日記

ギョウカイに染まると

今回の偽造建築事件ではついに自殺者も出た。私はおそらく政治家レベルまで汚染していると感じている。われわれから見ると、1級建築士ともなれば自分のペースで仕事ができると思っていたが、そうでもないようだ。私の従兄弟も1級建築士であるが、企業に入っての仕事なので、かなり大変そう。

自殺した設計事務所社長も、「なぜ」と思ってしまうが、彼はこれまでも良心の呵責を抱えていたのだろう。『白い巨塔』の柳原医局員の悲劇である。ちょっと前にはCPA(公認会計士)がカネボウの粉飾決算を手伝って逮捕された。また今回名義貸しで西村議員が逮捕(名義貸しってけっこう一般的にあるのです・・・)。

医師、弁護士、公認会計士、建築士は4大資格と言われているが、それは世間から見た評価。ギョウカイに組み込まれたら何のことはない、単なるペーパー上のこと。実際の仕事では周りの人々のダイナミクスの中に個人は飲み込まれてしまうのだ。私は東大に入ったとき、田舎では引き立ててもらえるが、キャンパスでは周りがみな東大生なので自分が埋もれてしまう危機感を覚えた。

ギョウカイに入ったら最後、そのギョウカイの色とシキタリに染まらなければやっていけないわけ。で、その臭いが当たり前になると自分の臭い(おかしさ)にも気がつかなくなる。私などもGパンと加山雄三のロゴの入ったヨットパーカーで仕事に出かけるので、娘たちのマンションの友人の間で話題なるそうだ。「メグのパパって、かるくヤバイよね。何している人?」とか^^まあ、確かにサラリーマンの臭いはしていないと思うが、ヤバイかなあ・・・。

キリスト教界などはまさにこの好例。ネットでイロイロな先生方のメッセを聞いて、「カミっさまわ〜」的しゃべり方と内容までも何ゆえにこうも金太郎飴なのかと、少々驚いている次第。ボクシの世界は右見て左見てと、相当に縛りがきついだろうと推測している。なお、私のしゃべり方に抵抗がある人もけっこういらっしゃるようだが(そんなに癖があるかなあ・・・?)、ニッポンキリスト教ギョウカイの教団お抱えのボクシではありませんで、大学と予備校の講義もこのペースなので、そこんとこヨ・ロ・シ・ク^^V

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新しいCDは希望者がちらほらおられますので、英国に注文の問い合わせをしております。今流れているBGMはオトナのヴァージョンです。ちょっとシブイです。

信頼する対象

それは私の信仰の強さではなく、イエスのみ。自分の信仰を強くする問題ではなく、イエスの真実を知るだけ。信仰のサイズはからし種一粒で十分。何と言う解放。自分の信仰を見つめればますます確信を失うだろう。そうではなく、主がそうだから、そうなるわけ。

わたしの名によって求めるものは、何でもかなえてあげよう。


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で、温泉を1日延長しました。1泊だけだとややさみしい。1泊目は民宿的な処。2泊目はややリッチに。それと12月は映画が面白いのがけっこうある。これも楽しみ。

さあ、あと1ヶ月。ニンジンをぶらさげたので、最後のコーナーでムチを入れるぞ!

感謝でした

N兄弟の娘さんの個展に招待されてきました。イイですね、家族でこういった企画ができることは。十何年ぶりで息子さんにも会えて、分かりませんでした。しかし面影があって、ふとあの時代にまたまたタイムスリップ。ややウルウルでした。時はまさに芸術家です。

会場は目白にあるジャズ喫茶ですが、ここにはヒロノミヤさまもお忍びで来られるとか。何しろ学習院大の真ん前ですから。毛糸で作るジオラマですね。夢のある世界です。サイトがまだないのでご紹介できないのですが、いずれ。

主は私の不信仰を超えて、真実です!

