日記

ターニングポイント・オヴ・ニッポン

いよいよ選挙まであと1週間。日本の行くえを変える選挙らしいが、関心は高いもの、今ひとつ決め手に欠ける。安倍さんはもう降りてもらった方がよいが、小沢さんの「生活維新」もいただけない。まあ、いわゆるご機嫌伺い的スローガンだろう。ニッポンはもっと強くなるべきで、格差が生じるのは自然の理。聖書にも、持っている者はますます豊かに・・・とある。弱者配慮的国家はイイが、弱者救済的国家は決して立ち行くものではない。

日曜日の午後はセレブのため、録画で観ることにしている番組に「日高義樹のワシントンレポート」がある。今週は横須賀に配備されている米国海軍第七艦隊の取材であった。この番組は実際の船の中や装備を紹介してくれて、ややミリタリーマニアの入っている私的には、艦船の艦橋や戦闘機のコクピットを見るとわくわくするわけ。自衛隊の服装が何となく、ゴジラの防衛隊のノリで、いかにも素人っぽいのだが、米国のそれはピシッと決まって、実に格好がよろしい。

第七艦隊は現在装備が増強され、米海軍の要になりつつあり、北朝鮮と中国の監視に当たっているらしい、海上自衛隊も米軍の一部にすでに実質的にはほとんど組み込まれている。米海軍イージス艦は北のミサイルを探知して、確実に落とせると司令官が自信ありげに話していた。自衛隊も各部署ごとには士気も高く、能力も相当にあるようだが、何しろ憲法9条の呪縛で、動けない。

安倍氏がこれを変えたいとする点は、私も大いに賛成であるが、しかし彼の岸さんの怨念のこもった戦前的な湿っぽい感性でなされることには、やや危険性を感じている。もっとカラっとできないものか。その点では小沢氏の方が理屈が通るのだが、さて、1週間後の今頃大勢はどう判明しているだろうか。ややけっこう楽しみではある。

7月22日メッセージアウトライン
ワーシップ
メッセージ

注:メッセージは刺激が強いですから、つまづきそうな人はご遠慮して下さい^^

PS.昨日のLOVISAは実にイイ。声がハスキーでもあり、ある種の澄み切った透明感がある。JAZZヴォーカルの好きな人にお薦めです。

本日のトピック2題

日本におけるユング派の先駆者である河合隼雄先生が死去(→記事)。氏はユング派の分析家であるが、元々の出身は京大理学部数学科。30歳を超えてからスイスのチューリッヒのユング研究所に留学。分析家の資格を取得された。私の東大医学部出身の知人が河合先生の教育分析を受けておられた。

病んだ人々と関わることはコチラも相当のストレスと傷を受ける事を意味する。彼らのネガティブな破壊的パワーをまともに受けるならば(注)、コチラも決して無傷ではいられない。この意味で心の病を持った人々との関わりは大きなリスクを背負うことを意味する。そこで日本では精神科医はほとんど薬に逃げてしまうわけ。分析家は必ずしも医師ではないので、薬に頼れない分、危険性が高いのだ。

(注)特に病識の欠如した、自分のおかしさに気がついていない人々。最近では人格障害の人が増えている。自分の問題を認識できている人はこの限りではない。

ニッポンキリスト教界でも、さかんにカウンセリングをしますとか気軽に喧伝する牧師だの、カウセンセラーだのがいるが、彼らは自分が"何"を扱っているのか知らないのだ。これらはいわゆる生業にする仕事では決してない。しかし人が変化し成長するのを見ることができるのは大いなる祝福でもある。

 * * *

あのトッチャン坊やの村上氏が地裁で2年の実刑判決。日経紙によると判決を受けた際、顔面蒼白だったそうだ。前に紹介した元特捜検事の田中森一氏も相当にビビッたようだから、エリートを自負する村上氏は無理もない。彼については当初からこう書いておいたが、神は確実に世の権威を用いてご自身の義を実現される。神は決して侮られる方ではない。(→参照)。

段ボール肉まんとダビデ張の真実!

テレビ局のヤラセだったそうです(→記事)。今日、何を信じたらよいのか、と頭を抱えてしまう次第です。

 * * * 

クリスチョン・トゥデイの創始者であり、世界福音同盟の理事でもあり、フラー神学校の教授も務めるダビデ・張氏の偽造履歴の証拠を山谷少佐が提示しています。こちらをぜひお読みください。

ビリーズ・ブートキャンプの効果

午前中、大学の6階のわが部屋が揺れた。前後左右にユーサ、ユーサと。パソコンでテレビを観ると新潟と長野と出ている。田舎に電話するも、何と、かからない。何度かしてようやくつながり、オフクロが諏訪は大丈夫との事。自分のめまいだと思ったとか。やれやれ。しかしあの辺りの断層は相当に歪が溜まっているのか。被害は予想以上のようだ。

