日記

二十世紀少年完結編

アップロードファイル 27KBが出た模様。娘が買ってきたようです。いやあ、この漫画は実に見事にマインドコントールされたカルト集団のあり方を描いております。ニッポンキリスト教ベッタリのクリスチャンよりも、世の人の方がはるかに正常であると私は感じております。

今のニッポンキリスト教も、このような雰囲気に段々となりつつある予感がしております。とにかく「リバイバル」が水戸黄門の印籠になりまして、それに異議を唱える者、あるいは油注ぎの器などを批判し、従わない者はただちに"ケンヂ"のような反逆者となるわけです。これが西洋版になりますと『キングダムロスト』の世界になるわけです。トランスフォーメションだの、パーパスドリブンだの、どうも私は怖い。

私などもすでに"ケンヂ"的レッテルを一部では貼られているようでありますが、徴や不思議を追っかけ、人を奉り、器を崇め、ヒン様などに群がる自分で考える事を止めた規格化されたクリスチャンのあり方は実に怖いものがあります。

真相はどこに?

やっと金曜日の午後を迎えんとしています。明日は久しぶりに休み。いつながらiTunesのネットラジオで、今はクラシックを聴いております。

それにしても今回のクリスチョン・トゥデイは、どうも三文ジョークのようですが、安倍さんの方は顔を引きつってきているようです。立花隆氏による日経BPネットの記事をご紹介します。彼の顔つき、ますますよくないですね。果たして真相はどこに・・・。

松岡大臣のジレンマ

亡くなる前の最後の晩餐を共にした鈴木宗男氏が、松岡氏が、すべてを語りたかったのに、"上"から止められていたと語っていたことを証言している(→記事)。果たして"上"とはどのようなスジでしょうか?大臣をコントロールできるお方ですね。ちなみに安倍氏はなぜかやたらと松岡氏をかばっていたわけで、これだけ見ると、何ともすばらしい上司のように見えるのですが・・・。前にも書いたが、この安倍氏の裏はどうもけっこう黒いような悪寒予感がします。すでに自殺者が二人も出ているわけですが、ぜひとも真相を暴いて解明して欲しいものです。

CTの不可解性の理由

クリスチャン新聞とリバイバル新聞が再度記事を書いた模様。ところが、CTはクリスチャン新聞に対しては抗議を入れ、要求を呑まない場合は法的手段を取ると威嚇しているが、他紙には何のお咎めもなし。山谷氏は実に不可解と言っておられる。これが下にも書いたエディプス葛藤のなせる業なのです。

つまりCTは事実に即して動いていません。彼らの内的世界(内部表現)に基づいて動いているだけなのです。これが世間との齟齬を生み出しているわけですね。私がこれだけ彼らの"名誉毀損"をしていても、私に対しても何のお咎めもなし。ここでのポイントは、彼らの葛藤を炙り出すキーワードは「クリスチャン新聞」と「OCCビル」にあります。

フロイトは患者が幼児期の性的虐待の経験などを報告しても、それが患者の記憶が作り上げた幻想である事を見出しました。しかしそれが現在の病理のルーツになることも。つまり人は客観事実によって生きるのではなく、内的事実(客観的事実とは異なっていても)に従って、それに対して反応するものなのです。現在CTにおいてはこれが展開しているわけです。

それにしても一連の経過においてクリスチャン新聞の根田氏が「これまでも当社に対する事実無根の疑惑を主導してきたとされ、今回の報道に関しても、その延長線上にある行為と言わざるを得ません」とし、同氏が裏で糸を引いているとする彼らの主張を診る時、相当に彼らの内的状態が重篤であろうと推測できる次第。まあ、一言。報道機関の体をなしていません。これはぜひ裁判して欲しいものです。きっと東京地裁の歴史に残る裁判となることでしょう。

(陰の声:それにしてもCTは読み通りの動きをしてくれますし、自縛路線を歩んでいますね。)

男の脆さと女の情念

アップロードファイル 74KBSaltさんも書いているが、何も同じ日に自殺が重ならなくてもと思う。ZARDは病院関係者の間ではやはり自殺の可能性が大であると(→記事)。下にも書きましたが、同じ自殺と言っても、男の脆さは去勢不安によります。松岡さんはまさにその適例。対して女の場合は去勢不安がないわけで、よってもっと情念が関係するのです。あるいは男の自殺原因はある意味で単純にして幼稚。女性の場合は深いのです。・・・と言うわけですが、これ以上死者を分析するのはやめて置きましょう。

松岡大臣自殺!

RSSで流れてきたのですが、いやあ、ビックリです。この人顔がどう見てもそれ系でしたが、案外気が小さかった!?

