動をしている。

−以上、日経夕刊

ちょっと怖いぞ

昨日の報道ステーションで米国の選挙戦において福音派の果たす役割をレポートしていた。例のビリー・グラハムのクルセードの場面が映され、そこに参加してたクリスチャンが「ブッシュは神が特別に選び立てた指導者だ。」と満面喜々として"証し"していた。

おいおい、これでは私など反ブッシュの者は神への反逆者となる(汗)。またどこぞの牧師が「投票にはよお〜く祈って、神の御旨に従うべし」と説教していた。暗にブッシュに入れろと脅迫しているようなもの。言外に<ブッシュに入れる=神に従う>の暗示があるから、<ケリーに入れる=神に反する>となるわけ。巧妙な心理誘導である。

アメリカのある大学教員の友人が「教会では共和党、職場では民主党。自分はその分裂の中に置かれている」と言っておられたが、なるほどアメリカは分裂しかかっているようだ。ネットでも聖書原理主義的なクリスチャンメディアは徹底してブッシュ支持、かつ反ケリーの論調を打ち出している。

しかし政策や議論の是非はともかくとして、TVでのアメリカのクリスチャンたちの"様"やネットの"論調"を見ていると、「神がかり」的様相を呈しており、何か怖くなるのだが、私だけであろうか。

神の摂理-キリスト教と日本的霊性

今回の地震で車に閉じ込められた母子3人が被災者の象徴とされている。2歳の男児が助かったのは奇跡的であるが、二人を亡くした年老いた祖父の悲嘆ぶりは同情を禁じ得ない。このような時、人は言う:「神はいるのか。もしいるなら何故このようなことを許すのか」と。

このような時に理屈をこねて相手を納得させようとして、神学論争をするのは愚かである。「一般恩恵」と「特殊恩恵」がどうのこうのと言っても、人は救われない。主は言われた、「泣く者と共に泣け」と。このような場面で必要なのはただ無条件に共有する(share)こと。

実はこの共有が難しい。相手の世界や感情に入ることは人にとってきわめて困難なことである。これができる相手がいわゆる親友とも呼べるのであるが、普通はなかなかできない。人間関係のトラブルはほとんどこの共有をし損なうことから起きてくる。かく言う私も心の専門家として「分析」することは得意であるが、共有することはなかなか難しい。

今回のような悲劇において、私たちクリスチャンが被害者と共有ができれば、彼らの神に対する憤りも融けるはず。なぜなら神に対して憤るということは、神が善であり、良き御旨を持っているはずだと潜在的意識で信じているからである。それが裏切られることによって、その期待が強ければ強いほど、上のような叫びとなる。人はけっして「悪魔はいるのか。なぜ悪魔は・・・」とは言わない。悪魔が悪をなすことは自明だからである。

この意味で、神の側に「一般恩恵」と「特殊恩恵」があるとすれば、人の側にも「一般信仰」と「特殊信仰」があることになる。未信者も漠然と善なる神を信じ、期待する心を持っている。トム・クルーズの「ラスト・サムライ」で「この国には教会はないが、霊の存在を感じる」と言っているが、日本にはある種の深い霊性がある。西洋経由のいわゆるキリスト教文化による、とってつけたようなキリスト教会の教えや実行がそれを阻害していると感じるのは私だけであろうか。

鈴木大拙が『日本的霊性』と呼んでいるもの。これが自然と回復され、教会が共有することができるようになるとき、真の日本のリバイバル(霊的覚醒)が起こると感じている。神はイエスとして私たちの脆い人間性を共有してくださるために、自ら降りて下さったのである。聖となることは、金歯・金粉を出すことや天国でパウロと会うことではなく、人になる、ことである。

厳しいですね・・・

イラクではまたですね。香田さんという方だそうです。前回は、私は自己責任を訴えましたが、今回は事態の深刻さから言って、ちょっとコメントできません。最悪の事態が予想されるからです。彼の悲痛なメッセージの中で、「日本に帰りたい。すみません。」と言う言葉が哀れでした。自分探しの旅のあまりにも大きな代償です。

 * * *

午前中検査をしたところ、写真には影もなく、肺炎ではなさそう。やはりアレルギー性の咳喘息の可能性が高いとの診断。お袋が喘息がありますし、親父は肺気腫でしたから、うちの系統は呼吸器系が弱いのです。みなさまも時節柄ご自愛のほどを。

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新潟ではまた震度6とのこと。串田氏の観測によると11月にも予兆が見えているようです:
http://epio.jpinfo.ne.jp/news/1297.gif

まだ予断は許さないようです。

今日のモロモロ

咳の原因はどうもアレルギー性のもののようです。昨年もこの時期咳が出ていたのですね。気管支に抵抗を感じるので、多分狭窄があるのでしょう。3月には花粉症が出るのですが、この時期にも何かに感受性があるようです。あす検査してもらう予定です。今タケシの番組で食物アレルギーのアナフラキシーショックを取り上げていましたが、私もうどんとりんごで胃が痛むのですね。見かけによらずデリケートです(汗)

 * * *

私学共済で扶養者となっていた家内の資格審査があったのですが、税金の証明書を取ってみると、何と昨年のパートの収入が限度額を8,000円出てしまっていました。しかし役所の体質で救済策は一切なし。これで資格喪失。国民年金・保険に入らなくてはならなくなりました。何と言う不備・・・。

 * * *
 
今日の英語の講義の開始前の話。廊下にひとりの男子学生が立ちすくんでいる。「どうしたの」と尋ねると、「あのお〜、あのお〜、アイツがボクのこと、待ち伏せしているの・・・」と怯えたように語る。「だれが」と聞くと、「いつものヤツ」と・・・。内心、やれやれ、まただよ。私の周囲にはこの種のパラノイド(被害妄想)系の人がよく現れるのです。私に彼らを呼び寄せる何かがあるのでしょうかね(笑)