で、ブートキャンプ。これは効きますね。「サークル、サークル、サークル」と画面を見るとなんてことはないのですが、やってみるとカナリです。なにしろテンポが思ったより早いため、ついていくだけで大変。バスケ選手である次女も一緒にやっておりますが、彼女にとってもカナリ効くようであります。現在足に集中しており、痛みでガニマタ歩き状態。しかしこれは医学的にもお薦めできるダイエット・メソッドです。

さて来週の補講で講義は終わり、残すは試験のみ。あと一息で夏休みが待っています♪

お知らせ
Saltさんの味わいの深いメッセージは配信用Blogを移りましたが、過去のものすべてがFTPで配信されるようになりました。アクセス法はこちらのメアドまでお尋ね下さい。

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追い詰められたBush

かつてブッシュは勝ち誇ったようにこう言っていた:

"I am a war President. I make decisions here in the Oval Office in foreign-policy matters with war on my mind."

「私は戦争大統領である。私はここオーヴァル・オフィス(執務室)で戦争を伴う外交判断を、私の思いにおいて決定している。」

私はこの発言についてこう評した(→こちら):

彼のうちに働いている霊は、果たして聖霊でしょうか?ブッシュにはすでに神を畏れる霊はない。サタンは「私は高きところに昇ろう、私は自分の御座を設けよう、私は崇められる・・・」として反逆しました。「私は・・・しよう」−これが敵の霊の本質である。

TIME誌の最新記事によると、ブッシュは最近こう発言した模様:

I want to talk about the war we are in,"the President of the United States said in Cleveland,and then he sighed, an exhausted ahhhhhh,"I didn't want to be a war president".

「私は今われわれが関わっている戦争について語りたい」、合衆国大統領はクリーヴランドで口を開いたが、続けて溜息をついた、あああああと。それは疲れ果てた溜息であり、彼は言った「私は戦争大統領になどなりたくなかったのだ」と。

かくして彼は自らの言葉によって自らの内の乖離性を証明してしまったのだ。彼は追い詰められている。

閉鎖でなく開放?

わが耳の異常はどうも耳管閉鎖ではなく、開放の方らしい。後頭部がボーっとして、耳がポコポコ鳴って、歩くとフワフワと雲の上を歩いている感じ。フッーっと気が遠くなるような感覚もあって、何ともフシギな感覚を味わっている。水の中を歩いている感覚と言ったらよいだろうか。周りの音はボコボコ言っており、自分の声が頭の中にこだまする感じ。要するに耳の中の気圧調整が不調なわけ。急激に体重が落ちたときなど、組織の脂肪の量の減少により、耳管が常時開いたままになるようだ。まあ、確かに体重を搾っていますし、体脂肪も結構落ちましたから、その影響だろうと耳鼻科の医師の説明。

しかしこうしてみると人体の構造と機能の絶妙さには驚く次第。ちなみに戦時中東大の生理学教授で、道元の『正法眼蔵』の解説本も書き、文部大臣として悲劇の最期を迎えた橋田無適(邦彦)は、こういった人体の微妙な統合性を「全機」と称している。普段何も意識されない状態が健康なのだ。耳管なんて、解剖学で学んだが、その存在などすっかり忘れていたのだが・・・。目もますます近間がきつくなっているしと言うわけで、50過ぎると何ともイロイロと・・・。まあ、しかしこのフシギな感覚も楽しんでおります。

Congratulation DJ.Jerry

UCLAに留学中のDJ.Jerryがついに卒業!いやあ、快挙です。彼は埼玉大学の物理の出身なのですが、何と西武ライオンズの通訳をして、某予備校を経て、UCLAに。かくしてこの度見事にUCLA卒業となったわけです。帰国後が楽しみですね。

DJ.JerryのLos Angeles Journal

FM三軒茶屋ロサンゼルス支局

やつれた安倍氏

久間問題での彼、髪の毛がほつれて、襟もややヨレヨレと、テレビキャスターに指摘されていた。「改革、改革」の掛け声がやや空回り。ちなみに私自身も、ビデオを花粉症の時期に収録したため、涙目でかなりヨレヨレなのであります。安倍さんもまことにお気の毒と言えるが、参院選までもつかな(→以前の私の予想)。

早寝早起きにシフトしてから、体調はきわめて快調なのですが、どうもプールの水が耳に入り、耳管(耳と鼻を結ぶ管、気圧調整をする)が詰まってしまった模様。常時水の中に潜っている状態で、耳がツーン、頭がボーっとして、何とも気持ち悪い。午後、さぼっていた耳鼻科通いを再開せねば、と。まことの健康とは臓器や器官の存在が意識されないことなのです。

去勢された国の様相

ニッポンは対米関係において、政治的去勢、軍事的去勢、経済的去勢を受けていると前から指摘しているが、その忸怩たる葛藤が、防衛大臣の口から出てしまった。原爆は仕方ないと。しかしそれを諌めた安倍氏も「アメリカに謝罪を求めるのではなく、今後の核拡散を防止する事が大切だ」と逃げているではないか。もはやニッポンは主権国たり得ないのである。

