日記

何だろうか、この違和感

第3次小泉内閣は前閣僚たちがそのまま再任。ある閣僚は「小泉旋風に乗って戻って参りました」と苦笑い的に挨拶していた。他の閣僚も小泉氏を褒めつつも、どこか表情が曇っていると感じたが、私の気のせいか(小池氏はルンルンだったが)。参院では中曽根氏が民意を汲んで反対派議員が全員賛成に回るとのこと。見事なまでの小泉戦略である。ニッポンは確かにひとつのコーナーを回ってしまった。

先に私の肉はほくそえみ、喜んでいると書いた。が、私の内の深いところに残る言葉に表現できない違和感が払拭できないでいる。小泉氏はすでに6月時点で今回のシナリオを書いていたそうだ。対して自民の造反議員たちも民主党もまったく準備がなかったと、今日、落選した海江田氏が証言していた。民主党は党首を誰にするかで一悶着ありそうだし、分裂の危険性も孕んでいる。かくして反小泉勢力は結局ほとんど排除されたと言ってよい。まことに見事である・・・。

しかし、私の内にどうしても取り除けない何かシコリが残っているのだが、何なのだ、これは。分裂の危機に瀕しているのは民主党だけではなさそうだ。私の心も明らかに分裂している。

結果は・・・

カミさんと長女と行って来ました。今年成人した長女は典型的な今どきのギャルでして、何が何だか分からないままに"知っている名前"を書いたそうです;;;で、帰りに今回の選挙のダイナミクスを説明すると、「そうか、面白そう♪メグちゃん、そういう人間のドロドロって結構好きなんだけど・・・」と、とっとっと・・・。彼女は昔から人を見抜く目を持っていて、山崎豊子の『女系家族』などが大好きなんですね。さて、さて、これから私はテレビに張り付きます。

明日の風向き

午前中はいつもどおりプールとサウナ。午後はずっとサーヴァーのメンテ。自宅からチャペルのPCをリモートで操作し、何をしたのかと言いますと、phpで走るグループウェアをインストールしたわけです。これは会社などでよくある行き先掲示板や伝言板、またスケジュールや連絡をネット上で管理できるソフト。稟議書や決裁書を回したり、各種資料を共有することもできる。

ココを覗いてもらえればKFCの活動はすべて把握できるわけ。と言っても、これはクローズドなので公開はしません。個人情報もたっぷりありますから、セキュリティにも注意が要るわけ。で、苦節数時間の後、見事に走りました。イイですね、やっぱり。便利です。

かくして現在39,000円のHP製チャペル・サーヴァーには、WEBサーヴァー、FTPサーヴァー、MAILサーヴァー、リモートサーヴァー、グループウェアサーヴァーが走るようになりました。それと前に書いたVPNサーヴァー。この威力はすごくて、何と大学のLANが丸見えになっていました。と言うことは、こちらも丸見えなわけで、少々ヤバイので必要最小限で運用するつもり。これを使うと自宅からチャペルや大学のファイルやプリンタを自由に使えるのですね(その逆も可)。19歳の学生が開発したスゴイものです。

・・・さあて、そこでいよいよ明日です。どっちに風が吹くのか、まあ、どちらに吹いても行く末は同じなわけですが、極私的には分裂した心をそのままに表現しようかと・・・。あすのメッセージの準備は今晩中に終えて、あすは選挙に打ち込もうと思っています(大げさと言う声も・・・)。

風吹けば・・・

今日は秋の風、涼しかった。長女がハワイから帰ってきたが、向こうでは寝ないで遊んだそうだ。中でも実弾を撃ってきたとか・・・。「パパ、すごかったよ!」と、穴の開いた的を見せてくれた;;;

株が出来高30億。売買代金が3兆円を超えた。これは東証開設以来の記録。バブルの時を超える。原油も高値で、いわゆるオイルショック状態。これにハリケーンが追い討ち。

経済を勉強しているとこれらの事象がややこしい関係を持っていることが分かる。「風吹けば桶屋が儲かる」のだ。あのバブル崩壊で国富が1,000兆円吹っ飛んだと言われているが、金がなくなるわけはない。必ず誰かが儲けている。経済はゼロサム・ゲームだから。私たちの人生はこういうネットワークのダイナミクスの中で営まれるわけで、今回おそらく郵政民営化がなるだろうが、郵便局の人たちの人生もこれで変わる。