南野法相はいいキャラですね^^

何とも彼女の答弁は・・・。しかし女性は強い。男ならあれではメロメロのはず(汗)マイペースを崩さず、ある意味、立派です。楽しいですしね^^V

揺れるブッシュ

夏に「対テロ戦に勝利はない」と答えたブッシュは、23日フロリダでのインタビューで「米国は今後も常にテロの危険と隣りあわせで生きていかなくてはならないのか」と聞かれ、「イエス。米国はより安全になったが、いつの日か完璧に安全になれるとかと言われれば、流動的だ。」と答えたそうです。

前にも書きましたが、彼は自分がしていることを知っているのですね。本音と建前がすでに食い違ってきているわけです。まあ、その意味では彼も妄信的行動ではなく、意識をしての行動ですから、少しはマシです。しかし彼のその行動の落とし前がついていません。どこでどうまとめ上げると言うのか・・・。怖いのは虚勢を張ることですね。

串田氏の地震予知

今回の新潟中越地震も10月7日に予知されていたようですね。
http://epio.jpinfo.ne.jp/news/1296-1.gif

この電磁波による予知法はかなり確度と精度があるとみてよいです。専門家は保守的ですから、明確なモデルと定量的裏づけがないと学会などでは認められませんが、学者の論議に付き合っている暇はないでしょう。串田氏は地震学では異端児ですが、ぜひ健闘してもらいたいと願います。なお、私も会員になることにしました。

台風と地震と乾いた咳と

まずは被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げます。

今年は明らかにおかしいです。ニッポンの熱帯化が言われていますが、こういった雨の降り方は異常ですね。新潟地震も予想を超えて被害が広がっているそうです。死傷者が1,500人とか。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/niigata_earthquake/?1098607274

私は電磁波による地震予知の研究をされている串田氏のサイトをチェックしているのですが、会員になると事前に予報を配信してもらえるようです。今回の新潟地震についてはまだ報告がありませんが、果たして予知できていたのでしょうか?
http://epio.jpinfo.ne.jp/news/index.html

またこちらにも電磁波による予知をしている方々がおります:
http://www.interq.or.jp/japan/jishinlb/

こちらでは観測地点の不備により予知ができなかったとお詫びが書いてありますね。

地震の専門家は地面の下しか見ていませんが、串田さんのような天文学者は空を見て予知しているわけで、案外こういった"素人"の発見は有効なのです。例の田中さんも偶然の失敗からノーベル賞を取ったわけです。それまでは"素人"なのです。専門家はオツムが固まってしまって、視野狭窄を起こしていますから、この電磁波による予知はかなり使えると私は思っています。串田さんの発表が待たれます。

 * * *

どうも咳が出るのですが、これが乾いた咳なんですね。間質性肺炎の可能性があります。これはカビや風邪薬によっても起きるものでして、私もすぐに薬に頼るほうですので、危ないです。昨年もこの時期に出ていたのですが、一度検査をしてもらう予定です。

一場に見られるニッポンの病理

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041023&a=20041023-00000003-spn-spo

明大の一場は結局3球団から裏金をもらっていたことになる。「栄養費」という費目が面白いが。政界・官界・財界・球界と総崩れ。では教界はどうか?あと、NHKもヤバイ。

それにしても若い一場がこのまま腐ってしまうのは忍びない。落合が救済の手を伸ばしているそうだが、ニッポンの闇はなお深いようだ。

『文藝春秋』の今月号に立花隆氏の田中角栄研究の裏話の記事があった。田中氏が作り上げた、ドンがいてそのパワーによる政治モデルは、実は政治だけではなくあらゆる領域に浸透しているようだ。この呪縛は深い。

ニッポンキリスト教との関わり

私は適度な距離を置いてマイペースで行きたいのだが、こういった立場にいるといいにつけ悪しきにつけ、関わらざるを得ないようです。時に河童に足を沼に引きずり込まれるような場面もありますし、人から勝手な評価をされることもあります。あえて反論はしませんし、私自身も自分の行動に100%確信があるわけでもありません。

ただ不思議なのは導きがあるときには、内に不思議な平安があること。自分の思いでは「これでダイジョウブかよ・・・」と思いつつ、霊に戻るとき内側には平安があって、「ダイジョウブだ」と分かる。むしろそのような場面で主に深く触れることができる。すると事態も一挙に好転する。ただし無傷ではあり得ない。

魂レベルの評価と霊の評価はずいぶんと異なる。まさにクリスチャン生活はアドヴェンチャー!

当たり前の尊さ

台風で避難生活を余儀なくされている人々はたいてい、「普通の生活に戻りたい」と言われる。「普通であること」−これはもっとも尊い。当たり前を当たり前に。禅では悟りとは「飯来たれば飯を食し、睡来たれば眼を合す。眼横鼻直、花紅柳緑」という。心を病む人々、教界で一旗揚げたい人々、彼らはみな普通が普通でなくなっている。肉体的にせよ、精神的にせよ、霊的にせよ、すべて病理は「普通さの喪失」である。

牛に同類の骨肉粉を食わせて生まれたのがBSE。自然では決してしないこと。キリスト教界でも同性愛を認める動きが活発化しているそうだ。パウロは言っている「自然の用を不自然なものに変えた」と。自然は自然に。聖霊派のように、しるしだ、不思議だ、預言だを求める必要もない。当たり前が当たり前であることに安息し、満足することができる。これが幸いな信仰生活を全うする鍵である。

まだもうひとつ台風が来るらしい。気象もすでに普通ではなくなっている。被害に会われた方々にお見舞い申し上げます。