前に安倍氏については、周囲がそれ系が多いから案外脆いかもと書いたが、その周囲がこんなに脆いとは。

<松岡農相>首つって自殺図る 安否不明 赤坂議員宿舎で (毎日新聞)

この後、講義で学生に質問してみました。「君たちぃ、今日大事件あったの知ってる?」。女子学生「知ってるぅ〜、ザードが自殺したあ〜」。小生「はあ〜、ザードって何ぃ?」。「ええ、センセイ、知らないの〜」。小生「知らないよ。あのなあ、松岡大臣が自殺したんだけど、松岡大臣って知ってる」。学生「知らない〜」。彼らの世界とわが世界のギャップ。これが今日の大学生でして・・・。

ZARDって、初めて聞きましたが、癌だったそうですね、この女性ヴォーカリスト。転落死となっていますが、自殺のようです。昔あのX-Japanのヒデが自殺しましたが、私の娘たちの女学校の女性教師が彼の従兄弟でして、あれは私も知っているのですが・・・。

仕事、ラストでした

土曜日の仕事は今日でおしまい。朝から4時までと。帰り道、四谷の裏道をブラブラしていると、何と三代目鯛焼き屋があるではないか。風情のある店構えに、何とも香ばしい香が・・・。甘い物には目がない私は、誘惑に勝てない。つい一匹(個じゃなくて、匹なんだそうだ)、128円。あんこが実に豊富。自販機で濃い生茶を買って、大通りを歩きながら、ハフハフと(熱いのだ)。餡の甘さとお茶の渋みが実にいいハーモニー。小市民Dr.Lukeとしてはささやかなシアワセを覚える瞬間。

四谷はまあ、カトリックのメッカでもあり、目の前にははしか騒動の発祥地上智大学と、右手にはドン・ボスコ社。ドン・ボスコ社を鯛焼きをほふりながら覗いたが、やはりマリア像がいっぱいあると、ややびびる次第。私はマリア崇拝なのか、マリア崇敬なのか、あるいはマリア贖罪なのか、といったどうのこう神学論議はご遠慮したいが、精神分析的にはエディプス葛藤に対する母性の介入による一つの回避の方法だろうなとか考えてしまうのだ。カトの皆さんに怒られるかな?でも、ブラザー・ローレンスやマダム・ギヨンは愛読書ですよ。

で、帰宅してバルコニーにデッキチェアを新調したので、横たわってしばし太陽光を浴びる。空が広い・・・。そして筋トレ。大胸筋と大腿筋、上腕を中心に。筋肉がパンプアップする(腫れ上がること)感覚が何とも言えず快感。次にプールとサウナ。いつもどおり、キンキンのサウナで汗を搾り、冷たい水でしめる。これがまた実に快感。疲れたときにはゴロゴロするよりは、むしろ体を使った方がよい。

最後は真澄。今日は純米吟醸あらばしり。先週の辛口生一本はさわやかで、キレがいいが、あらばしりはやや甘口で濃厚芳醇。料理もそれにまけない濃い目が合う。あんこ物も好きで、ポン酒もイイと。まあ、私は音楽もそうだが、雑食だ。かくして映画を観ていないので、やや禁断症状が出ているが、来週はいける^^

しかし1週間が経つのが早い・・・。

閉鎖空間で起こる事

前にもニッポンキリスト教は閉鎖社会の中の閉鎖社会であると言いました。閉鎖空間では容易に倒錯現象が起こることもすでに何度も指摘しています。最近では2ちゃんねるあたりのサイバー空間も同じです。これを「カプセル化現象」と私は言っています。外部との没交渉により、カプセル内の価値観とプロトコルがすべてとなってしまい、自分が倒錯している事に気がつかない病理です。これが昂じるとパラノイド(被迫害妄想)などを引き起こします。

最近、そのひとつの例として、ローカルチャーチで起きている現象を紹介していますが、実にその病理の典型的な症状を呈している文書をご紹介しましょう。要点は、二千年のキリスト教の歴史において、各時代にひとつだけ神が是とする・ミニストリーがあり、現代においてはそれはウイットネス・リーのミニストリーであって、それ以外のミニストリーは神の敵の仕業による、とする内容です。こういった文書をネット上で公開してしまう精神状態をむしろ心配します。

"ブレンドされた兄弟団"によるタイタスの糾弾理由

ボクは保育士さん?