かつて東大の外科の助教授が裸足でテニスのプレーをしていて、風が運んできた火のついたタバコを踏んで小さな火傷をした。ところが足の裏なので絶えず刺激にさらされて、その傷がガン化してしまい、片足切断、ついに命を落とした。財前五郎みたいな先生だったらしいが、末期には患者さん思いの素晴らしい医師となったそうだ。風吹けば命も失うのだ。

クリスチャンとても、今後、<パワーこそ善>的ダイナミクスの中で翻弄される。風吹いて逆巻く波の間に間に漂う人生。このような中で主はあえて小さな命を指摘されるのだ:野の花を見よ、空の鳥を見よ、と。「ビッグ」や「メガ」を求めるならば罠に落ちる。日常の小さな事の中に主の御手を見ることができれば幸い。その時、聖霊の風吹いて、いのちを息吹く。

ヤラセの流行-この世を動かすもの-

私たちは神からの者であり、全世界は悪い者の支配下にあることを知っています。

最近のこの世の事象を見ていると、何がホントで何がウソか、分からなくなりませんか。BBSにやけくそ気味のカキコもありましたが、あのピアノマンもヤラセでした。「彼は変人以上だ!」とカメラの前で握りつぶしたビール缶と"腐ったチーズ"で激昂した森さんも、実は演技だった。小泉氏とはすでに解散後の事態収拾策も協議していたのだ。小泉氏の手法も立派なヤラセ。ただ彼の場合、郵政民営化はこの17年ほど一貫した人生の目標だったことは間違いないようだ。9・11テロもブッシュのヤラセ、ロンドンのテロもヤラセとの説もあるが、少なくとも情報を得ていて何もしなかったことは間違いないようだ。「未必の故意」と言える。
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成績通知

本日は大学の前期の成績通知の日。職員の数が足りなくて、教員が交代でその配布に駆り出されるわけ。で、配布場は阿鼻叫喚と化すのです。「キャア〜、取れてたあ〜」、「やったあ〜」とか、「何だよ〜、俺、ちゃんとやったじゃん!」とか・・・。まあ、ほとんどここは幼稚園かと。まあ、でもね、彼らは悪意はなくて無邪気なのです。

さらに、話は続きまして、私の部屋に落とした数人の女子学生が押しかけて来て、「センセ〜、あたしの点数教えてぇ〜」と。で、ひとりひとりに成績原簿から教えてあげると、「センセ〜、何とかしてぇ〜」。(ヤレヤレと思いつつ)「あのねぇ〜、そんなことしたら、ボクがクビになるでしょう、分かるよね、キミたちぃ〜」と笑顔で丁重にお答え申し上げるわけ。彼女たちは首を垂れてお引取りいただき・・・と。

ちなみにネット上に大学での私の講義の学生による評価が載っておりました!「取るのはわりと簡単」とか・・・。こんな情報が外部に流れるとは・・・参ったとです。

幸運と不運と・・・

1歳にならない男児がイレウスによって小腸と大腸を失い、挙句の果てに臓器移植、しかも6つの臓器を同時に移植するオペが成功したとか。驚きました。腹部主要臓器のほとんどを他人の物と入れ替えるとは!?何だか手塚治虫のブラックジャックの世界が現実になってきましたね。

移植の場合のもっとも困難な問題は免疫反応です。免疫系の抗体の多様さは利根川博士が遺伝子レベルで解明したわけですが、いずれ制御できるようになるかも知れません。膠原病などの自己免疫疾患も治せる可能性が生まれます。

さらに、今後、おそらく脳以外はあらゆるパーツの取替えが出来るようになるかもしれませんね。すでに再生医学では各パーツを培養できるようになりつつあります。1個の受精卵が分裂・分化してそれぞれの器官となるわけですから、それをコントロールする物質が分かれば、ESセルなどから心臓を作り出すこともできるわけです。

こういった、いわば神の領域に人間が入ることにはイロイロと議論もありますが、私の息子が川崎病になった時、死の可能性に直面し、そのような場合の子を持つ親の気持ちは十分に分かりますので、この子の将来が祝福されるように祈ります。

