* 旧Dr.Luke的日々のココロ *
BBSにもありましたが、また集団自殺。年齢も性別もマチマチで、おそらくネットで知り合った人々でしょう。
この前久々に電車に乗ったときに感じたこと−みんなケータイを見つめていること。ホームを歩いている人も、ケータイを見つめつつ。周囲にはほとんど関心がない様子。ほとんどヴァーチャルな世界に生きている。
ネットで生き生きする人々がいるが、たいていリアルの世界では普通でない。不気味な世界になってしまった。フリーター200万、ニート70万、引きこもり100万、失業者350万、国と地方の借金850兆−これがニッポンの実態。
本当にどうなるのか・・・マジで考えてしまいます。
再建主義の富井氏がとても重要な論点を提示されている:
http://www.path.ne.jp/~robcorp/bbs/wwwboard.cgi
いわゆる心神耗弱者の罪に対してその罰を減ずることは神の十字架の否定であると言われる。この分野は司法精神医学と言われるが、心神喪失者の罪は責任能力がないとして罰しない、心神耗弱者の罪は責任能力が弱いとして罰を減ずる。このために鑑定医による精神鑑定がなされるが、その結果が実は宮崎事件でも分かるとおり、鑑定者によってマチマチ。さらにその医学的診断結果を評価するのは裁判官の良心と心証に任せられる。果たして責任能力の有無を人が評価することができるのかどうか、かなり深刻な問題である。
今回の幼児殺人の被害者と家族に対して、どのような救済があり得るのか・・・。富井氏の言われるとおり、天秤が一方に偏っている感じは否めない。
偽札、偽コイン、偽ビール券、偽本マグロ、偽首都高速券、偽ハイウェカード、偽銀行カード、そして振り込め詐欺・・・。
子供殺し−幼女殺人に通りすがりが11ヶ月の子供の頭にナイフを突き立てる・・・。
やりきれない・・・。
やれやれ、教書演説では力による自由と民主主義の守護者として、自信がみなぎっていました。イランとシリアあたりがテロリストの温床として次回候補のようですね。
イラクではシーア派とスンニ派の分断で内戦が心配されるようですが。
やはりどうみてもコワイです・・・。
昨日ちょっと書いたのですが、気になったので一時削除。修正します。
娘ふたりは主の導きで現役でミッション系大学へ入れました。これは私たち夫婦の祈りのイメージどおりに主が答えて下さいました。問題は息子です。
で、今回プロジェクトZを立ち上げました。東大または医学部合格のためのプログラムです。鍵はモチベーションですが、彼は財前五郎にアブナイ魅力を感じているようですので、そのあたりをくすぐっています。
私の「大リーグボール養成メニュ」をこなせばかなり行けると思っているのですが。本人もこの数年で自己管理と自己メニュに従ってのトレーニングによって、かなりのボディビルができていますから、モチベーションさえ高まれば勉強も行けると信じています。
もちろん、願いを起こさせ、それを実現へと至らせるのは神ですから、主の御心がなることを第一としますが、超霊的になってはなりません。人の側の責任を着々と果たすこと。このバランスが鍵です。さあ、あと2年間でどこまで飛べるか、親子鷹。
* * *
連続入試は本日で終わり。疲れました〜。試験監督2時間と、面接20から25名。ワンパタンの回答を忍耐強く聴く。ふう〜。
今日も(そして明日も)入試業務。再度電車で都内某予備校へ。で、帰りにまた原点を確認すべく、渋谷で下りて、井の頭線にて東大駒場前で下りる。
そう、ここは東大教養学部キャンパス。駅から下りるとたちまちあの時代がフラッシュバックする。若いエネルギーを持て余し、注ぐ対象もよく分からず、とにかく空回りしていた。
よく講義をサボって、悪友たちと渋谷センター街(今はコワイが、昔はのどかだった)をブラブラ。当時はインベーダーゲーム全盛で、喫茶店で無為な時間と金をつぶしたものだった。
中村雅俊の「俺たちの旅」そのまま。汚いジーンズと、ボサボサの髪で(当時は豊かで、パーマをかけていた)、馬鹿なことをしながら、フラフラ・ブラブラ。・・・当時の親父の姿も思い起される。
* * *