3限の英語を終えて自室に戻る途中廊下を歩いていると、いきなり「キャー、先生だあ!」と黄色い声が響いた。「何だ?」と思っていると、2年前に教えたクラスの子達がドドドっと押しかけてきた。保育士コースの子達で、明るく、人懐こい連中なのだ。「ハーイ、元気ぃ?単位取ってるかあ?」と声をかけると、「先生、あたしたちぃ、3年になったよぉ」と無邪気に答える。今日、大学1年生は小学13年生なのだ。心の中で「う〜ん、僕は保育士かな?」と思いつつも、まあ、こうして女子学生に囲まれるのも悪くはない。KFCはどちらかと言うと平均年齢が高いのでありますが(Sorry)、大学ではこうして若い連中からみずみずしい感性をもらっているわけです。お陰さまで歳の割りに若くいられるのかも知れないなあ・・・(と勝手に独り言)。

営業な一日

午前中横浜のある県立高校訪問。そこで学生が教育実習を受けているため、「教育実習指導」と称する挨拶回り。まあ、高校の先生とイロイロ話すのもそれなりに楽しい。この学校は「総合高校」と称し、要するに従来の普通校と商業/工業校とはまた違ったカリキュラムを組んでいる。何と情報科学や英語以外の語学は解るとしても、料理に、将棋に、釣りに、さらにはゴルフに・・・と。これで単位がもらえるのだ!?驚きましたね。

むしろ私立校は進学率で勝負、つまり偏差値の物指しがすべてなのですが、県立あたりでは危機感からか、生徒集めのためにこういった「工夫」をしているらしい。平成22年までには、臨教審の方針に則り、こういった体制が完備するらしい。

しかし問題はこれが社会のニーズにどう応えるかである。「遊び」を学んで、そういった高校生が社会で役に立つか?と。私はまず基礎科目をキチンとこなせよ、と言いたいところ。分数の計算ができない大学生がいたり、日本語が通じなくなっているわけで、そっちをまずは何とかしなくてはね。

これはニッポンキリスト教界も同じ。変な神学を教えたり、クリスチャンぽい振る舞いを仕込む前に、まずエジプト(世)で生きられるように、キチンと勉強させなさいって。この業界でしか生息できない若者が増える事は恐いです。

と、苦言を呈していたら、何と14歳の高校1年生がゴルフツアーで優勝とか!?タイガー・ウッズをも超える快挙らしい。私は友人のゴルファーに、「穴ぽこに玉を転がして入れて、何が面白いのか知らん」と言って、「あなたっねぇっ、ゴルフは人生ですよっ!!!」と怒られた口なので、よく分からないのですが、やっぱりすごいんでしょうね。人生イロイロ、高校もイロイロ。ついでに教会もイロイロ。

アップロードファイル 27KBで、お昼まで彼の実習を見守り、大学へ。時間がないので、再び、東京湾横断道路を通行。相変わらず車は少ないが、天気がよかったので、中々気分が良かった。しかしどうみても20分程度の道程で3,000円はおかしい。ま、今回は大学の経費だからいいんだけど・・・。帰宅は湾岸を走りましたので、何と東京湾を一周と言うわけ。疲れましたが、風呂上りのビールが旨い!

仕事の後は・・・

アップロードファイル 5KB本日も午前から午後4時まで仕事。5時半ごろ帰宅し、筋トレ、そしてプールとサウナ。疲れた体はサウナでキューっと搾るのが一番よろしい。加えて冷たいプールでまたしめると、これでスッキリ。

で、その後はわが故郷は諏訪の『真澄』ブランドの冷酒「プレミアム辛口生一本」。昨年暮れに箱根で買ってきた檜の"ぐい飲み"で飲ると、これが実に美味。私は下戸であるが(だからエコノミー)、味は判る。いろいろ飲んでいるが、お世辞ではなく、信州の酒は実に美味い!生きててよかった、と思う至福の瞬間。

霊的フェーズが変わってきている

アップロードファイル 17KB本日は大学からの帰宅途中、いつもは湾岸を走るのだが、逆周りでアクアラインを走ってみた。通行料が倍になるが、たまにはよいものだ。まあ、車がほとんど通行していないが、海ほたるでちょっと一服。が、強風のため、一服できないで早々に退散。それにしても千葉側は相変わらず寂れている。

 * * *

愛知県の立てこもり発砲事件で、若干23歳のSATの精鋭隊員が流れ弾を受けて死亡。防弾チョッキの隙間から入った弾が心臓の大動脈を損傷したらしい。9ヶ月の赤ちゃんがいたとのこと。パパは英雄として死んだことをせめても、としたい。

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1歳の子供をバイクのヘルメットの収納ケースに閉じ込めて父はパチンコ、母は買い物。で、子供は死亡。遺体の処理に困り、友人に相談したら、コンクリ詰めにしろとのこと。結局、裸で山中に遺棄。なんじゃ、これは!