ダニエルよ、あなたは終りの時までこの言葉を秘し、この書を封じておきなさい。多くの者は、あちこちと探り調べ、そして知識が増すでしょう。


 * * *

対して、駅のホームから(おそらく)精神異常の女性に突き飛ばされて老人が電車にはねられて死亡。なんとも痛ましい事件だ。加害者が心神喪失であれば、刑事責任は問えなし、国もこういった被害者に対する補償は何もしない。隕石が空から降ってきて直撃を受けたようなものである、が、人はこのような場合には悲劇を嘆いても、苦しむことはない。しかし加害者が人であって、その人が自らの意志をで行ったこと、さらにそこに悪意がある場合には、人は深く傷つく。人を傷つけるのは行為そのものではなく、心の動機なのだ。

外側から人にはいって、人を汚すことのできる物は何もありません。人から出て来るものが、人を汚すものなのです。

今回の加害者の心の中で何が展開していたかはほとんど分からないが、多分、妄想を持ち、何かの「声」を聞いていたと推測する。前にアメリカのロックのレコードに、"DO IT"というサブリミナルの音が録音されており、それを聴いた兄弟が教会で殺人を犯し、自分たちも自殺した事件があった。日本でも青少年が「声」を聴いて起こす事件が増えてきている。霊的要因と精神病理が錯綜した事件と推測する。が、残された家族の気持ちはどんなものであろうか・・・。

神の働きと人の責任

午前中はいつもどおり、プールとサウナ。体重が68前後から落ちるペースが落ちている。さらに落とすには、今一歩踏み込んだ意志的コントロールが要る。

ニッポンキリスト教のイロイロな人を見てきて、ひとつ感じることは、自己責任を放棄している人がいかに多いかと言うこと。いつも言うが、歯を磨かないで虫歯になると、「カミっさまはあ〜、すべての事を益として下さいます〜」。ところが事態はますます悪化して、今度は霊的パワーを持っている油注ぎの器のところにいって、祈ってもらうだの、個人預言をいただくだの・・・。「カミさまあ〜、金歯を〜」と。一言、あ・ほ・く・さ。

分かります、自分の責任を何も果たしていない。私たちはこの地上の幕屋である肉体に閉じ込められているが、これを適正に管理することが求められている。お金をはじめ、小さな事に忠実にと。歯を磨きなさいって。ダイエットをしなさいって。エキササイズをしなさいって。彼らを見ていると結局、自分で問題の種を撒き、自分で刈り取っている。すべき事をしない不作為と、すべきでない事をする作為が、実に絶妙に混ざり合って、彼らの問題を構成している。

私たちは自分の責任を果たすこと。それは神の法則に従うこと。これが信仰である。この時に初めて個々の事件もすべては測り与えらえており、すべては益となる。ニッポンキリスト教的に霊的な人たちは、ちょっとご遠慮願いたいと言うのが最近の極私的実感。ふつうのオジサン、オバサンがイイ!

イラクの事件は東京でも起こり得ますね。爆弾など持たずとも、人込みで「自爆テロだ!」と叫べば、イチコロでしょう。このような災難はまさに人災。人の側の対応の誤り。アメリカの天災は自然のもの。が、ブッシュらの指導者の判断ミスがさらに問題を深刻にする。これは人の側の責任。ブッシュもここから神のメッセージを聴くことができれば、道も開けるだろう。が、下手をすると致命傷となる。このような場合、まことの謙遜が鍵となる。その時、上からの知恵が与えられる。

夏の終わりに・・・

ついに8月も終わり。窓の外には虫の音がにぎやか。午前中は軽く売りポジションを取り、後は結果待ちということで、午後はプールとサウナ。5,6歳の子供たちがたくさんいて、一緒にはしゃぎつつ、ひと泳ぎ。つい最近までうちの子供たちもお世話になっていたのだが、日の経つのが年々早くなる。で、明日から予備校の後期が開講。体が仕事モードに移行するまで、少々気が重い。

 * * *

今回の選挙、人々の関心は高く、盛り上がっているのは大変けっこう。投票に行くと決意している人も7割ほどだそうだ。しかし、改革、反改革のヒステリックな叫びは聞こえても、拉致被害者のことはほとんど語られない。彼らとご家族の気持ちを思うとき、実に、小泉氏がうらめしい。北朝鮮に2度も出向いたのは歴史的であったとしても、あれも結局はパーフォーマンスのひとつだったわけ?老いた横田夫妻をはじめとして、痛々しいと感じるのだが、小泉氏はどう感じているのだろう?