再建主義者に祝福を

下に書いたディスペンと再建主義のコメントが、またまたえらく富井さんの不興を買ってしまったようですね(汗)。どうも彼らは他人の文章を読めないようです。言ってもないことを勝手に「理解」する人たちのようです。私は神学は知りませんと言っていますし、だから彼を理解したかったのですけどね・・・。

それにしてもここの文章を部分的に勝手にコピペして批判すると言った普通の常識的礼儀に反することを、モーセ律法を守れという人たちがなぜするのでしょうね。富井さんに対する根本的な疑問です。

本質的に「モーセ律法=いのちの御霊の法則」とする人とは超えられない溝があるようで、Dr.Lukeは「リベラルでクリスチャンではない」と断罪されております、やれやれ。

すでに論点が見えてしまっていますので、あえてこれ以上は争うつもりはないですが、それにしても偏執気質です。私などが何を言っても、再建主義が真理ならば、何も動じないでしょうに?

ちなみに再建主義では、「神の敵(=自分たちに従わない人々)を呪う務めを礼拝の中で回復せよ」と言っているそうです。再建主義だけが真理ですから、それを受け入れなければ神の敵となります!コワイことです。

なお、再建主義について詳しく知りたい方は救世軍の山谷氏のBBSをご覧下さい。いろいろな情報と学びが得られます:

http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=makotoyamaya-lj

山谷氏がここで再建主義者のために祝福を祈ろうと提言していることに大いに賛同します。私も再建主義に対しては警鐘を鳴らすと同時に、彼らが呪いを祈るならば、私は彼らのために祝福ととりなしの祈りをしたいと思います。

間違いないもの・失望しないもの

それはジーザスのみ。人から裏切られた、傷つけられた、失望したなどなどは、自身の心の置き所を探られるチャンス。自らを省みて、これができるのが大人の兆候。

この岩に拠り頼む者は失望に終わることはない。

しかし、今のリッパな先生たちは、人々を自分や自分のミニストリーへと引き寄せようとしてる。で、信徒たちも目に見えるものに拠りかかりたい。Co-Dependence。これが諸問題のルーツ。

Dr.Lukeに期待する者は間違いなく失望します。というか、私はそういった感覚を寄せられることはたまらなくうっとおしいのですね。とにかく自由でいたいのです。

偽造構造設計書

今回の事件は他人事ではないですね。文春の今週号によると、この姉歯という建築士はちょっとオツムがおかしいとの当事者の証言がある。あの髪の毛も偽造らしいが、それはともかくとして、強度を6-70%程度にするのはまだ理解できるが(イイと言っているのではないですよ)、30%で自然崩壊もあり得るとは、インチキをするにしても尋常ではない。確かにTVで観るアノ現実感と当事者意識の欠如は、何となくベールの向うにいる人の感じがする。それに一級建築士の自宅にしては、破れた窓がビニールで、ゴミも散乱しているらしい。

多分構造設計という分野は下積みのパッとしない役割で、コストダウンを迫られて、かなり抑圧されているのかもしれない。人は希望もなく、そのような環境に置かれると、やはり心を病む。本当は最も大切な役割なのだが、人はデザインとか、内装とか、衆目の注がれる部分の仕事を優先するのだろう。文春の記事では、エントランスが大理石で立派な物件は危ないと警鐘を鳴らしていた。キリスト教界も同じ。人の目に見える部分を大事にするセンセイは多いが、見えない土台にはあまり関心を払わない。偽造教会設計書に基づいた教会建造がなされていないといいのだが・・・。

ど根性野菜がアチコチで話題になっているが、植物の魅力は人が見ていようと、見ていまいと、そのいのちに従って、いのちの表現を発揮すること。いのちのポテンシャルに従った自然な生き方ができれば幸い。私たちはそのような自然ないのちを生きるために、絶えずキリストと言うまことの希望に目を置き続ける必要がある。

塀の中の懲りない面々

と言う懐かしい作品がありましたね。私的には、「キョウカイの中の懲りない面々」と言いたいかな?よくやってますよ、このニッポンキリスト教という閉塞したギョウカイで。「リバイバル」なる幻想を追い求めて。もうビョウキの人の相手も、立派なセンセイとの関わりもご遠慮したいところがホンネ。勝手にやって下さい、と。(ニッポンキリスト教からエクソダスしたい方には援助を惜しみませんが。)

BBSでタバコとアルコールの話が出てきましたが、よく電話をいただくのですね。くら〜い声で、「私、実は酒が止められなくて、教会に行くと責められるようで、苦しくて仕方ないんですが・・・」と。有名な教会の方々です。