それにしても面接の返答が何でこれほどにパタン化されているのか。マニュアル本まで共通のようだ。たまに、バスケをやっていた生徒に、私の娘もバスケで国体に出たことを話すと、「マジっすか!?」と言って、「あ、すんません・・・」。私たちはこんな自然な会話をしてくれるとホッとするのだが。
本日は都内の某予備校校舎を借りての入試。何年かぶりで電車に乗る。いつもの通りの手順で入試を終え、帰りに大森に降りる。大森は私の父と母が所帯を構えた地であり、私の誕生の地にして、田舎に引っ込んでから大学で出て来たときに下宿生活(4畳半)を始めた地でもある。つまり原点。何も持たず、何もないままに、着の身着のままに人生を始めた所とも言える。
5歳まで大森におり、当時の記憶はけっこう鮮明に残っている。一度田舎に引っ込み、また19歳で出て来たが、その当時の下宿を訪ねてみると、これが立派なマンションになっていた。しかし5歳まで住んでいた大家の家はほぼそのまま。懐かしさがグッと来る。路地もほとんど変わっていない。裸で始めて、裸で去っていく人生。いつも原点に立ち返っていないと、自分の足元を見失ってしまいそうになる。
なぜ今回大森に降りたのか。それは数日前お袋から聞いた死の3日前の親父の言葉に深いショックを受けたからだ。妻と娘の前で大声をあげて泣いた。これはしばらく私の心の中で消化するのに時間がかかりそう。原点に戻る必要を痛切に覚えさせられた。親父の救いには平安があるが、できることなら、今一度親父に会いたい。
イラクの選挙は自爆テロなどで案の定。どうやって収拾するのか。候補者が名乗りを上げないで、誰にどうやって投票するのか。ラムズフェルドは「やらないよりまし」と言っているが、何と言う無責任。彼らには「自由と民主主義」ではなく、「善良な独裁者」がいればいいのだ。何しろ「千夜一夜物語」の人たちだから。ああ、これ以上の血が流れることに対して、私はもう目をつむってしまいたい。
いよいよ、あすイラクの選挙の日。皆様に率直にお聞きしたいです。「あなたは投票に行きますか?」
テロリストたちは虎視眈々と選挙の妨害を企てています。選挙に行くことはただちに命を賭けることを意味します。ブッシュの宣言する「自由と民主主義」のために・・・。
本当に「強制された民主化」のために命を賭ける必要があるのでしょうか?・・・私はふと考えています。多分私は行かないかもしれない、と。命をかける対象はもっと別にあるのでは?と。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000028-san-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050128-00000025-mai-int
ちょっと怖いと思いませんか。表向きは「自由と民主主義」ですが、その霊が怖い。どうも今後の4年間はこれまでの4年間より、「自由と民主主義の砦」と叫ぶライスに象徴されるように、さらにヒステリックになりそうな予感。すでに主義主張の争いではなく、水面下でやはり霊の争いが起きている感じがする。それが単純に<アメリカ=自由と民主主義の牙城=神の側>とは言えないところに問題の複雑さが潜んでいます。敵は光の天使にマスカレードできますから。
6chの筑紫さんの特番は面白かった。ブッシュの生い立ち、スカル&ボーンズとの関わり、福音派との関係など。この種の話がTVのゴールデンタイムで取り扱われるのも、ブッシュならでは。
イラク戦での情報戦略(ヤラセ)の裏話などもレポートされていた。もう少し突っ込んで、アメリカの隠れた権力構造も暴いて欲しかった気がするが・・・。
それにしてもロシアのプーチンの沈黙が不気味。ウクライナ選挙ではアメリカに見事にやられていますからね。この4年間はほんとにワクワク・ドキドキしますよ。
■田中レポートより−
国務長官に就任するライスは、米議会での公聴会での発言で「悪の枢軸」を拡大し、イラン、北朝鮮、キューバ、ミャンマー、ベラルーシ、ジンバブエの6カ国を「いまだに圧政の国々」(outposts of tyranny)と呼び、これらの国々は強制民主化が必要だと主張した。
<強制かつ民主化>とは?自己撞着してることに気がついていない、このエリート才女は。
幻想をいだいた世界の保安官大統領と聖書的幻想をいだいた福音主義者たちは、これから4年間で何をなすというのか?しかしこれもすでに計画通りであったなら・・・?