見てきました、靖国神社

いやあ〜、スゴイですね、やっぱり。外目には神社自体は他の神社と同じです。境内の雰囲気は、私は、実はけっこう好きなんですね。ヨーロッパのいわゆる教会のカセドラルはやたらと高さを競うわけで、装飾もやたらとキラビヤカで、何となく落ち着きません。エルサレムの聖墳墓教会などはちょっと不気味でしたしね。そこいくと神社は建物が低い。装飾も地味で、独特の落ち着きがある。聖霊派の人たちに言わせると悪霊がウジャウジャいるようですが・・・(笑)

面白いのは神社主催で「つのだ☆ひろコンサート」をするんだとか。「メリージェーン〜」とやるのかしらん?ところが「遊就館」に入ってビックリ。まず入り口にはゼロ戦と汽車のC56。本物のゼロ戦を見て、私の心は一挙に童心に帰り、一言、「スゲェ〜」。
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MEMO

下の問題は、どうもブリッジ接続した場合、二つのLANのDHCPからIP設定がされるために、矛盾したネットワーク構成になるらしい・・・。どちらかのDHCPをブロックする必要があるようだ。

というわけで、本日サイトがアクセス不能になることが頻発しました。お詫び致します。

そろそろ秋の声・・・

今これを書いている部屋の窓の外から虫の声が聞こえてきます。早いですね。もうそろそろ秋です。夕方近くの公園をジョッギングしていても、トンボがいっぱい飛んでいたりして、暑い空気の中に秋の香りを覚えます。四季折々、その時その時を主と共に楽しんで生きること。生きることを愛でるというか・・・、慈しむというか・・・。

 * * *

昨日のVPN(SoftEther)ではイロイロ実験していますが、とりあえずチャペルのサーバーに自宅から直接アクセスできるようになったから、サイトの更新もダイレクトにOK。ところがLAN同士をブリッジ結合したら何やらワケの分からない現象が・・・汗。何だ、これは・・・???

まあ、問題が起きてもゆっくりと楽しみつつ解決して行きましょうか。焦るとますます糸がもつれてしまいますから。ふっと力(リキ)を抜くと不思議と解けるものなのです。

ようやく成功^ ^!

このサイトはチャペルのPC内に建ててあるApacheサーヴァーから配信しています。レンタルでは容量が限られており、かつ高く、かつメンテがやりにくいわけ。で、私はチャペルの2台のPCを自宅からリモートで制御しているのです。さらにVPN(Vertual Private Network)によってファイル共有をはかろうとしてきたのですが、ようやく成功。大したことではないですが、けっこうウレシイ。

VPNには方式がイロイロあるわけですが、筑波大1年の登氏が(若干18歳で!)開発したSoftEtherを導入した。彼はこの作品で一躍ネット界の有名人となり、会社を興して幅広く活躍している。これはプロキシ・サーバーやファイヤ・ウォールに穴を開ける裏業的手法で、PC同士、PCとLAN、あるいはLAN同士を自由に結合できる。
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伊豆の湯ヶ島

に行って来ました。いや〜、よかった。白壁荘(※)と言う宿でしたが、なかなか渋い。名前の通り木造にして壁が漆喰塗り。風呂がいくつもあって、ひとつは53dの岩をくりぬいた物(露天)、ひとつはアフリカの何とか言う巨木をくりぬいた物(露天)、そして大浴場と露天家庭風呂。3-4時ごろに宿に入って他の客のいないうちに山を眺めつつ入るのが最高。

http://www.shirakabeso.jp/

食事は懐石風で、イノシシの肉が中々いけた。そして発見したのは、冷生酒に、何とすったばかりのワサビを入れること。ちょっと新宿2丁目系のドスの効いた声の仲居のオバチャン(その系統の方ではないと思うが・・・)が教えてくれたが、これがグー。実に美味い。

『伊豆の踊り子』で伊豆にはまって30年、何十回となく来ているが、じっくり探すとまだまだ新しい発見がある。若い頃は車で走り回ったり、白浜の海でココナッツ香りのオイルを塗りたくってジリジリと焼きながら、ボーっと過ごすのが好きだったが、最近は山系(サラ金のCMみたいに、そのスタイルはもう無理がある・・・)。山のマイナスイオンの香りを味わいながら、なるべくコケのむしたような処を歩くのが最高。

自然も宿もまだまだ開拓できる予感・・・。