まことにお気の毒ですが、アディクションは止めようとして、挫折して、自分を責めるほどに深くはまるもの。根底に満足がないのです。クリスチャンにとってタバコやアルコールがOKかNOかは本質ではありません。本質は渇くことのないキリストの水を飲むこと、満足すること、です。

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しかし、早いもの。あと1ヶ月で今年も終わり。そろそろ体も疲れが溜まってきて、温泉がチラチラとし出しました。そう、Dr.Lukeは温泉がないとやっていけません。おいおい、キリストで満たされたら、そんなもの不要になるんじゃないの?・・・こう思った方、ニッポンキリスト教にマインドコントロールされていますよ。それは宗教です。この肉体は旧創造のもの。適切なメンテが要るのです。

とにかく何を言われようとも、自分とキリストとの関係を維持しつつ、楽しく生きることですね。かくして迫害で殺されることも究極のエクスタシーなのでしょう。妄想を持っている人には殺されたくありませんが(笑)

実を得ること

アップロードファイル 256KB昨晩、N兄弟から直接に電話をいただいたとき、回復が順調なのももちろんのこと、彼の心が実に柔らかくほぐされていることがすぐに分かった。この瞬間、主をほめたたえることができた。

彼の娘さんが編み物の個展を開くので、今度の日曜日の午前中に行って来ることになった。アノのび太君の森永卓郎氏もラジオで「天才少女だ」と宣伝してくれているらしい。

福島で山篭中のS兄弟とも電話で交わり共に主を賛美した。12月に温泉の前に彼の元に泊まりに出かける予定。来年50を迎えて、もう人生の秋かなとも感じているが、どんな実を刈り取ることになるだろうか。健やかな死に備えた歩みをしたいと願う。

(写真は福島県裏磐梯)

ご報告

皆さんにお祈りに覚えていただいたN兄弟ですが、その後順調に回復していると電話をもらいました。47`だった体重も61`まで戻っているとのこと。奇跡的です。主に感謝です。後は再発と転移に注意して行くことですが、引き続き覚えて下さると感謝です。

プロジェクトX

が間もなく終了らしい。今日は再放送で、日産に吸収される前のプリンスのドラマ。零戦を創った男たちが翼をもがれて、地上の星となるまで苦闘。私はなぜかこの手のものは好きでして、ついジーンとするわけです。

昨今の、何も創ることなく、金に物を言わせて、買収だの、乗っ取りだのは好きではありません。また巨人のように人が育てた選手を金で取ってきてメンツだけはそろえても、いざとなると清原みたいな仕打ちをするのも気分が悪い。

野村やヴァレンタインみたいにボロ選手を育ててチームを盛り上げるタイプに惹かれるわけです。何を隠そう、神もわれわれのようなボロを拾い上げてくださり、御子の栄光に与る日まで大切に叱咤激励して育てて下さるのです。

建築物の構造と土台の点検を

今MSGで話している幕屋は神の御心の模型で、実に良く設計されている。それも当然で、宇宙のデザイナーである神が心を込めたものであるから。強度についてもしっかりと計算されており、その土台も2つの銀の台座、つまり神の約束と誓いによる贖いであり、この土台を崩すことはできない。チャペルではコンピューター・グラフィクスを用いてヴィジュアルに解説している。

ところが昨今一級建築士ともあろう人が強度計算書を偽造して、求められる強度の30%程度のマンションが十数棟も建っているとのこと。実に背筋が寒くなる話である。ちなみにわが家は13階建てマンションの1階であると同時に、10階なのだ。分かります?何となく心配にもなってきたが、まあ、この構造ならば倒壊することはあり得ないので、大丈夫だろうと。

くれぐれも設計・施工者を選ばないと。民営化が叫ばれている折、何とも何をよすがにすればよいのか。韓国でデパートが一瞬で崩壊した事故があったが、あれは他人事ではないわけ。いかにニッポンはあぶなかっしい土台の上に建てられていることか・・・。

この機会に私たちの信仰もその土台を再点検する必要があろう。油注ぎの器だの、立派なセンセイや、特定の教えや実行、あるいは主義や神学の上に建てているならば、いつか崩壊する。私たちの土台はただひとつ、キリストのみ。また神が家を建てるのでなければ虚しいともある。人の浅知恵で建てた木・草・藁の家は焼かれてしまう。

今回の被害者には気の毒だが、幕屋の話をしていて、何ともタイムリーなニュースではある。

本質とは・・・?