 * * *

例の母親の首を切断した高校生はマリリン・マンソンの影響を受けていたとのこと(←警告!気味が悪いですから、開く際には注意して下さい。)。右腕を切断して、白のペンキを塗り、植木鉢に"飾って"いたそうだ。これはマンソン流の"ART"である。ある種のフェティズムとも言えるが、すでに人間の尊厳に対する意識はない。彼にとっては、母親の遺体は単なるオブジェと化していたのであろう。

マンソンについてはコロラドの高校での射殺事件の時に私も触れている(→こちらこちら)。彼はステージ上で聖書を破き捨て、イエスに対する冒涜的行為をあえて行う。彼の撒き散らす霊は人間の尊厳を踏みにじるものにして、きわめて悪魔礼拝的である。

今回の事件は、あのサカキバラの事件とはまたひとつ違った、より深い霊的なフェーズ(相)に入り込んだと思われる。思いのほか、敵の霊による侵食が蔓延しているのだ。問題は、今後、この手の事件が増えること。いや、すでに潜在的にはあるのだが、これが顕在化すること。従来の警察では対応できない犯罪である。

ちなみにマリリン・マンソンの意味は、悪魔教会の会員であったマリリン・モンローとシャロン・テート事件のカルト教祖チャールズ・マンソンから取っている。

少年たちの心の闇を探る

低フラット化するニッポン

アップロードファイル 9KB東京都の世帯収入の統計によると、500万未満の世帯が過半数を超えたとのこと(→記事)。一方で億単位を手にする人たちも極少数いるわけだが、この円グラフが今の日本の真実を語っている。

先に紹介した『フラット化する世界』の指摘するとおり、社会はネットと言う誰もが勝手にモノを言える手段を得て、便利になるどころか、実は下へ下へとフラット化している。例えば都立高の地盤沈下の歴史を見れば分かる。ゆとりの教育ですでに教育現場はボロボロ。

その中で非埋没的意識を持っていた者は上昇できる。かくして格差が生まれる。問題はそれが水平的に広がるだけではなく、垂直的に伝えられること。好条件を得ている家庭の子息はまたそれを受け継ぎ、好条件を獲得するが、一度フラット化されるとそこから這い上がるのはほとんど困難となる。

安倍さんの語る「再出発」などは実は絵に描いた餅。かくしてフラット化された人々は妬みとつぶやきに終始するが、社会の健全性にとって庶民の妬みがもっとも危険。その大きな一つの兆候が「2ちゃんねる」みたいものが蔓延ること。かようなものが力を持つに至る日本の将来は、結局自分の首を絞めるだけであろう。これは庶民の妬みに迎合したマスコミがバブルを悪として騒ぎ立て、政府もそれを真に受けて、総量規制によってバブルをつぶした後、90年代がどうなったかを振り返れば分かる。

養老先生と禅師が、「まことの自由は不自由の中にある。個の確立していない日本では今の"自由"はむしろ個を失わせる。個がなければ公もあり得ない」と指摘するとおり。このような国を維持する道は、ずっと以前に書いてBBSにアラシが入ったが、あえて繰り返そう:20%のエリートを作り、彼らを業績に応じて厚遇すること。そしてそれを獲得するチャンスを残しておくこと。昔の旧制高校のような存在である。しかし不幸なことには、80%が20%を引き下げてフラット化するのが現在の日本。

元々個のない国に、格好だけ"自由"と"個の教育"なる幻想を持ち込んでしまったことにより、真の自由と社会までも消え行こうとしている。これによって言葉からして共有し得なくなり、個のない"個"は自閉性を高め、その妄想を膨らませる。それをまたネット上で共有する。そのような中から今回の頭部切断、さらに腕も切断していたようだが、こういった事件が増える。

昔、大宅荘一がいみじくも指摘した―『一億総白痴』と。そして三島も予言した、「いずれ極東に中身の空疎な経済大国ができる」と。Dr.Lukeとしてはこう言いたい―『一億低フラット妄想化社会』と。

ことばがありません;;;

高校生が母親を殺して、頭部切断。その模様を2ちゃんねるに書き込みした可能性が浮上(→記事)。

赤ちゃんポストに3歳児が捨てられていた!?

海に妊婦の死体。夫が逮捕されたとのこと。

東大教授が痴漢で逮捕!?

どうなっているのでしょう、今のニッポン。われわれは専門用語でイロイロ解説はできますが、しかし本音は・・・、いわく不可解。藤村操の気分です(汗)