 * * *

一方で中国が問題を次々に起こしているが、レアメタルを巡って、中国が戦略を強化しているらしい。対するニッポンはまったく無策状態。価格が3倍にも高騰している背景には、中国の投機筋の暗躍があるとのこと。やはりこの国は目覚めさせると世界にあらゆる領域のバランスを崩してしまうのだ。モラルもまったく欠如したままに・・・。

 * * *

長女の小学校時代の同級生がネット上にて自殺を予告して、そのまま昨晩自殺してしまったとのこと。彼は某都市に在住のため、友達が親御さんに報告したらしいが、間に合わなかったとのこと。長女もつい最近同級会で親しく話をしたらしく、ややショックを受けている。居場所がないと訴えていたようだが、ご両親のお気持ちがつらい。自殺者数15年連続3万人を継続するが、この自殺率は先進国でNo.1。HIV感染者増加率も先進国でNo.1。もはやあらゆる面で去勢された国なのかも知れない。

試験と言うもの

本日は花の金曜日でしたが、午後は営業。高校を数校訪問。こうやってあちこち回って見ると、私立校はとても対応が良いのに対して、県立高などはダメですね。特に大したレベルでもない中程度のところが何とも教師の質が悪い。

下の鈴木宗男氏の本によると、官僚の質の低さがこれほどまでかと溜息が出るほどだが、彼らは東大法学部を出て、国家公務員T種(昔の上級)や外交官試験を通っているエリートなわけだ。いわゆるキャリア組。彼らはこの試験の成績のみでほとんど人生を運命付けられる。

しかし年齢と共にイスが減るために、外へ出される(あるいは、出る)。これが天下り。うまく大学の教員とかになると平和に余生を送れるわけ。かくして数年間づつ関連の諸団体を渡り歩くと、退職金だけで数億円の手にすることができる。しかしその道に乗れなかった人々は、延々と働けど働けど年収数百万程度で呻吟する人生を送る。明日の身も補償されぬままに。

つまりはニッポンはそのようなシステムになっているからだ。その「物差し」はひとえに試験の成績。若干18,19歳での試験が後の全人生を決める。私は受験競争を否定しないし、実際もっと競争を過酷にすべきとも思っている。いわゆる「ゆとり教育」で学力が惨めなほどに落ちているのが現状。勝った者がそれなりの待遇を受けることも大いに賛成だ。が、今のニッポンは勝者が落穂すらかっさらっていくのだ!金も、地位も、さらに機会すらも。

イザヤさんのリンクを読みますと、司法試験の勝ち組による司法運営がおかしくなっていると指摘されていますが、まさにそのとおり。結局は法理論の運用技術の前にそもそもコモン・センスが欠如しているわけ。あるいは今回の21名の弁護士たちのように、コモンセンスを欠いて法理論の運用技術だけになる倒錯現象が見られる。そして今回の検事長までやった緒方元長官の詐欺事件。元特捜検事の川上氏が、解せませんねぇ、と頭を傾げていたが、前代未聞の事件。

山谷さんによると、神学的には法的衡平感覚としてのコモン・センスは神が与えたものとされるらしいが、人間であれば誰もがフツウに持っているはずのコモン・センスが、どうも誰もがフツウに持っていないようなのだ。そして勝ち組と言われる人々に特にこの欠如が目立つ。試験を潜り抜けたために磨耗してしまったのか、そのようなものを持たない者が試験で勝ち得るのか、鶏と卵みたいなものだが、とにかく欠如している。

そしてこれはニッポンキリスト教においても言える。牧師らがオカシイでしょう?神学だとか、リバイバルだとか叫ぶ前に、コモン・センスの涵養こそが今必要なのではないだろうか?まあ、再建主義のように自然法を認めないと言うのであれば、これはもうどうしようもないわけだが。

大脳生理学的には、知・情・意のバランスに他ならない。つまり大脳皮質・辺縁系(偏桃核)・前頭葉連合野のバランスの取れた活動である。どうも官僚の世界も、ニッポンキリスト教の世界も、試験勉強や神学勉強において先鋭化することにより、この絶妙のバランスがどこか壊れてしまうようだ(→「閉鎖社会の共同幻想に思う」)。前から牧師たちの人格テストを行ってみたいと言っているが、ついでに官僚や牧師らの脳機能のテストをしてみたいものだ。

レス機能について

先週末からスパム対策でレス機能を停止したところ、メールで対策をご教授いただきましたが、どうもヴァージョンが違うためにできないようであります。というわけで、レス機能を恐々と再開してみます。

山小屋の二日間はきわめてゆったりでしたが、ぎっしりと内容が詰っておりました。結論的にはMr.Sugarとemiさまにお任せして、私は手抜きを・・・。

自己複製現象

KF バイブルカレッジという「交わり」

しかし、最近の諸々の事件については、書く気も失せてしまった。

@福島山小屋(続^3)

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続き^3・・・

@福島山小屋(続^2)

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続き・・・

@福島山小屋(続)

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同じく2日目・・・