新宿は歌舞伎町のホストクラブや飲食店のドキュメンタリーを見た。まさに生き馬の目を抜く世界。実はウチの娘たちもヨコハマあたりではスカウトから度々声をかけられるらしい。そして何と息子まで、川崎に参考書を買いに出かけたら、ホストクラブのスカウトから声をかけられたとか!?

それにしても彼らの悲喜こもごもを見ると、何かおかしさを覚える。あのギョウカイでNo.1を取って、成功して、いったい何なかと。しかしそのギョウカイの人にとっては死活問題なのだ。ギョウカイとはどこもそんなもの。自分の価値をそのギョウカイの物差しで測るわけ。

で、実はニッポンキリスト教も同じ。多額の借金をして立派な礼拝堂を建て、信徒数云千名が勲章となる。「十分ごとに笑いを取る説教を学ぶセミナー」に200人もの先生が集まるとか。日曜日の参加者数をオペラグラスでカウントしている先生もおられるとか。聖会の動員数が何千人とか、どこの施設で開いたとか、礼拝堂をいくつ献堂したとかが牧師の価値となるキョウカイと言うギョウカイ。かくして外型を作り、それを維持することで窮々とし、煽られる信徒たち。ボクシと言うホスト家業。

礼拝とは何なのか。主イエスだけを求め、主と交わる聖別された時間。そこでは求めることはただ真理と霊による礼拝であって、人のことなどはどこかへいってしまう。その時間を捧げた後、内に爽やかないのちの息がそよぐ時、それだけで満足を知る。かくして疲れた体にも油塗りと共にいのちが与えられる。

外観を飾っていのちが消耗するあり方と、外観はどうでも内がいのちで満たされるのと、どちらが本質的であろうか。主と交わることだけを求めて、なるべく無駄な経費や労力は消耗したくないと、グータラな私などはまず第一に考えているのだが。確かにこれではニッポンキリスト教では成功しないなあ〜^^

ふう・・・

今風呂から上がり、ビールでホッとしております。

AO入試が終わりました。午前2時間の試験監督。午後は15名の面接。で、前にも書きましたが、皆様、実にワンパタンなお答え。「カミっさまはあ〜!!!」の牧師たちの金太郎飴的メッセと同じだ。ある方が「ウチのセンセイの説教は笑いを取る場所も決まっているし、オチも分かっちゃうけど、お付き合いで笑っています」と言っておられたが、まあ、似たようなもんだ。隣の先生もその受け答えでウンザリしているのが良く分かってしまった・・・。

控え室で薬学部の先生に今話題のタミフルのことを聞いてみた。彼いわく、「あれはロッ○ュが独占製造だし、日本では武○が独占販売していて、学者も研究費とかもらっているから、問題があっても指摘できないんですよ。14人が死亡と言っても、分母は1000万ですからね、因果関係を論証するには5年はかかりますしね・・・」。なるほど。で、灯台元暗しで、実はウチの娘も飲んでいた。今のところ大丈夫そう。子供にリスクがあるとのこと。ウイルスも中国では広がりそうですから、手洗いとうがいをゆめゆめ怠ることないように、皆の衆。

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チャペル・サーヴァーの回線を光ファイバーにする試みは挫折。ビルが旧くてファイバーが入らないとか。やれやれ。できれば、帯域が20倍位になるのだが。ウチのマンションには入っているので、ザーヴァーを自宅に戻そうかとか、イロイロ考えております。もし速度低下などの症状がありましたら、時間をずらすとかで対応をお願いします。

温泉が決まりました♪

12月27日、伊豆の土肥玉樟園新井です。落ち着いた老舗です。西伊豆は派手さがなく、しっとりと落ち着いて富士山と相模湾を眺めながら、鮮魚が楽しめます。これであと1ヶ月何とか走れそう^^

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で、あすはAO入試で、今週は休みなし。日曜日に礼拝をするのも、私的にはかなり自己否定が必要なのだが(ほんとは家でまったりとしたいのだが)、主が触れて下さるのでもっている。ポツポツと、3歩進んで2歩下がる歩みをしましょう・・・。